金を稼げっ!-勇者なります-

ビネガー

金がねぇ!世界があぶねぇ!ー世界はお前が救うんだよっ!!ー(脚本)

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〇島国の部屋
カネリ「今日も金欠・・・ 今日の朝も昼もモヤシ・・・うぅ・・・」
カネリ「ほんとに賭けでもいいから 一攫千金狙える職とかないかなぁ・・・」
ミラリ「ありますよ!」
カネリ「わぁぁ!?」
カネリ「誰!?妖精!?」
ミラリ「そうです・・・ 私は妖精・・・ミラリと申します」
カネリ「この子を売れば・・・ふふふ・・・」
カネリ「ねぇねぇ妖精さん! このカゴに入ってみない? 楽しいと思うんだけどなぁ・・・?」
ミラリ「えぇ・・・怪しい・・・」
カネリ「大丈夫!大丈夫だから!!」
ミラリ「仕方ないですね・・・ その代わりちゃんと話聞いてくれるなら・・・」
カネリ「うんうん!聞く聞く!」
  ガチャリ・・・
ミラリ「それで・・・話なんですけど・・・」
カネリ「おっしゃぁ!!今日は焼肉だぁ!!!」
ミラリ「ええぇ!?!?!?」
ミラリ「ちょ!?ちょっと!? どうして!?豹変ぶりが怖い!?」
カネリ「焼肉♪焼肉♪」

〇古書店
カネリ「すみませんー?」
カネリ「売りに来たんですけどー!」
カネリ「いないのかな?」
ミラリ「おぉい!?」
ミラリ「待って!?売るつもりだったの!? 私の人権は!?」
カネリ「えぇ・・・だって金欠すぎて 最早お金になればなんでもいいやって・・・」
ミラリ「だから話を聞いてください!」
カネリ「うーんまぁ店主が戻って来るまでね・・・」
ミラリ「まず私は妖精ミラリです」
ミラリ「この妖精女王です」
カネリ「ヨウセイジョオウ?妖精女王って伝説的なやつじゃなかった?」
ミラリ「そうです ですがココ最近『魔王』の力が戻ってきていて・・・世界が大変な事になるとの予言が・・・」
ミラリ「だからこそ私が魔王を倒す『勇者』を見つけようとしたのです! それがあなた!」
ミラリ「カネリ様です!」
カネリ「えぇ!?!?」
カネリ「終始意味が分かんないんだけど・・・」
カネリ「つまり私が勇者で?魔王とやらを倒すため? 旅に出なきゃならないって事!?」
ミラリ「そうです!!」
ミラリ「旅には私もお供しますよ!」
カネリ「ええぇぇぇ!?!?!?!?」
  そんなワケで私・・・カネリは『勇者』となり魔王から世界を救う旅に出ることになってしまいました・・・

〇中世の街並み
カネリ「うーん魔王を倒すってまず何をすればいいの?」
ミラリ「まずは『ナカマイール』という酒場に行ってください!そこで頼れる仲間をにみつけましょう!」
ミラリ「出来れば妖精に理解のある人が良いかと!」
カネリ「よし!ナカマイールに行ってみるか!」
カネリ「あ・・・でも私仲間にしても払えるお金なんて持ってない・・・」
ミラリ「お金・・・」
ミラリ「いいですか?カネリ様・・・」
ミラリ「この世には後払いというものがあってですねぇ・・・」
カネリ「そうか!!」
ミラリ「そうです」
カネリ「旅が終わった後に全部払えればいいんだ!」
ミラリ「それで良いという方を探せばいいんですよ」

〇怪しげな酒場
カネリ「なんか良さげな人いないかな・・・」
ミラリ「すみません・・・私は今姿をみせることが出来ないんです・・・ おひとりで頑張ってください!」
カネリ(ミラリは妖精だもんね・・・)
カネリ「ひとりで探すのか〜・・・大変だなぁ・・・」
コケッコ「なにかお困りですか?」
カネリ「え?」
コケッコ「あぁ・・・失礼 なんだか仲間を探してそうな顔をしているなと思い・・・」
カネリ「あぁ・・・ちょうど仲間を探していて・・・」
コケッコ「ならちょうど仲間を探しているという方がいて・・・」
カネリ「ほんとですか!? どんな人ですかね?」
コケッコ「ツネリという方で 妖精にも理解がある方ですね よくおひとりで旅に出ているのでなかなか旅に慣れていらっしゃるようで・・・」
カネリ「その方!紹介してもらえますか!?」
コケッコ「えぇいいですよ」
コケッコ「では呼んできますね」
カネリ「お金後払いでも良い人だといいなぁ・・・」
ツネリ「どうも!ツネリと申します!」
カネリ(思ったより・・・屈強な人来ちゃった・・・)
ツネリ「自分・・・魔法とか後方支援型なんですけど・・・大丈夫ですかね?」
カネリ「え!?えぇ・・・大丈夫ですよ!」
ツネリ「良かったです!」
ツネリ「実は・・・結構見た目で物理系だと勘違いされる方多くて・・・」
カネリ「あ〜そうなんですねぇ・・・」
カネリ「あの・・・お金とか報酬って・・・」
ツネリ「お金とかは後払いでも大丈夫ですよ!」
カネリ(後払いOK!?良いかもしれない・・・)
カネリ「あと!妖精とかってどう思いますかね?」
ツネリ「いいと思います!可愛らしいですし 仲間にいたら賑やかになりそうだなって!」
ミラリ「カネリ様!この人にしましょう! この人がいいです!」
カネリ「ミラリ!?いつの間に・・・」
ミラリ「姿を表せませんでしたが すぐ側にいましたから!」
ツネリ「どうかされたんですか?」
カネリ「いえいえ!全然大丈夫です!」
カネリ「それより!私の仲間になってくれませんか? お金とかは後払いになっちゃいますけど」
ツネリ「良いですよ!ぜひあなたの旅に同行させてください!」
  こうして・・・新たな仲間ツネリと共に旅に出るのでした・・・・・・

次のエピソード:カネリの力とちょっと危ない山登りっ☆ーアクシデントもあるよっ♡ー

コメント

  • 始まったばかりで、まだ分かりませんが…妖精やら危なそうなキャラやらが出て、波乱の予感がしますね‼
    期待大です。

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