ネコたちの雑談~言いたいことが尽きません~

きゃまっこ

エピソード2 時間(脚本)

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〇カラオケボックス
  注意!!
  本作品はあくまでも猫たちの雑談です。
  猫たちが話題に挙げていることは、その事 情をよく分かっていない上で、持論を展開 しています。
  深く考えずに読んでほしいです。
  エピソード2 時間
パンプキンテッテ「にゃー!本当に頭にくるのにゃ!」
イチゴローラ「マイクを持ちながら大声は出さないでください」
パンプキンテッテ「あっ!ごめんにゃ!」
イチゴローラ「それで、何をそんなに怒っているのですか?」
パンプキンテッテ「いい加減に仕事した分だけ寝かせて欲しいのにゃ!」
パンプキンテッテ「んで、1週間に必ず休みは2日付けなくてならず、残業は違法というルールを作るのにゃ!」
イチゴローラ「また、凄いこと言いますね」
イチゴローラ「多くの場所からバッシングを受けそうなルールですね」
パンプキンテッテ「てか、規定仕事時間を毎日6時間、残って仕事をしても良いのは2時間、とすればやる気が起きるのにゃ」
パンプキンテッテ「大体、残業当たり前、っていう風潮を無くして欲しいのにゃ」
イチゴローラ「残業はその日のノルマが終わらないからやるのです。 命令ではないのです」
イチゴローラ「残業が当たり前という風潮は確かに良くないかもしれませんが、逆に残業=悪みたいな方程式も良くありません」
パンプキンテッテ「そもそもその日のノルマって、1日で終わらないような量を押し付けているんじゃないかにゃ?」
イチゴローラ「そうですね 全く無いとは言い切れませんが、やはりその日に終わらせるべきものは義務として残って終らせるべきでしょう」
イチゴローラ「仕事の量については、それぞれで違いがあるのでどうも言えませんが・・・・・・」
パンプキンテッテ「はっ、それぞれの仕事スピードを見抜けないような者や手伝ってという押し付けする者はやめろにゃ!」
イチゴローラ「だから、マイクに向かって叫ばないでください」
パンプキンテッテ「とりあえず、仕事規定時間が6時間より多かったらブラックと認定するのにゃ!」
イチゴローラ「現在の規定では8なのでどこもそんなことできませんよ」
パンプキンテッテ「残業を合わせて、1日8時間になるのにゃ」
パンプキンテッテ「大体学校は授業終わったら帰る者をいれば、部活やただ駄弁っているだけの者もいるのにゃ」
パンプキンテッテ「それと同じだにゃ」
イチゴローラ「社会と学校は違いますからね」
イチゴローラ「そんなこと言っているのは良くありませんよ」
パンプキンテッテ「なぜだにゃ?」
パンプキンテッテ「大体、たくさん働かせて給料がでないのも、働く規定時間が1日の内1/3時間あることも、どちらもブラックにゃ」
パンプキンテッテ「これは学生気分が抜けないから言う文句ではなく、自分の精神を守る防衛本能と言って欲しいのにゃ」
イチゴローラ(んー、ある意味で大事な主張ですね)
イチゴローラ(しかし、パンプキンテッテさんの提案を受け入れるとすると、経済が回りづらくなる可能性が高いです)
イチゴローラ(時間と経済の均衡を考えると『今すぐ』なんてこともできないでしょうし)
イチゴローラ「んー、こればっかりは全ての働く側がストライキでも起こして、労働時間の是正を訴えなければなりませんね」
イチゴローラ「また、時間を減らしたことで、経済が回らない事態になる、という想定を考慮しなければなりません」
イチゴローラ「その上で、時間と経済の均衡を保つために、どのようなルールなら双方が納得となるのかを模索する必要があります」
パンプキンテッテ「うー、道のりが長いにゃ」
パンプキンテッテ「とにかく体力より精神を回復できるように努めることが、この世の中で必要なことだって主張したいのにゃ」
イチゴローラ「するなら、同士を集める作業からですね」
パンプキンテッテ「にゃ~!!!」
イチゴローラ「叫ぶ時はマイクを下げてくださいね」
  エピソード2 終了

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