召喚されたこの異世界で

LOIS

エピソード1(脚本)

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〇教室
糸月 燐火「おはよう、晴哉、縁八」
哀川 晴哉「おはよう、燐火」
結崎 縁八「はよー、、」
糸月 燐火「昨日はちゃんと寝たの?なんだかねむそうだけど、」
結崎 縁八「いやー、ゲームしてた」
哀川 晴哉「おい、、、」
糸月 燐火「これからはちゃんと寝てね、、」
???「わー、遅刻だ−!!!」
糸月 燐火(あ、この声は、)
糸月 燐火「?!」
哀川 晴哉「?!」
結崎 縁八「?!」

〇教会内
糸月 燐火「こ、ここは、、?」
哀川 晴哉「痛た、、」
結崎 縁八「な、なんなんだよ!ここは、、!」
糸月 燐火「晴哉に縁八まで、、、?」
糸月 燐火「な、何が、、?」
晴旭 雷「い、いたい、、」
糸月 燐火「雷ちゃん?!」
晴旭 雷「あ、あれ、燐火ちゃん? ていうか、ここってどこ?」
糸月 燐火「そ、それが、私にも分からないの、、、」
晴旭 雷「確か、光がピカって、、」
神官「ここは、人間大国ビラートラランじゃ!!」
「?!だ、誰?!」
神官「儂はここの神殿の長だ。 我々があなた方を呼び出した」
神官「話は後だ、まずは王へあっていただこう。 ついてきてもらいたい」

〇謁見の間
神官「王よ、失礼いたします。 異界の方々にお越し下さりました」
???「入れ」
神官「失礼いたします」
糸月 燐火「な、なにここ、、、」
晴旭 雷「すべてが豪華なんだけど、、、」
王様「やあ、皆さん。 よくいらしてくれましたね」
「あれが王様?!!!」
王様「まずは皆さんの能力を調べるため、ステータスを見せていただきたいのです」
神官「ステータスとは、自らの能力を示すものである。一人づつ、この水晶に触れてほしい」
結崎 縁八「じゃあ、まず俺から行く」
  手をかざす、、、、
結崎 縁八「えっと、、、、これは?」
神官「素晴らしい!!」
結崎 縁八「?!」
神官「これは、武術の神の加護ではないか! しかも、炎の魔神の加護まである!」
神官「素晴らしきステータスだ!」
哀川 晴哉「次は、僕ですね」
神官「なっ、」
神官「剣聖の加護だとっ?! しかも、光星の寵愛まである!!」
神官「素晴らしい、素晴らしいですぞ!」
晴旭 雷(次、私か、、、。 なんかみんなすごくて気が引けるな、、)
晴旭 雷「え、えいっ!」
晴旭 雷「えっ?」

〇荒廃した教会
晴旭 雷「えっ?ここは、、、」
天使「こんにちは」
晴旭 雷「えっ、?」
天使「わたくしは第98代目の見守りの天使よ」
晴旭 雷「み、見守り?」
天使「そうよ、あなた達のような異世界人を見て守る天使のこと」
晴旭 雷「な、なんでこんなところに?」
天使「それは、わたくしたちの存在が忘れられてきているから」
晴旭 雷「えっ?大丈夫なの?」
天使「ふふ、いい子なのね。でも心配はしないでこうなることは知っていたから」
天使「あなたには、私が特別に女神様の加護を授けてあげる」
晴旭 雷「えっ?そんなことできるの?」
天使「もちろん。ただし、ひとつだけ条件があるの」
晴旭 雷「?」
天使「わたしたちを、個々から救い出して」
晴旭 雷「え?」
天使「願いはそれだけよ」
天使「さあ、行ってらっしゃい。 くれぐれも悪しき者たちにその魂を奪われないように」
晴旭 雷「えっ、えっ、まって、まだ、、、、」

〇謁見の間
晴旭 雷「あれ、ここは、、」
晴旭 雷「今のは一体、、?」
神官「おお!素晴らしい!」
晴旭 雷「?!」
神官「これは、魔術神の加護に、女神の寵愛、剣の魔神の加護まであるではないか!」
神官「これほどの逸材がいたとは!!」
糸月 燐火「えっと、次は私、、だよね、、、」
糸月 燐火「え?髪が白く、、、」
神官「こ、これは、、?!」
神官「大蜘蛛の加護だと、、?!」

次のエピソード:エピソード2

コメント

  • 普通の高校生が異世界では凄まじいポテンシャルを秘めた存在になるなんて。これからの展開にワクワクが止まりません。雷がどうやって天使を救い出すのか。そして、ラストで燐火の髪が白くなった大蜘蛛の加護とはなんなのか…。気になります。

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