勇者にはほしい才能がある

東龍ほフク

20/訪問!オージュ・ウォゲ宅!〜クイズ試験〜(脚本)

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〇山中の滝

〇ツタの絡まった倉庫
マモ「その立て札‥‥‥普通に」
  『オージュ・ウォゲ宅 
   御用の方はベルを鳴らしてね』
マモ「‥‥‥と、書いてあるぞ」
マモ「‥‥‥‥標準語で」
ギン「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
ギン「‥‥‥‥コ Ʒ し ᘔ くૠ ‥‥‥‥」
黃ん「もს゛よめな ɭ ɿ 才レ‥‥‥ もう 才レ で լ ਕ ない‥‥‥」
魏ン「イ 兯 だ‥‥‥アホ な レ) たくな ɭ ɿ ‥‥‥」
マモ「うゎ、あっ、えっと‥‥‥」
マモ「今はちょっと、戦闘が続いたから アホになってるだけだって!」
マモ「親父さんを思い出せよ!」
マモ「ギックリ腰で最近戦ってないせいか、 普通に喋ってるし文字だって読めてる ‥‥‥だろ?」
マモ「今のお前は『武人モード』なんだよ!  アホなのは今だけだって! 今だけ!」
マモ「これが終わったら、もうずっと 本読んでていいって!!!!!!」
丰゙ソ「‥‥‥老後に 言売 も ੭ੇ 思てた 本 ೬ っとかな ɭ ɿ で とっ ೬ ೬ 読めばよかっ‥‥‥」
ンギ「‥‥‥‥‥うぅ‥‥‥‥」
マモ「お前、老後用の積み本あるのかよ‥‥‥」
マモ「ほら、しゃんとしろって!」
マモ「ベル鳴らすぞ!」
  ※マモは入り口近くのボタンを押した!
「ほゎ??!!」
  『第1問/カモヤマ小説賞で特別賞を
  受賞したワラ・リザ氏の処女作に出てくる
  主人公の病名は?』
「クイズ???!!!」
ギン「── てゆぅか! ソレ読 んだ、あ ʓ !」
マモ「本当か!!?」
ギン「デモ!!! “今の”俺 լਕ もう覚えて ד֝ժ՝いっ!!! すま ƕ !!!!!!」
ギン「ほʖˋ、お前に羽ぺん買ってもラっナ ̵̲日 行った本屋で、2冊買っても ʖˋナ ̵̲ 兯 ᘄ の ੭ੇ ㄘの‥‥‥」
マモ「それならば‥‥‥答えは『風邪』か?」
  『そう。ただの“風邪”のくせにやたら
  大病ぶる男の、悲喜こもごもなお話
  でしたなぁ』
ギン「ぇ‥‥‥? 何デお前知ってンの?」
マモ「“猿マネ読書野郎”を舐めるなよ」
  『第2問!』
ギン「まだあ ʓ ??!!」
  『アググ・リシュケの
  【僕の憎悪を貴様らにたらふく贈る】で
  ジョウが元カノの背中に刻んだ文字は?』
ギン「『8』」
マモ「今のお前が即答?!」
ギン「Ɩ ı兯ぁ‥‥‥子供のコロ 、読んだモンは 記憶が定着 ᒐ ح た‥‥‥」
マモ「そ、そうか‥‥‥」
  『そうです。自殺した友人の出席番号を
  彫ったんですねぇ』
マモ「‥‥‥そうか。こういう事だから、 あのパンツ兵らがオージュ先生に 会えなかった‥‥‥のか?」
マモ「『正解しないと会えない』的な‥‥‥?」
  『第3問!』
  『【ゴシゴシたわし君】の【たわしの歌】を
  元気にハキハキと歌ってください』
ギン「絵本か ᣡ の出題?!」
ギン「最近の作品 լਕ 記憶ねぇえ‥‥‥」
マモ「覚えているが‥‥‥」
マモ「絶対に歌いたくない‥‥‥」
ギン「ᒐ゙ゃ क 、歌詞 ヲ ᒐ え ʒ ꒭ ౾ ૠ を折 ૠ がUTAU‥‥‥」
マモ「今のカタコトのお前じゃ無理だろ」
マモ「‥‥‥‥‥」

