私にだけ冷たい旦那様がタイムリープしすぎて骨になった理由

ふゆ

12.あなただけは選ばない理由(脚本)

私にだけ冷たい旦那様がタイムリープしすぎて骨になった理由

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〇華やかな裏庭
メイド「どうぞ」
メイド「あっ」
メイド「すみま──」
アドリアン「かからなかったから気にしなくていい それより」
アドリアン「火傷しなかったかい?」
メイド「は、はいっ」

〇ヨーロッパの街並み
官民「ありがとうございました!」
アドリアン「いい服を選んでくれてありがとう」
アドリアン「彼女に」
アドリアン「よく似合うよ」
メイド「こっ」
メイド「こんな高価な服、いただけません」
アドリアン「君は」
アドリアン「自分の価値を分かっていないね」

〇黒

〇アマゾンの森

〇黒

〇ヨーロッパの街並み
アドリアン「あなたを食事にお誘いしたい」
官民「やだ、こんなおばちゃんからかわないでよ」
アドリアン「女性の魅力に、年齢なんて関係ない!」

〇黒

〇綺麗な港町
商人「アドリアン・・・」
商人「駄目だ 俺たちは身分が違いすぎる」
商人「──!」
商人「た」
商人「頼む。抱きしめたりしないでくれ」
商人「お前が身分を落とす必要はないんだ!」
アドリアン「もう俺はとっくにお前に堕ちてる」
商人「アドリアン・・・」

〇黒

〇綺麗な港町

〇黒

〇密林の中
イーダ「ア、アドリアン様」
イーダ「死に際に、思い出すたびに、冷や汗がでます」
アドリアン「俺はずっと覚えてるんだぞ」
アドリアン「一体俺が誰を選んだら、 お前は大人しく修道院にいてくれるんだ?」
イーダ「まさか、私に嫌われるために・・・?」
イーダ「同性や、人外とも、 あんなことやそんなことを・・・?」
イーダ「ふ、ふふ」
イーダ「どうしてそこまでしてるんです?」
アドリアン「・・・愚問だな」
イーダ「・・・・・・」
イーダ「そんなに私と別れたいんですか?」
アドリアン「修道院にいれば、 そのうち必ず迎えにいくが?」
イーダ「嘘ばっかり」
アドリアン「やっぱり通じないか」
イーダ「戻ったら、もう夫婦になれないくらい、 私だって分かりますよう」
イーダ「悔しいなあ」
イーダ「まあ、永遠の中では一幕にすぎませんが❤️」
アドリアン「例え世界中の人間を相手にしたとしても」
アドリアン「お前を相手にすることはない」
アドリアン(そんな顔をするな)
アドリアン(俺は、お前の欲しい一言を絶対に言えないんだ)
イーダ「私の愛が、そんなことで止まるとでも?」
イーダ「誰よりも素敵なアドリアン様」
イーダ「どんなに浮気されたって」
イーダ「この時間だけは、私だけのもの♪」
イーダ「幸せです」
アドリアン「・・・」
アドリアン「そうか・・・」
アドリアン「お前は俺の外見が好きなんだったな」
アドリアン「だったら」
  次に俺が願うことはただ一つ──

次のエピソード:13.イーダの選んだ理由

コメント

  • アドリアン!!手広く!!ものすごく手広く色んな方とっ!!!!!!😂✨

    クマに思わず笑ってしまいました!!✨😂

    アドリアン凄く深い愛ですよね…イーダのためにこんなにたくさん時を戻るなんて…

    イーダも諦めないように変わってくれると良いのですが…

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