地球出身の光の大賢者

檸檬桃緑茶

1章-08.橘貴也②(脚本)

地球出身の光の大賢者

檸檬桃緑茶

今すぐ読む

地球出身の光の大賢者
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇黒
橘 貴也(俺とユナは・・・)
橘 貴也(ユウトの通っている小学校を捜索することになった・・・)
橘 貴也(自宅から学校まで徒歩で20分弱・・・!! 俺たちは自転車で向かった!!!!!!)

〇開けた交差点
橘 貴也(横断歩道で信号が変わるのを待っていると・・・)
橘 貴也(ふと向かい側の横断歩道に目をやった・・・)
橘 貴也(すると・・・ 顔色の悪い30代ぐらいの女性が、ヨタヨタと歩いてきた!!)
ゾンビ2「・・・・・・」
橘 貴也(そして・・・)
橘 貴也(信号待ちしていた中学生ぐらいの男子の首に噛み付いたのだ!!!!!!)
モブ(男子中学生)「ぎゃーーー!!!!!」
橘 貴也(男子中学生の悲鳴により、その場は騒然となっていた!!)
モブ(男子中学生)「・・・ヴっ!!!!!!」
モブ(社会人)「き、きみ!! なにしてるんだ!! やめなさい!!!!!!!!」
橘 貴也(後から来た会社員の男性が必死で女性を引き剥がそうとするが、女性は今度はその男性の首元に噛み付いた!!!!!!)
モブ(社会人)「ウワァァ~ッ!!!!!!!!」
橘 貴也(そして・・・)
橘 貴也(先程まで噛まれていた男子中学生が今度は別の人に噛みつき──)
橘 貴也(地獄絵図だった────)
橘 貴也(俺は頭の中が真っ白になってしまい動けなかった・・・)
橘 結奈「た、タカ兄!!!! 今、渡れるよ!!!!!! 小学校に避難しよう!!」
橘 貴也「・・・はっ!!!!!!!!!!」
橘 貴也「い、急ぐぞ!!!!!! ユナ!!!!!!」
橘 結奈「う、うん!!!!!!!!」
橘 貴也(俺とユナは、急いで自転車をこいで小学校へと避難した!!)

〇学校の校舎
  小学校の校門前・・・
橘 貴也(俺は、半開きだった学校の門を閉じた!!)
橘 貴也(そして、自転車を校舎前に置いて学校の中に入った!!!!)

〇事務所
  職員室・・・
橘 貴也(職員室の中に入ると、先生が1人だけ居た・・・)
橘 貴也(どうやら夏休みということもあり、生徒はおろか、先生もほとんど学校内にいないようだった・・・)
橘 貴也「失礼します!!!!」
橘 結奈「失礼します!!!!!!!!」
モブ(先生)「あ、あなたたちは!?!?」
橘 貴也「橘です!! 5年3組のユウトの家族です!!」
橘 貴也(そう・・・!!!!)
橘 貴也(この先生は、ユウトの担任だったのだ!!!!)
モブ(先生)「あっ!!!! ユウト君のご家族なのね!!!!」
橘 貴也「はい!!!!」
モブ(先生)「そ、それより、このニュースみて!!」
橘 貴也(そして言われるがまま、視線をうつすと・・・)
橘 貴也(テレビ画面だった!!!!!!)
橘 貴也(そのテレビ画面で、先程見たばかりのゾンビについてのニュース番組がやっていたのだ!!)

〇渋谷駅前
モブ(アナ)「こちら現場です!! ────」
橘 貴也(『人が凶暴化』)
橘 貴也(『人を食べる』)
橘 貴也(『噛み付かれり引っかかれたりしたものは同じように凶暴化する』)
橘 貴也(『外には出歩かないように』)
橘 貴也(『――この状況は世界中で起こっている。』)
橘 貴也(そのような内容なニュースから流れていた!!)

〇事務所
橘 貴也(まるで某ゾンビ映画の話を聞いているようだった!!!!!!!!)
モブ(先生)「こ、こんなのまるでゾンビ映画みたいじゃない!!!! そ、そうだ!!!!早く帰らなきゃ!!!!」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:1章-09.橘貴也③

成分キーワード

ページTOPへ