フリーダム放課後会話コメディ しゃべるちゃん

結城れもん

エピソード6(脚本)

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〇商業ビル
「そこのレディガール、待ち合わせ?」
キラ「・・・」
「暇ならオレと少しお茶でもシない??」
キラ(なんでコイツ野球帽を2つも被ってるんだ? Diggyか?)
「ちょっとくらいいいだろ、わかってんだろ?PEACE」
キラ「Diggyだ・・・・・・・・・!」
キラ「だが断る」
「ア アラララァ ア アァ・・・」
キラ「去ったか」
アイリ「キラおまた〜」
レナ「おまたせ〜」
キラ「ううん、全然待ってないょ いま来たところ♡♡♡」
アイリ「きっしょ」
キラ「あ?」
レナ「なんでいきなりバチバチしちゃうの」
レナ「3人で出かけるの久しぶりなんだから、楽しもうよ」
「いや楽しむ気しかないわ」
レナ「それならいいんだけどね」
キラ「これ㊙情報なんだが、アイリの服だけスポーツ服って欄から選んでる」
アイリ「ちょやめて、メタ発言やめて ついでにウチのファッションセンスない感じにするのもやめて」
アイリ「えーもう恥ずいじゃーん 着替えるわ」
レナ「着替え・・・」
レナ「まさかここで!?」
アイリ「メイク、アーーーーップ!!」
アイリ「・・・」
アイリ「やべぇ失敗したわ」
キラ「ンブフッ」
アイリ「もっかいやるね」
レナ「キラちゃん、笑ってないでわたしたちで隠してあげなきゃ」
キラ「私は他人のフリしたい」
アイリ「メイク、アーーーーップ!!」
アイリ「・・・・・・!?」
キラ「仏僧だな」
アイリ「もうこれでいいや」
レナ「よくないよぉ 一緒に歩くわたしたちの身にもなって」
キラ「法事かな?」
レナ「やだよ法事だって思われるの ねね、もっかいメイクアップってやつやって」
アイリ「それじゃあみんな 心のタクトを振って、アイリーンにパワーを送ろう!」
レナ「心のタクト? ペンライト的な」
キラ「コレだろ」
レナ「数珠ぅ」
レナ「なんで持ってるの」
キラ「心のタクトは入場特典でみんな貰うやつだから」
レナ「知らんよ!」
キラ「アイリーン! がんばえー!!」
レナ「が、がんばれ・・・?」
アイリ「伝わってくる・・・心のタクトを伝って、みんなの思いが!」
  観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時────
レナ「もう笑うしかない」
アイリ「ファイナル、メイクアーーーーップ!!」
アイリ「・・・・・・」
レナ「・・・・・・」
キラ「・・・・・・」
レナ「じゃあどこ行こっか」
  ──つづく!!

次のエピソード:エピソード7

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