〇おしゃれな居間
甘音主乃「スゥゥゥウ・・・」
甘音主乃「ホントに来ちゃったんだね?!?!」
泡風射潤「えっへへ」
数多声野「「えっへへ」じゃないです、何故来てしまうんですか！」
泡風射潤「わわっ！　誰誰？」
甘音主乃「あー、えっとね！ 連絡入ってなかったかな、お仲間よ〜」
数多声野「ええと・・・数多声野です・・・はい」
泡風射潤「そっかぁ！　僕はねー、射潤って言うのー！」
数多声野「えぇ・・・存じてますとも・・・」
「んま、泡風くんよ」
泡風射潤「わわっ！　今度はだぁれ？」
「はいはい、放送ですよ〜 私ゃ怪しい奴じゃないんでね、そこんとこ」
泡風射潤「〜??」
甘音主乃「理解できてないから・・・」
「あ"あ"？　どーっでも良いね、それは。 いいかい？　今は居ないけど他にもお仲間さんがいるからね」
泡風射潤「そーなの?!　会ってみたい！」
「殆どの人が忙しいからな、特に何も無いのがここにいる人たちだけなんだよ」
甘音主乃「俺は殆ど学校行ってないからね」
数多声野「ええと、僕に関しては多分行っても行かなくても変わりませんから・・・」
泡風射潤「なんか皆テキトー・・・」
甘音主乃「ごめんね？」
「んでだ、今回泡風に聞きたいのは、私たちの仲間になるかどうかだ」
泡風射潤「仲間ー？」
「そそ。 お前は富豪の長男背負ってる訳だから、入ったとしてもそこまで本格的には使われないだろうけどな」
「それに、かなり人目にも着く。 でも、その代わり。お前の『魔力』の使い方を自分自身で学ぶことはできる」
泡風射潤「うぇえ・・・分かんないよぉ・・・」
甘音主乃「つまりだよ？　つまりね、少し危なくなるけれど、君の不思議な力の使い方はお勉強できるよってこと！」
泡風射潤「おー！」
「やっとこさ理解できたか？ で、それら踏まえてどうする??」
泡風射潤「んん〜」
泡風射潤「入りたい!!」
甘音主乃「マジか」
「うっし、んじゃ親御様には伝えておくかね」
甘音主乃「任せたわー」
泡風射潤「わーい！」
数多声野「左様ですか・・・ 先都さんたちに伝えておきましょうか？」
「悪いな、頼むわ」
　　なんかこうしてよく分からないけれど仲間がまた増えた。