第3話 妊娠報告(脚本)
〇テーブル席
花野ゆき「いやー久しぶりにいっぱい服買えたー!」
星崎天音「私も〜!気分転換はやっぱり大事だよね〜!」
花野ゆき「実はねー私朔馬との子供がお腹にいてね、今妊娠5ヶ月なの!」
星崎天音「そうだったのー!おめでとう!」
花野ゆき「ありがとう」
星崎天音「あ!そうだ!じゃあ少し気が早いけど、赤ちゃんが遊べるおもちゃでも見に行こっかー!」
花野ゆき「確かに!いいのあるかなー」
星崎天音「それは私からのプレゼントねー!」
花野ゆき「え〜いいよー!私が買うよ〜」
星崎天音「いいよいいよ!それくらいプレゼントさせてー!私たちズッ友でしょ?」
花野ゆき「じゃあお言葉に甘えて・・・」
星崎天音「ここも私が・・・」
花野ゆき「ダメーっ!!」
〇ラブホテルの部屋
星崎天音「あ、そういえばゆきから妊娠のこと言われたよ」
月宮朔馬「ああ、そうだったんだ。天音に子供が遊ぶおもちゃ買ってもらったって言ってたような?」
星崎天音「ゆき、私たちの関係になんの探りも入れてこないの??」
月宮朔馬「なんにも聞かれないし、すぐ態度に出すゆきがいつも通りのゆきだから、気づいてないんだと思う」
星崎天音(ぷはっ!なんにも気づかないって、妻失格じゃん!私と変われよ!自分しか見えてない馬鹿女)
星崎天音「・・・ふふふ」
月宮朔馬「?なんかいい事あった?」
星崎天音「ううん!なーーーんにも!」
月宮朔馬「そっか」
月宮朔馬「なあ天音」
星崎天音「どうしたの??」
月宮朔馬「俺とゆきとの間に子供が出来たから、9ヶ月になったらこの関係もう終わらないか」
星崎天音「嫌だ!ずっと繋がっていようって言ったじゃん!!」
〇ラブホテルの部屋
星崎天音「嫌だ!!!」
月宮朔馬「ちょっ・・・天音静かに・・・」
星崎天音「うるさいうるさいうるさい!!!! 私の何がわかるのよ!!!! ずっと好きだったのはあたしのほうよ!! なのにあのアマ・・」
星崎天音「もういい。私死ぬから。ゆきも子供もお前も殺して私も死ぬから!」
星崎天音「うぁあぁぁぁああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 悔しいよおぉぉおぉおおおぉぉぉ!!!!!!!!」
星崎天音「死んじゃえぇぇぇぇえええぇぇえ!!!!」
月宮朔馬「天音やめろ!!!」
星崎天音「なん・・・」
月宮朔馬「家族のことをそんなふうに言うやつはもう友達なんかじゃない!!」
月宮朔馬「今後一切俺たち家族に近づくな!!」
月宮朔馬「近づいたら通報するからな!!」
星崎天音「うぁあぁぁぁあんんん!!!! もうみんなだいっきらい!!!!」
月宮朔馬「嫌いで結構だ!もう近寄るな!」