教祖を狙う殺し屋(脚本)
〇怪しげな祭祀場
教祖「はぁ・・・はぁ・・・」
教祖「まさかあんな簡単に信者がやられるとは・・・」
教祖「完全に舐めていた・・・」
教祖「・・・だがここなら」
セルーナ=サスター「ここならなんだって?」
教祖「・・・な・・・ぜ」
セルーナ=サスター「知るか」
教祖「あぁ・・・神よ」
教祖「・・・どうか・・・救いを・・・」
セルーナ=サスター「お前にいいこと教えてやるよ」
〇黒背景
この世に神なんていないんだよ
〇シックなバー
「お前また教祖をヤったんだってな」
セルーナ=サスター「あんなの簡単なもんさ」
「ハハそうか!」
「相変わらず頭おかしいな」
セルーナ=サスター「お前よりマシだよ」
「いやぁお前の方がおかしいね」
「お前以外に人間で殺し屋やってる奴見たことねえよ」
セルーナ=サスター「いや全然いるだろ人間の殺し屋も」
「でもお前みたいに〈宗教の教祖〉を狙ってうやつは魔法使いとかゴブリンぐらいしか見たことねえよ」
セルーナ=サスター「・・・まあそれもそうかもな」
セルーナ=サスター「・・・で?」
セルーナ=サスター「どんな任務だ?」
「相変わらずお前は察しがいいな」
「まあ実は今報酬がいい仕事があるんだが・・・」
「今回は少し特殊でな」
セルーナ=サスター「どんな内容なんだ?」
「それがなぁ・・・」
「教祖は悪魔を名乗っているそうなんだ」
セルーナ=サスター「教祖が!?」
「あぁしかもその教祖は魔法使いだそうだ」
セルーナ=サスター「めちゃくちゃだな・・・」
〇霧の立ち込める森
魔法使い
魔法を扱う力があり
その適性は基本的には産まれ持った才能に左右される
だが
基本的に人間の適正者はそう多くない
そのほとんどが人間以外の種族のものが多い
地域によっては魔法使いを神のように扱う、または悪とみなして処刑するような場合もある
そんな魔法使いが逆らえないもの・・・それは
悪魔だ
悪魔は魔法使いより高い地位にあり
それゆえ魔法使いも自分がどういう立場であろうが悪魔には逆らえない
また悪魔の地位を利用するために契約を交わす魔法使いも少くない
〇シックなバー
セルーナ=サスター「・・・悪魔は魔法使いに崇められるような存在だ」
セルーナ=サスター「悪魔を殺すような魔法使いなんて居るのか?」
「居るんだよ実際に」
「そうじゃなきゃこんな報酬高くないしな」
セルーナ=サスター「・・・」
「まあそりゃ迷うよな」
セルーナ=サスター「少し情報を集めてから考える・・・」
「あぁそれがいいと思う」
「それじゃあ俺はもう行くな」
「・・・そういや伝え忘れてた」
「今回のターゲット」
〇黒背景
まだ学生らしいぞ
続きが非常に気になります。
悪魔と魔法使いの関係性も凄く面白いですし、ましてや学生…?
生まれ持っての才能がとてつもないのですかね!
教祖を●する話ちょっと危ないですね