〇女の子の一人部屋
　　とある休日の午後
　　のんびり自宅で映画を見ていると・・・
ミチル「あれ、この役者さんって・・・」
ミチル「前に見たドラマで殺人鬼役を演じてたけど 今回はお人好しの教師役かー！」
ミチル「そういえば過去にはBL作品にも出演して、 生々しい演技が話題になっていたっけ」
ミチル「同じ人なのに、役の幅がスゴイなー！」

〇飲み屋街
　　そんな多彩な役者さんを見ていると、
　　多彩な味の食材を食べたくなる。
　　ま、単なる飲み食いの言い訳だけど・・・

〇大衆居酒屋（物無し）
ミチル「んー美味しい！ 今日は旨口の純米酒の冷や！ 食べ物と合わせるために選んだけど、 この芳醇な味はたまらないねっ！」
ミチル「そして・・・」
お店のスタッフさん「お待たせしました～」
お店のスタッフさん「ホタテの貝焼きでございます～」
ミチル「うわー、熱々でイイ香り！」
ミチル「調理法で味わいが変わるといえば、 やっぱりホタテだよね！」
ミチル「それじゃ、いただきまーす！」
ミチル「アチチっ！」
ミチル「口の中が、ホタテの香りと甘味で 溢れかえってる」
ミチル「そこに、さらに・・・」
ミチル「日本酒の旨味も加わって、口の中が天国！」
ミチル「ホタテは調理法ごとに味わいが変わるけど 今日はお酒に合わせての貝焼きに」
ミチル「刺身やフライやバター焼きも好きだから、 すっごく悩んだのだけど・・・」
ミチル「ていうか、調理法ごとに違った美味しさが あるって、ホタテってスゴイよねっ！」
ミチル「干し貝柱なんか、高級中華では 必須の食材になってるし」
ミチル「ていうか、この貝ごと焼くのって、 見た目のインパクトもスゴイけど 香りも立ってイイよねっ！」
ミチル「これは醤油と酒が入っているけど、 青森では味噌ベースの貝焼きなんだって!?」
ミチル「機会があれば食べ比べてみたいなー！」
ミチル「しかも、青森では貝殻を再利用してるって 聞いたことあるけど、 ホントならエコだよね！」
ミチル「貝殻の再利用なんて、 オジサン方の「貝殻ビキニ」以外 聞いたことないからね・・・」
ミチル「あのビキニって、私が着たら・・・・・・」
ミチル「・・・・・・いや止めておこう。 何も言うまい！」
ミチル「それはさておき、貝焼きのラストを。 貝殻に残ったおツユとお酒を・・・」
ミチル「美味しかったー！ ごちそうさまっ！」
　　一瞬、セクシーなシチュエーションを
　　考えてしまうミチル。
　　ま、冷静に考えると・・・・・・
　　このお話は、「色気より食い気」と
　　いうことにしておいてください💦