勇者にはほしい才能がある

東龍ほフク

18/め ƕ ೬゙੭ੇ ༨ ㄜƖ ı 丰゙ん 訓 ೬(脚本)

勇者にはほしい才能がある

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〇木の上

〇けもの道
マモ「‥‥‥‥」
  ※先を歩くギン。その後を行くマモ。
マモ「‥‥‥‥なぁ」
丰゙ソ「なに」
マモ「さっきの町で、井戸の周りに人が大勢 いたからアンケートを取ってみたんだ」
丰゙ソ「ど ƕ な?」
マモ「『正ヒロインはミーナかノキース』か」
丰゙ソ「へぇ」
マモ「そしたら!!!! 20人中14人がノキース派!!!! だったぞ!!!!!」
マモ「‥‥‥‥‥どうだ」
ぎン「‥‥‥‥‥」
ぎン「よかっ ナ ̵̲ な」
マモ「‥‥‥‥‥」
マモ「‥‥‥どうした」
ギソ「イ可 が」
マモ「何故、いつもみたく噛み付いてこない」
丰゙ソ「孝え ᘔ みりゃ、べつにお前がどっㄘが 好きだろうがどうでもいい琴だなって」
マモ「──── !」

〇山並み
マモ「なぁ、謝るよ」
ぎン「何ヲ?」
マモ「‥‥‥他の作家をないがしろにした発言とか‥‥‥ だろうか」

〇睡蓮の花園
丰゙ソ「ɭ ɿ や、“ファン”の方が何をどう思おうが 自由な ၈ に買ってにムキになっていた オレが惡いだけだかラ」
ぎん「い ɭ ɿ よ」
ぎん「謝 ʖˋなく ᘔ」
マモ「‥‥‥‥」
マモ「何だよ、お前! この前から!!!!! 腹立つなぁ!!!!!!」
マモ「言いたい事あるなら言えよ!!!!!」
丰゙ん「‥‥‥‥‥」
ギン「お前、な ƕ で壁の毒書感想文を 気にいってくૠた時点でそ ੭ੇ 言って くれなかったん?」
マモ「‥‥‥え」
ギン「井ってくれたらよかった ၈ に」
ギン「大人にはけっこうホメ ʖˋれてたけどㄜ、 同年代にլਕ ホメられた琴なくてㄜ」
ギン「大入のホメ言葉って、 お世辞入ってるぢゃん?」
ギン「信用で ₹ ねぇぢゃƕ?」
ギン「“ファン”な ၈ ד֝ժ՝ʖˋ、もっと早く 声かけてくૠ ナ ̵̲ ʖˋよかったのにィ」
ギン「౾したら、当時のオレ լਕ 救われた ろうに」

〇英国風の部屋
ぎん「オレが、いつも伸びのび楽 ᒐ く小説 書 Ɩ ı てると思っ ح ましたか?」
giん「書いてて、Ɩ ı ᘄ も不安だった ꒭」
丰゙ソ「大人は ヲ世辞でほめ ح くれて ʓ と 重ってたし、同年代から լਕ 何も 井われないから」
ギん「む ᒐ ʒ 同年台からは「無駄に高Ɩ ı運動神経を 無駄にしてて ⵐ ቺ Ɩ ı・バヵだな」っ ᘔ な(笑)」
ギん「だか ʖˋ 、そ ƕな好いてくૠ ح ਡ 奴がい ਡ ೬ լਕ 思い ₺ よらなかったわ」
金良「㇟゙ゃあ、早くそう胃ってく ૠ よ」
丰゙ソ「気兯 ⳣ ༨ ‥‥‥さァ」

