ようこそ!!海底都市シンキロウctiyへ

ヒナタクチ

シティに到着、ドキドキ修行(脚本)

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〇渋谷のスクランブル交差点
  ♪ここはステキな海底都市、シンキロウシティへようこそ♪
  やっと街に着いた。愉快な音楽が流れてる。
  水の中と忘れそうだけど東京みたい。
  和服の人多いけど私浮いてないかな...
  そこの連中止まれ!!!!
親衛隊「ヤイ、人間愛好会の連中!! 生意気だ!!女帝様が悲しむだろ」
人間愛好会のメンバー「言論の自由は認められています...人間様は尊いのです」
親衛隊「何だと!!」
人間愛好会のメンバー「喧嘩なら受けて立ちますよー」
  あの人達が怖いから逃げよう!!

〇奇妙な屋台
  何か食べ物が欲しいな
記憶を無くした「あなた」「すいません」
ウミヘビ「アイヨ!なんだい?」
記憶を無くした「あなた」「ウワッ!?」
ウミヘビ「お客さん、どうかしましたかい?」
記憶を無くした「あなた」「い、いえ別に...おにぎり1つください」
記憶を無くした「あなた」「これで支払います」
ウミヘビ「アプリね...アッ"Tap"!?この仮想通貨は使えないよ!!」
ウミヘビ「通貨は"魚"じゃないとね...別の店に行ってくんなまし」
記憶を無くした「あなた」「ごめんなさい、失礼しました」
  そんなぁ...

〇住宅街の公園
記憶を無くした「あなた」「お腹すいたよ...どうしよう」
記憶を無くした「あなた」「泳いでる...美味しそう...でもウミヘビの店員さんいたし食べたら捕まりそうだよね...」
「おやおや、お困りのようだね」
イソギンチャク婆「さっきウミヘビの店で見てたよ」
イソギンチャク婆「良かったらウチの店でおにぎり買うかい? 仮想通貨okだよ」
記憶を無くした「あなた」「是非お願いします」

〇屋台
イソギンチャク婆「ここがアタシの店だよ。 おにぎり2つ200tap」
記憶を無くした「あなた」「ありがとうございます!!」
イソギンチャク婆「おや、そのスマホはヒサシのかい?」
記憶を無くした「あなた」「そうです!実は...」
  私はイソギンチャク婆さんに全て話した。(人間の事以外)
イソギンチャク婆「なるほどねぇ...女帝に会うのかい」
イソギンチャク婆「それだったらゴミ山を登らないと1年はお城につかないよ」
記憶を無くした「あなた」「え!?」

〇埋立地
イソギンチャク婆「人間がね...捨てたゴミが沢山溜まって山になっているんだよ」
イソギンチャク婆「大半の連中が海にゴミ捨てる人間に迷惑してるんだけどさぁ...」
記憶を無くした「あなた」(人間ってバレたら怒られそうだな...ゴミは捨てないけど)
イソギンチャク婆「でも人間が好きな奴ら...人間愛好会もいて、そいつらがゴミで発明品を作るし」
イソギンチャク婆「無闇に処分するわけにもいかなくてねぇ...」
イソギンチャク婆「例えば"スマホ"も人間のゴミから改良して今では生活必需品だしねぇ」
イソギンチャク婆「アタシの大事な車椅子も人間の知恵や技術のおかげで使いやすくなった...」
イソギンチャク婆「人間と話し合いできたらゴミをどうにかしたいんだけども」
イソギンチャク婆「...陸に上がるには強い魔力が無いとできないからのぅ」
記憶を無くした「あなた」「...そうだったのですね」

〇屋台
記憶を無くした「あなた」「あの、どうしても早めに女帝に会いたいのでゴミ山に登りたいです」
記憶を無くした「あなた」「...でも確か」
「-町内放送- ゴミ山にロボットが暴れてるので注意」
「山に登らないでください」
記憶を無くした「あなた」「ロボット暴れてましたよね?」
イソギンチャク婆「確かにのぅ...じゃがお前さん」
イソギンチャク婆「ヒサシから特別なスマホをもらったじゃろ。それでロボットに抵抗できる」
記憶を無くした「あなた」「そうか!このスマホがあれば戦闘ができる!!」
イソギンチャク婆「ちなみにどれぐらい使えるんだい?」
記憶を無くした「あなた」「まだ1回しか」
イソギンチャク婆「なら、ワシと勝負するか!」
記憶を無くした「あなた」「...え?」

〇噴水広場
  綺麗な広場だ。
イソギンチャク婆「さぁ!かかってくるのじゃ!!」
  『敵、一体発見。
  Tapで倒してください。』
イソギンチャク婆「...かかったね」
  えっ?
  何⁈
イソギンチャク婆?「私が勝負よ!」
  『敵、一体発見。
  Tapで倒してください。』
イソギンチャク婆?「手加減はしないからね♡」
  えぇえええぇ!!!!!!!!
  ヤバい!!落とした!!
イソギンチャク婆?「隙あり!!」
  『敗北シマシタ。撤収シマス』
  ま、負けちゃった...

〇噴水広場
イソギンチャク婆?「あなた、このままだとあの変態ロボットに勝てないわよ」
記憶を無くした「あなた」「す、すいません...」
記憶を無くした「あなた」(ん?今、変態ロボットって言った?)
イソギンチャク婆?「というわけで」
イソギンチャク婆?「今からみっちり特訓してもらいます✨」
記憶を無くした「あなた」「えぇええ!!」
  一方、広場の隅では
  1人の男があなた達を見ていた。

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