リフレのおねぇさん

ましまる

幸せの反射区(脚本)

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〇雑踏
  ああ、疲れた・・・
  日々暮らしていたら、
  そりゃ疲れが溜まることなんてあるよね
  その疲れへの対処を上手にできるかで、
  日々の暮らしの質が変わってくる、
  そう私は思っている。
  ちなみに、私の対処法は、
  「睡眠」「食事」そして・・・
  リフレクソロジーなんだよね

〇おしゃれな受付
絵里「いらっしゃいませー! 美由紀さん、今日はどこがお疲れですか?」
  いつものリフレクソロジーサロン、
  そして、いつも素敵な絵里さん!
  彼女の施術により、
  いつも身も心もスッキリして過ごせる。
  冷え性であるので、
  彼女の施術で血行が良くなるのもあるが、
  それ以上に・・・

〇ファンシーな部屋
絵里「あれ、”ココ”と”ココ”が張ってますね! ”目”と”首”がお疲れみたいですけど、 お仕事が忙しかったですか?」
美由紀「やっぱり、わかっちゃいますか? 忙しくて肩こりがヒドくて・・・」
絵里「大変でしょうけど、 こんなになるまで無理しないでくださいね」
絵里「それと・・・」
絵里「胃腸もちょっとお疲れみたいですね・・・」
絵里「ひょっとして、暴飲暴食しちゃいました!?」
美由紀「あー、やっぱバレちゃうんですね・・・」
美由紀「ここのところ、食生活が乱れてて・・・ 昨日も、駅のそばにできた串カツ屋さん、 あそこで派手に飲み食いしちゃいました💦」
絵里「えー、あのお店、気になってたんですよ! 何かオススメはありますか?」
美由紀「期間限定の、牡蠣の串揚げが絶品ですよ! あと、レンコン串も美味しかったですね!」
絵里「根菜の揚げ物が美味しいって、 地味に嬉しくなりますよね!」
絵里「レンコンかサツマイモかカボチャ、 どれか1つあるだけで幸せな気分です!」
美由紀「わかりますー! セルフうどんのお店でも、 その中の天ぷら1品を、必ず選んでます!」
絵里「でも、油モノを控えて消化に優しい食事も 心掛けたほうがいいですね!」
絵里「ほらっ・・・」
美由紀「うっ・・・」
絵里「胃がかなりお疲れみたいですから!」
美由紀「はーい・・・」

〇おしゃれな受付
  私の足裏の状況から、
  身体の状態を察してくれて、
  優しい言葉を掛けてくれる
  そんな絵里さんの言葉で、
  いつも心の中までスッキリ爽快だ!
  彼女の施術と優しい心のおかげで、
  これまで色々とあった大変なことも
  どうにか乗り越えられた。
  ちょっとオーバーな言い回しだけど、
  本心からそう思っている。
  私の足裏にまで現れてしまった苦労事、
  それを理解し和らげようとしてくれたこと
  
  心から感謝しているんだよね。

〇雑踏
  そうしてリフレッシュした心身で、
  また日常の厄介事に向かい合う私。
  そしてまた疲労を蓄積させた身体で、
  絵里さんを求めてサロンに向かうが・・・

〇おしゃれな受付
美由紀「えー、絵里さん、お休みなんですかー!?」
姫奈「はい、急な発熱でお休みでして・・・」
姫奈「もし私でよろしければ、 代わりにすぐにご案内できますが・・・」
  このお店の新人の姫奈さん、
  彼女の施術は受けたことないけど、
  身体の疲労は限界に近いので、
  彼女にお願いすることにした。
姫奈「はい、頑張りますので、 よろしくお願いします!」