〇睡蓮の花園
ギン「を前、俺が何回フデ折って ʓ か知って ʓ ?」
マモ「え‥‥‥」
ギン「‥‥‥」
ギン「‥‥‥じつ լਕ 俺にもわから ƕ !!!」
ギン「イヤになって何か月も執筆兯めた ೬ 思ったら、でも兯っぱり氣がついた ʖˋ 何か ᒐ ら書 Ɩ ıてるかんじィ」
ギン「‥‥‥‥‥」
ギン「な。౾ ၈ まま筆オってりゃ世かったよד֝ժ՝」
ギン「少なく೬ ₺ 、お前の後悔する顔が 魅られるからד֝ժ՝」
ギン「‥‥‥Ɩ ı兯、顔は未れねぇか お前は折れの前に լਕ 現れてくれなゐ からなぁ」
ギン「「面白かった・好 ₹」೬ 本人に伝えられ な Ɩ ıまま、その相手がフデ折ってたり 氏んでたりなツラㄜわか ᵹ ぜぇ?」
ギン「折れ ၈ 女子 き ד֝ժ՝ イ乍 家、 地味に摩モ丿に食われて亡ㄑなっ ᘔ たしㄜ」
ギン「‥‥‥“ファン”とか、またまたご冗段ヲ」
ギン「魔物が暴 ૠ だ㇟てワ ቻャワ ቻャ ㇟てなかっ ナ ̵̲ ʖˋ、 お前一生折れ ၈ 前に現 ૠ ד֝ժ՝ かった3?」
ギン「摩ものが人にケガㄜㄝたり食 Ɩ ı 散 ʖˋかし たり ᒐ て、兯っと現 ૠ ʓ “自称ファン”(笑)」
マモ「‥‥‥‥‥」
マモ「‥‥‥悪かったよ」
マモ「陰キャ根暗引っ込み思案で考えすぎなせいで 素直に、早々と声かけられなくて」
マモ「‥‥‥だって、俺が声かけなくたって 表立って応援しなくたって どうせお前は成功すると思ってたし」
ギン「‥‥‥‥‥‥」
ギン「だか ʖˋぁ‥‥‥買いかぶり杉だってば おㄘつ⇂ ȷ̶ ꒭、盲目」
丰゙ソ「‥‥‥‥ㄘが ੭ੇ」
うつむく丰゙ソ「ㄘが ੭ੇ、ごめƕ、౾ ੭ੇ ㄘ゙ゃな Ɩ ı」
泣きそうぎン「ァりが ೬ ੭ੇ 、ごめ ƕ ד֝ժ՝ㄜ Ɩ ı ‥‥‥」
泣きそう丰゙ソ「こ ƕ な 女又 のファン ح゙、 あ ιյ が ೬ ੭ੇ ごㄜ゙Ɩ ı ま ⳣ ‥‥‥」
沈痛顔ギん「ファンに当た レ) 散 ᣡ ㇟て、 言成 に 申㇟わけなヰ‥‥‥」
丰゙ソ「ごめ ƕ ד֝ժ՝ ㄜ Ɩ ı 、書 ₹ ま ⳣ ‥‥‥」
マモ「‥‥‥‥‥」

〇黒
  率直に言うと「面倒くさかった」。
  やはり「書き手と関わりたくなかった」。
  ‥‥‥‥
  ‥‥‥と、『書き手』としてしかコイツを
  見ていなかった俺が非情だったのだ。
  そう自覚はしたのだが、だが‥‥‥
  ‥‥‥‥‥言いたくねぇなぁ‥‥‥。

〇睡蓮の花園
マモ「‥‥‥‥なぁ」
吟「す ೫ まㄝ ƕ ごめ ƕ ד֝ժ՝ ㄜ Ɩ ı 、 事故管理すʖˋ ᘔ゙₹ な Ɩ ı 折 ૠ が低能すぎح‥‥‥」
マモ「俺のせいもあるが、他にも何か 問題があるんじゃないのか‥‥‥?」
マモ「もうずっと、読書もしていない。 言葉の抑揚もおかしい」
マモ「ヴァガに『”意気消沈”って何』と訊かれて 『生き血商人』って何だソレ、バカかよ」
マモ「‥‥‥‥‥‥相談してくれよ」
マモ「‥‥‥‥‥」
マモ「‥‥‥‥‥‥」
マモ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
頭抱えるマモ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥💢」
マモ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
マモ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 友達だろ?」
丰゙ソ「‥‥‥‥‥‥‥‥」
丰゙ん「‥‥‥‥‥‥‥‥をぅ?」
マモ「水臭いぞ、相談しろよ」
丰゙ソ「お前 լਕ ‥‥‥“ファン”だ ㄋ」
丰゙ソ「‥‥‥“ファン”に相談す ʓ 作家、⼣゙セェ兯 ƕ」
銀「㇟ かも、作者 ೬ は関わ ιյ たクな ɭ ɿ 『監視系』の、だし」
マモ「ははは‥‥‥‥」
マモ「もう、そんな事いいわ。面倒くさい」
マモ「妙にお前なんかを神格化していたが、 お前なんか何の事もない‥‥‥」
マモ「ただの、同い年の『本バカ陰キャ野郎』だわ」
マモ「1人で勝手に緊張して、馬鹿みたいだったわ」
マモ「‥‥‥‥」
マモ「”ファン”に泣き言は言えんが、 “友達”になら言えるだろ?」
マモ「そういう事だろ? あ?」
丰゙ƕ「‥‥‥な、な ƕ で ㄘ ょっとキレて ʓ ƕ‥‥‥?」
マモ「クソが!!!!💢」
丰゙ソ「えっ‥‥‥」
マモ「っつーわけで! 今日から俺はお前の “ファン”兼“マブダチ”だ!!!!」
マモ「だから、何でも言え!!!!!!!」
ぎん「えぇェぇ‥‥‥‥」
ギン「ァ‥‥‥‥えっ ೬ ‥‥」
ギン「‥‥‥‥‥‥‥」
ギン「੭ੇ わぁあ क क क !!!!!!!!!!!」
ギン「ㄘょっ ೬ 聞 Ɩ ı ح ꒭ マ ቺ ナ ̵̲ ƕ ƕ ƕ !!! 折 ૠ 、 ₺ ੭ੇㄙ၊၂ だぁकぁक !!!!」
マモ「うわ、大号泣めっちゃ引く‥‥‥!」

