地球出身の光の大賢者

檸檬桃緑茶

1章-07.橘貴也①(脚本)

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〇古い本
橘 貴也(俺は橘貴也。 高校1年の16歳だ!!)
橘 貴也(血の繋がった父は、俺が2歳の時に仕事中の事故で亡くなった。 ・・・らしい!!)
橘 貴也(その時の事はあまり覚えていないが、母さんがずっと泣いていたことだけは覚えている!!)

〇古いアパートの一室

〇黒
橘 貴也(その後・・・)
橘 貴也(母さんは必死に勉強し、看護師として働くことになったのだ!!)

〇総合病院
  母さんの職場・・・

〇病室
橘 貴也(そして、その職場の患者として来たのが・・・・・・)
橘 貴也(今の義父さんなんだ!!!!!!)
橘 貴也(どうやら!!!!)
橘 貴也(義父さんと母さんは学生時代の同級生だったらしく、出会ってから付き合うまで・・・)
橘 貴也(そんなに時間はかからなかったと思う・・・)

〇ホテルのレストラン
橘 貴也(そして、俺が8歳の時・・・)
橘 貴也(再婚のための顔合わせがあった!!)
橘 貴也(その頃の俺は・・・)
橘 貴也(正直、新しい家族って言われてもいい気はしなかったし、再婚には乗り気じゃなかった・・・)
橘 貴也(だが・・・!!!!)
橘 貴也(最初の顔合わせで、2歳のユウトの顔を見た瞬間、オレは動けなくなってしまった!!)
橘優人(幼少期)「あうあう!!!!!!」
橘貴也(8歳頃)「!!!!」
橘 貴也(青みがかった白銀が混ざっている髪・・・)
橘 貴也(目がクリクリッとして、まつ毛がバサバサ!!)
橘 貴也(ほっぺもぷにぷにで唇もぷるっとしている!!)
橘 貴也(女の子のような顔した可愛い男の子・・・)
橘 貴也(そんなユウトが俺の事をずっと見つめた後、笑ったんだ!)
橘 貴也(雷に打たれたような衝撃を受け、ユウトの手をつかみとった!!)
橘貴也(8歳頃)「俺はタカヤだよ。俺の弟になってくれるかい?」
橘優人(幼少期)「あい!!!!!!」
橘貴也(8歳頃)「!!!!!!」
橘 貴也(ユウトの返事に2度目の衝撃を受け、歓喜に震えた・・・)
橘 貴也(思わずユウトを抱きしめ、そのまま独占していた・・・)
橘 貴也(それを見かねたユウトの実の姉で、俺の義妹となるユナに怒られた!!)
橘結奈(8歳頃)「ユウト独占しないで!!!!」
橘 貴也(それでも俺はユウトに構い続けたのだった!!!!!!)
橘結奈(8歳頃)「もー!!!!」
橘 貴也(その数ヶ月後・・・ 俺と母さん、義父さんとユナとユウトは正式に家族になった!!!!)

〇黒
橘 貴也(その日ならずっと・・・!!!!)
橘 貴也(ユウトを守る!!)
橘 貴也(そう思っていた!!!!!!)
橘 貴也(そして・・・)
橘 貴也(あの事件が起こるまで・・・)
橘 貴也(俺とユナ、義父さん母さんで可愛いユウトを守ってきた!!!!!!)

〇渋谷のスクランブル交差点
橘 貴也(それは、ユウトが10歳になる誕生日を明日に迎えた日・・・)
橘 貴也(俺とユナは、ユウトの誕生日プレゼントを買いに少しだけ遠出をしていた!!)
橘 貴也(その帰り道・・・)
橘 貴也(しつこい勧誘(スカウト)にあってしまい、なんとか帰宅出来るようになった頃・・・)
橘 貴也(MIMEを見たらユウトから一緒に出かけたいとのお誘いがきていた!!)
橘 貴也(天に昇る気持ちを必死で抑えながら返事を送ったが、ユウトからの返事はなかった・・・)
橘 貴也(ユウトとおでかけか~♪♪ 家に帰ったら細かく詳細を決めようかな♪♪)
橘 貴也(などと考えていると、母親からグループチャットが入った!!!!)
  『家に携帯はあるがユウトがどこにもいない。』

〇黒
橘 貴也(そこから・・・)
橘 貴也(俺たち家族は大混乱だった!!!!)
橘 貴也(どこを探してもユウトが見つからないのだ!!!!)
橘 貴也(──── 捜索初日・・・)
橘 貴也(警察に頼っても手掛かりひとつ見つからなかった!!!!!!)

〇おしゃれなリビングダイニング
橘 貴也(ユナや母さんは、眠ることが出来ずにずっと泣いていた・・・)

〇おしゃれなリビングダイニング
橘 貴也(そして、捜索2日目・・・)
橘 貴也(本当は警察も捜索に加わる予定だったが、急きょ断られたのだ!!)
橘 貴也(今思えばこの時すでに俺たちの近くにも異変が近づいてきていたのだろう・・・)
橘 貴也(そのため、父さん1人でユウトの捜索に向かおうとしたところ・・・)
全員「私(俺)も一緒に行く!!!!!!!!」
橘 貴也(ユウトを一秒でも早く見つけだしたい気持ちはみんな一緒だった・・・)
橘 貴也(だが・・・!!!!!!)
橘 貴也(ユナと母さんは、寝れなかったせいか・・・)
橘 貴也(それともずっと泣いていたせいか・・・)
橘 貴也(顔色がかなり悪かった!!)
橘 貴也(だから本当は義父さんも俺も留守番して欲しかったんだ・・・)
橘 貴也(だけど・・・!!!!!!)
橘 結奈「留守番なんて無理よ!!」
橘 絵梨奈「じっとしていられないわ!!!!!! ・・・ユウトを早く見つけなきゃ!!!!」
橘 玲司「・・・」
橘 貴也「・・・」
橘 貴也(義父さんも俺も・・・!!!!)
橘 貴也(実は少ししか寝れていなかった・・・)
橘 貴也(不安なのは家族皆一緒なのだ!!!!!!)
橘 玲司「・・・はぁ・・・!! 分かった!! だが、今日も外はかなり暑い!! 無理はするなよ・・・!?!?」
全員「はーい!!!!!!」
橘 貴也(結局折れたの義父さんだった!!)
橘 貴也(そして、真夏の中探し回るのは危険と判断した父さんにより、)
橘 貴也(午前中は車を使ってユウトの行きそうな場所を家族皆で探し回ることになった!!)

〇黒
橘 貴也(だが・・・!!!!)
橘 貴也(全く手応えがなかった!!)
橘 貴也(・・・ そのため!!!!)
橘 貴也(涼しくなってきた夕方頃に俺とユナ、義父さんと母さんに別れて捜索することになったのだった・・・)

次のエピソード:1章-08.橘貴也②

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