〇木の上
マモ「おい、バカ!  いるか? バカ!!!」
マモ「アメをくれてやるぞ!!!!!」

〇ツタの絡まった倉庫
ヴァガ「あたま いいな! 白いにーちゃん!!!!」
ヴァガ「”いるす” しようとしたのに、 アメほしくて 来ちゃったぜ!!!!」
マモ「(無視して) ── おい、お前。 『ゴシゴシたわし君』の歌、歌えるか?」
ヴァガ「あっ。ソレ、好きぃ〜 知ってるぅ〜!!」

〇幻想2
ヴァガ「♪た〜わしぃ〜 たわしは便利だよぉ〜」
ヴァガ「♪た〜わしでぇ〜 お皿あらえるよぉ〜」
ヴァガ「♪りんごも ゴシゴシしちゃおうねぇ〜」
ヴァガ「♪バナナも たわしで ゴッシゴシィ〜」
ヴァガ「(台詞) 『えっ? たわしでバナナ洗っていいの?』」
ヴァガ「(台詞)『だまれ! 素人が!!!!!!』」
ヴァガ「♪た〜わしぃ〜  たわしで何でも洗えるよぉ〜」
ヴァガ「♪こげたフライパン ゴッシゴシィ〜」
ヴァガ「♪よごれた体も ゴッシゴシィ〜」
ヴァガ「(台詞) 『え? たわしで体を洗ったらいたいよ?』」
ヴァガ「(台詞)『だまれ! 素人が!!!』」
ヴァガ「♪たわしが すべてのヨゴレゥオゥウォウ〜」
ヴァガ「♪けずりおとして くれるのさぁ〜」
ヴァガ「♪たわし職人にィ〜 かんしゃして床(トコ)につけよぃよぃよぃ〜」
  『正解!!!!!!』
  『‥‥‥‥だが』

〇ツタの絡まった倉庫
  『そこの白いお兄さんが歌ってくれた方が
  絶対に面白かったろうになぁ‥‥‥』
マモ「死んでも嫌です」
ギン「ᘄぅかコレ、録音じゃ ד֝ժ՝ Ɩ ı ƕ 、か‥‥‥」
ギン「才ージュㄜァ ƕ!  お ૠ 、ⵐ ンの息子の ⵐ゙ン ح゙ⳣ ぅ !!!」
  『あぁ。キンから
  【息子が来たらよろしく】と手紙は来た』
ギン「え ೬ ‥‥‥ᒐ゙ゃ क 、₺ ੭ੇ 通 ᒐ ح ほᒐぃ‥‥」
  『旧友の息子だろうが何だろうが、私は
  読書しない奴と会話はしたくないのでね』
ギン「はぁ‥‥‥‥」
  『‥‥‥‥では、最終問題』
  『私の拙作【地縛霊48】で、劇場にいた幽霊の数は?』
「‥‥‥‥‥‥‥」
「せーのぉ‥‥‥‥」
「『41ィ〜』」
  『おや、あんな薄味な小説を覚えて
  いてくれてありがとう』
ギン「おぉジュ作品に薄 Ɩ ı ቺ ン、ד֝ժ՝ Ɩ ı ッす꒭‥‥‥?」
マモ「劇場にいる悪霊は ”守護霊7”を引いた数でしたよね」
  『(笑)』
  『結構 結構。君たちは私が会うに値する』
  『‥‥‥遠路はるばるお疲れ様なのに、すまんね』
  『面白かったよ。どうぞどうぞ』
  ※オージュ宅の扉が開く
ギン「‥‥‥‥‥」
ギン「兯っナ ̵̲ ㄝ゙、ま ቺ ま ቺ !!!!! 2人+1匹の力で試練をクリアっナ ̵̲ ㄝ゙!!!!」
マモ「お、おぅ‥‥‥‥」
ギン「ハイタッ ቻ ᒐ ꒭ ੭ੇ ㄝ゙! ハイタチ!」
ギン「1回、兯 ッてみたかた‥‥‥」
マモ「お、おぅ‥‥‥‥」
テンション高いギン「ハイタチ、イェーーイ!!!!」
マモ「イ、イェ〜イ‥‥‥」
吹っ飛ぶマモ「────── !!!!!!!???」
ギン「‥‥‥‥‥‥」