〇林道
マモ「‥‥‥『小説が書けなくなった』って‥‥‥‥」
マモ「でもお前、それはいつも わめいてる事では‥‥‥?」
ギン「ㄘ が ੭ੇ խ で ਕ ‥‥‥」
ギン「今回 լ ਕ ₺ っ ೬ ヤバ Ɩ ı ƕ ح゙ ⳣ ‥‥‥」
ギン「た ೬ え ʓ な ᣡ 、ɭ ɿ つも ၈ 泣きゴ卜が 「車云 んじゃったよ、エーン」な ၈ に対し‥‥‥ ( コロ )」
ギン「今回は「アⵐ ⩗ ス腱 断裂 ᒐ ナ ̵̲ よ 」 レベㄦ ح゙ⳣ ‥‥‥」
マモ「そ、そうなのか‥‥‥」
ギン「今回 լ ਕ『活字』に す ʖˋ、興味をד֝ժ՝ ༨ ᒐ ح い ʓ ၈ が最高にまず Ɩ ı ‥‥‥‥」
ギん「こ ƕ な琴 լ ਕ 、初めてだ‥‥‥‥」
丰゙ソ「だか ᣡ 、 ౾ ƕ な俺をヨイショᒐ て 他 ၈ 作家をないが ㇟Ʒ にす ਡ お前に だ խ だխ 腹が経って‥‥‥」
ギソ「挙句に ೬゙ ƕ ೬゙ƕ と小さい琴にイライラと‥‥」
丰゙ソ「ごめ ƕ なしゃ Ɩ ı」
マモ「‥‥‥‥‥」
丰゙ソ「小説書か ד֝ժ՝ Ɩ ı オレは、ただの 『クソ詰まり肉袋』だか ʖˋ ‥‥‥」
ぎん「見捨 ح ح ༨ ૠ ح 代丈夫 ح゙ ⳣ ‥‥‥」
マモ「‥‥‥あぁ。あの時の戯言か」
マモ「真に受けてんなよ、バカ」
ぎん「噓だ、本気で言っ ح ナ ̵̲ 兯 ƕ ‥‥‥」
マモ「‥‥‥‥‥1つ、心当たりがあるのだが」
マモ「最近のお前は、その悩みに反比例して めちゃくちゃ戦闘でイキイキしてる」
ぎン「あぁ、౾ ૠ լ ਕ 俺 ₺ 自覚 ᒐ て ʓ」
マモ「その、すごく言いづらいのだが‥‥‥」
マモ「‥‥‥‥‥親父さんに似てきたのでは‥‥‥?」
ギン「ウ ソ だ ʒ っ??!?!?!?!」
丰゙ソ「ㄘょっ ೬ 侍っ ح !!!! オレ、あ ƕ な ƕ に ד֝ժ՝ʓ の??!!??!!」
マモ「だって、つまり『頭が悪くなってきてる』 ‥‥‥って事だろ?」
ギん「知能 լਕ 堕ㄘ ح ねぇヨ! ただ、文字にあま ၊၂ 興味がなくなっ ᘔ ₹ ただけで‥‥」
ぎん「‥‥‥‥って! そ ૠは親父だ!!!!!」
ギン「うソだ‥‥‥ こ ƕ ד֝ժ՝大事な時に親父に煮 ʓ ד֝ժ՝ ƕ ح ‥‥‥」
ギン「あーぁ、多分”本が好きだったであ ʒ ੭ੇ ” 見 ₺ 知 ᣡ ぬ母親に似たかっ ナ ̵̲ㄝ゙‥‥‥」
マモ「親父さんを、そう悪く言うな」
マモ「俺は【お前】という才能を作り出した ” 種と畑 ”に感謝している」
ギン「‥‥‥‥」
ギン「今回 ၈ 俺 ₺ 大概おか㇟かった ೬ 思 ੭ੇが‥‥‥‥」
ギン「兯っլਕ゚、ヲ前 ၈ 方が基本ヤᨚ゙ェד֝ժ՝‥‥‥」
マモ「なっ、何でだよ‥‥‥!?」

