エピソード1 休日(脚本)
〇何もないフロア
注意!!
本作品はあくまでも猫たちの雑談です。
猫たちが話題に挙げていることは、その事情をよく分かっていない上で、持論を展開しています。
深く考えずに読んでほしいです。
エピソード1 休日
パンプキンテッテ「イチゴローラ! 聞いて!聞いて!」
イチゴローラ「何ですか? パンプキンテッテさん」
パンプキンテッテ「働きたくないのにゃ!」
イチゴローラ「突然ですね。 何かありましたか?」
パンプキンテッテ「自己犠牲して働きたくないにゃ!」
イチゴローラ「・・・・・・」
パンプキンテッテ「何で5日連続して働かなければならないのにゃ! 疲れるにゃ!」
パンプキンテッテ「最大で1日x時間、週y時間が上限とかそれを超えてもOKとか意味分からんのにゃ!」
イチゴローラ「なるほど。 それで先程の言葉ですか」
パンプキンテッテ「そうにゃ。 働ける体力と集中していられる時間を見誤っているのにゃ」
パンプキンテッテ「つまり、何が言いたいかというと・・・」
パンプキンテッテ「1日の1/3時間を犠牲にするのは 良くないことなのにゃ!」
パンプキンテッテ「給料は金質だし、 プライベート優先できる詐欺もあるのにゃ!」
イチゴローラ「パンプキンテッテさんは現在のやり方がおかしいと言うのですね」
パンプキンテッテ「やり方を是非とも変えてほしいと訴えても聞いてもらえないのにゃ」
イチゴローラ「これは想像てすが、それだけ働かなければならない事情がそこには必ずあるのではないですか?だからこそ、簡単には変えられない」
パンプキンテッテ「事情が必ずあるとしても、ずっとそのままなら考え方が柔軟ではないのにゃ」
パンプキンテッテ「5日間NO休憩で走りきれとか鬼畜の所業と言われても文句言えないにゃ 皆がやってるから~、とか関係ないのにゃ」
イチゴローラ「パンプキンテッテさん、少し落ち着きましょう」
パンプキンテッテ「1日x時間は確実に仕事しなければならないのなら、途中で休日を挟まなければダメにゃ」
パンプキンテッテ「半休でも良いのにゃ てか、基準時間超えた次の日はせめて半休を取らせるべきにゃ」
パンプキンテッテ「それだけで良いのに、上限超えても働けオーラがあるって個人の健康そっちのけにゃ!翌日も通常通りとか無理にゃ」
イチゴローラ「そのようなオーラが実際にあるのか見たことないので、どうも言えません。しかし、絶対ない、と断定もできませんね」
イチゴローラ「しかし、大体それが「普通」というものです」
パンプキンテッテ「「普通」は疑って、壊すべきものは壊すべきにゃ」
パンプキンテッテ「正直、メンタルやられてまで仕事は続けられないのにゃ」
イチゴローラ「仕事ですが、自ら望んで上限超えて仕事を申し出ることもあるので、残って仕事=強制ではありませんよ」
パンプキンテッテ「基準時間を超えてしまうような仕事量を提示することに疑いの目を向けるにゃ」
パンプキンテッテ「働く場の環境によっては休みの日を増やす。 それがなければ強制されている感じがして、働きたくなくなるにゃ」
イチゴローラ「休みを付与すれば良い、というだけの問題でもないと思いますが・・・・・・」
パンプキンテッテ「いい加減、基本的な休日日数を3日にするべきにゃ」
パンプキンテッテ「体調管理は個人の問題だと確かに言えるにゃ」
パンプキンテッテ「でも、「個人が悪い」それは本当にそうなのかにゃ?仕事体制の問題は全くないとは言えるのかにゃ?」
パンプキンテッテ「そもそも、いまだにx時間までは働いても良いですよって古いのにゃ!」
パンプキンテッテ「休日増やすか最大働く時間を1時間減らすか、最大規定時間働く場所は残って仕事NG とか、今こそ転換の時にゃ!」
イチゴローラ「働く場、やり方、というのは選べるようで、実際は枠の中に囚われたままのものだと個人的には思っています」
イチゴローラ「現状を変えるには、不満を抱える方がそこを辞めれば良い、という考えは1つの手です」
イチゴローラ「むしろ、それが賢い選択なのかもしれません」
イチゴローラ「しかし、リスクが全く無いとは言えませんからね・・・・・・」
イチゴローラ「意見は必ず反映されなければならない、とは言いません」
イチゴローラ「しかし、その意見、不満があることを把握することは大事です。 あるのに無視する。それは発展する気がないのです」
イチゴローラ「そこで初めて見限ることができるのでしょう」
イチゴローラ「どんな場面だとしても意見を対等に言える関係や環境を作れるかが生き残れる鍵ですね」
イチゴローラ「ただ、意見や不満が正当性がないと判断されるようなのもであれば当然弾かれるでしょう」
イチゴローラ「主張する場合、自分だけではなく、全体的に見るのです」
イチゴローラ「問題がある。その問題が全体の何にどう影響しているのか」
イチゴローラ「そうすることで、発展を考えていると判断されて意見が通りやすくなると思います」
パンプキンテッテ「イチゴローラーの話しは説教っぽくて苦手にゃ」
パンプキンテッテ「でも、落ち着いてきたにゃ」
パンプキンテッテ「とりあえず、もう一度聞いてくれるようにボコしてくるにゃ」
イチゴローラ「ボコすのは止めてくださいね」
パンプキンテッテ「にゃーい! 働き手は「材」ではなく「財」であることを訴えてくるにゃ」
パンプキンテッテ「過度な体力、精神犠牲で成り立つ仕事は必要ないのにゃ 必要なのは睡眠と食事時間をしっかりと確保させてくれる場所にゃ」
イチゴローラ「あまり攻撃的にならないように」
イチゴローラ「そして、あまりにも聞いてくれないようなら言ってください また、聞きましょう」
パンプキンテッテ「ありがとにゃ!」
パンプキンテッテ「時代は変化するとか言って、考え方ややり方には拘る、ということが「異常」だと思い知るのにゃ!」
イチゴローラ(パンプキンテッテさんは考えが過激ですが、発想は面白いので聞いていて飽きないです)
エピソード1終了