〇山並み
丰゙ソ「マもまモォ才ォぉーーーーー!!!!!💦」

〇ツタの絡まった倉庫
ギン「マモさん??!! マモサァン??!!!」
ヴァガ「にーちゃんが 白いにーちゃん 殺したぁ!!!」
ギン「コ口してなイッ!!!!!!」
  『何かスゴい音がしたが、一体どうした?』
ギン「ハイタチで友人を ぶ飛 լਕ゙ ᒐ ح ᒐ ま Ɩ ı ま し ナ ̵̲!!!!!!」
  『それは、笑うところか?』
ギン「笑えד֝ժ՝ いです笑え無いです笑えないデス‥‥」
ギン「オージュさ、才卜ナだし回復魔法 使えます?(?)」
  『別に“大人だから使える”というわけでは
  ないが‥‥‥まぁ、治療は出来るから早く
  中へ連れてきなさい』
ギン「ありがとうございますありとうごさいらむありごとぅさにあます‥‥‥」
  ※ギンはマモをお姫様抱っこした!!!!

〇黒

〇暗い廊下
マモ抱えてるギン「‥‥‥‥怖っ!!!!!!」
  『拙作の【おふねの中で屠殺祭】の舞台を
  再現してみました』
怯えるギン「え‥‥‥?  じゃあ、横のヵベからニードノレ 出 ح ༨ ʓ 串刺し、あるで ⳣ ‥‥?」
  『‥‥‥そう造ってもらえば、よかった?』
ギン「ヤ!!!!!!!!」

〇黒

〇屋敷の書斎
丰゙ソ「ぎゃぁぁぁあえあエああああアァアぁぃぉぁぁぃあぁぁおっっっ!!!!!!!!!!!!!」
  ※2mほどのゾンビ蝋人形の後ろから、
  何者かが登場する
オージュ・ウォゲ「いやぁ〜〜、ギン君ってそんなイイ声で 哭いてくれる子だったっけ?」
オージュ・ウォゲ「やぁやぁ、久しぶり。 10年ぶりくらいだろうか?」
ギン「才ージュさ‥‥‥‥」
ギン「ㄘょとも ੭ੇ 、ねぇ‥‥‥ふㄜ゙⇂ ȷ̶ ʓ 、兯めح‥‥」
オージュ・ウォゲ「そうだ。『お友達を殺してしまったから 蘇生してほしい』 ── だっけ?」
ギン「そこまでシてなゐっ!!!!」
  ※オージュの部屋の長椅子にマモを置くギン
オージュ・ウォゲ「わぁ。何でこんなに右手の骨が 粉砕されてるの?」
オージュ・ウォゲ「ギン君、この子に何か恨みでもあるの?」
ギン「感謝しか ד֝ժ՝イでぅ!!!!!!」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥暴力的な八つ当たりとかしてない?」
ギン「な խで?! そんなコ卜 ਭ ʓ ワケな ɭ ɿっ!!!!」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「回復はしてあげよう」
オージュ・ウォゲ「しかし、その代わりに‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「土下座して頼みこんでもらおうかな?」

次のエピソード:21/何か意味深だけど大丈夫!全然軽い話だから!

コメント

  • オージュさんがワクワクするキャラで最高です🤤💖
    ハイタッチのくだりが隠キャ同士がはしゃいでる感じして可愛い…結果ああなりましたが笑😆💦スチルヤベェwww
    お姫様抱っこにキャー!!✨となりましたが八つ当たりな暴力してないかの問いにひっかかったり…。🤔

  • マモくーーーーん!!?( ; ゚Д゚)
    ギンくん力強すぎ…というか、連戦し続けて何らかの脳内リミッター外れてしまっているんでしょうか??
    さりげなくお姫様抱っこしてるのかわいいです…
    そして名前だけ登場してたオージュさんが正式参戦されまして、二人にどう関わっていくか楽しみです。

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