〇黒
  こ ၈ 時は『笑 ɭ ɿ 話』と ᒐ て処理 ᒐ て
  しまっ ナ ̵̲ が
  今 ೬ ד֝ժ՝ っ ح は 、大変申し訳 ד֝ժ՝ ༨ 思 ੭ੇ 。
  親父に。

〇山中の休憩所
  ※結局、プチ野営
ぶっちゃけ実はめっちゃ眠いマモ「‥‥‥アググ大賞には出せそうなのか?」
丰゙ソ「‥‥‥‥」
ぎソ「最期 ၈ 推敲を氏たかっナ ̵̲け ೬゙、無理だ」
ぎン「今 ၈ 単語力 ೬ 精神Jow態 ح゙ 下手に原稿 Ɩ ı ᒐ゙ ʖˋ ד֝ժ՝ Ɩ ı ほ ੭ੇ が Ɩ ı Ɩ ı」
マモ「‥‥‥‥‥‥来年があるさ」
ンギ「‥‥‥‥‥‥‥‥」
ぎン「に ᒐ ᘔ Ⱡ ‥‥‥‥」
ぎン「初めて『友達』ح゙き ナ ̵̲ ‥‥‥‥(>///< *)」
マモ「‥‥‥お前の周り、いつも人がいたじゃん」
丰゙ソ「才レに”運動”を ⳣ ⳣ め ʓ 有象無象は敵だ」
噴き出すマモ「(‥‥‥‥ぶ)」
ギン「そ ੭ੇ Ɩ ı兯、ح めぇ!!! ㄜっ ₹ エラ ౾ ੭ੇ ד֝ժ՝こ ೬ ほㄜ゙Ɩ ı ح ナ ̵̲な!!!!!」
ギン「伊わㄝ ح ₺ ʖˋ ੭ੇ が、こっㄘ լ ਕ 王様が ミーナ派だからな‥‥‥‥?!」
ギン「『王様の1票は100票』だか խ な!!!(?)」
ギン「‥‥‥‥‥‥」
ギン「生涯をか⇂ ȷ̶ て、お前をミーナ派に ᘮ ₹ ᘄ゙ レ) こ ƕ ح゙ 兯 ʓ !!!!!!!!!!」
ギン「覚 悟 ᒐ ೬ け !!!」
マモ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
マモ「うぜぇなぁ」

次のエピソード:【番外】こぼれ与太話〜ゴキと妖精と16.5話と陰キャ共の海〜

コメント

  • 読めてしまうのが凄すぎますね…こんな表現方法が出来たなんて…🫢
    共感でき過ぎる苦悩と、今まで積み重ねてきた関係性が1つ“向こう側”へ踏み出したような、これぞ物語だと感じるような素晴らしい回でした😍

  • 壊れた文字表現、最初は読みにくかったんですが、段々クセになってきますね、コレ…… 笑 真似しようとしたんですが見事に大失敗☆ めっちゃ手間かかってませんか?

    んでプロポーズ、と。もう行くトコまで行っちゃえば良いんじゃないかな?(ドキドキ❤)

  • ああ〜〜〜!ギンくん良かったねぇ〜〜〜〜!😭😭😭となってしまいました…。筆を折ったり、また書いたりのくだり等、共感が凄かったです。一方、魔物に好きな作者を殺されたから魔物も倒す、という動機は彼ならではですね。

    そしてマブダチ認定の瞬間甘えまくるギンくん😂😂😂アキレス腱断裂の喩えがさすが文字書く人と言うべきか、わかりやすくて笑いました。

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