〇ファンシーな部屋
姫奈「では、ここから・・・」
美由紀「イタタタ・・・ 痛いってー!!」
姫奈「あっ、スミマセン・・・ ここが痛いということは・・・」
  と言いながら、視線を傍らに移す姫奈さん
  視線の先には、足裏の反射図のカンペが
美由紀「まだ「反射区」を覚えてないのかーい!?」
姫奈「えとえとっ、「目が悪い」ですね!」
美由紀「何か視力に問題あるみたいな言い方だけど 視力自体はいいからね。 疲れ目なのかもしれないけど・・・」
姫奈「あっ、はい、そうですね・・・」
姫奈「では、次にここを・・・」
美由紀「イタタタタタ・・・、痛いーー!!」
姫奈「あっ、ゴメンナサイ・・・」
姫奈「ここは、ええと、その、 「耳が悪い」ですね!」
美由紀「その「耳が遠い高齢者」みたいな言い方 やめてよ・・・」
姫奈「あっ、そうですね、ごめんなさい!」
美由紀「こちらこそゴメンね・・・ 続きをお願いしてもいい?」
姫奈「はい、では・・・」
美由紀「ア゛ーーーーッ!!!!」
姫奈「ここが痛いということは、 「心が悪い」みたいですねっ!」
美由紀「単に指の力が強すぎなだけだって・・・」
美由紀「あと「心が悪い」って、 性格が悪いみたいな言い方だから・・・」
美由紀「そのカンペの「反射区マップ」、 臓器名を略称で書いているよね?」
美由紀「「心」って「心臓」の略だから・・・」
姫奈「あっそうですね、気を付けます!」
姫奈「次はここを、思いっきりいきますね! エイッ!!」
姫奈「あっ、ここは「頭が悪い」ですね! もう一度、エイッ!!」

〇黒背景
  ・・・拷問のような時間は続いた。
  この力任せの施術を受け続けた私の身体は
  翌日から機能不全を起こしてしまい、
  数日間寝込むこととなった・・・
  それと、「頭が悪い」と言われたことは、
  何だか地味に傷ついた・・・💦

〇おしゃれな受付
  どうにか動けるようになった私は、
  数日後、絵里さんの施術を求めに行った。

〇ファンシーな部屋
絵里「先日は急に休んでしまい、 本当にご迷惑をおかけしました!」
絵里「しかも、ウチのスタッフの施術で 体調を崩したなんて、 いくら謝っても許されることではなく・・」
美由紀「いえいえ、絵里さんは悪くないですし、 姫奈さんがパワフルすぎて、 私と相性が悪かったのだと思います」
絵里「お詫びに、今日は普段より一層丁寧に、 美由紀さんのケアをさせていただきます!」
美由紀「いえいえ、普段の絵里さんの施術で、 十二分に満足ですから!」
絵里「もったいないお言葉です・・・ 本当にありがとうございます!」
絵里「ホントに、あの子も、 普段は男性のお客様ばかりだからって、 女性への力加減を忘れちゃったのかしら?」
美由紀「姫奈さん、男性相手が多いのですか!?」
絵里「そうなんですよ・・・ 男性のお客様からのご指名で、 いつも埋まっちゃってるのですよ」
美由紀「えーっ!?」
絵里「やっぱり、男性からしたら、 私のようなオバサンよりも、彼女みたいな 若く可愛い子のほうがいいですよね?」
美由紀「絵里さんはオバサンでないですし、 素敵な女性ですよ!」
美由紀「それに、姫奈さんを指名する男性って、 きっと・・・」
絵里「えっ!?」
美由紀「いや、何でもないですよ」
  絵里さんには言えなかった。
  姫奈さんを指名する男性って・・・
  間違いなく「ドM」の性癖だ!
  若く可愛い女の子に散々痛めつけられて、
  さらに「言葉責め」もセットだから。
  あの「天然S嬢」の姫奈さんは、
  そりゃ人気が出るだろうね(笑)
絵里「それより、美由紀さん・・・」
絵里「また暴飲暴食したでしょ!? 消化器が疲れ切ってますよ!」
美由紀「いたた、絵里さんにはバレバレですね!」
美由紀「確かに、昨日も女子会で、 国道沿いのイタリアンに行ってました・・」
絵里「えー、ウラヤマシイ! そんな美由紀さんには、 ”ココ”を強く押しちゃいますよ!」
美由紀「アタタッ・・・ 次は誘うので、許してください・・・」
絵里「よし、許してあげましょう!」
  どうやら、私の大好きな絵里さんも、
  ちょっぴりSっ気があるようだ。

コメント

  • 姫奈さんはプロの仕事ができていないと思うけれど、それでも予約が埋まっているということは、やはり需要(M)と供給(S)のバランスなんですね。「心が悪い」と「頭が悪い」にはリアルでお茶吹き出しました。

  • ちょうど仕事から帰ってきて一息ついていたタイミングで読ませていただきました☺️
    まず効果音のチョイスに驚きました!そしてスタッフさんとの会話がリアル!ちょっとだけ疲れが取れた気がします🙌

  • 普段からセルフマッサージが身についているので、お店に行ったことはないですが、美容院で気の合った美容師さんがシャンプーの後に心地よくマッサージを施してくれるのは好きです。でもやっぱり、その人との相性や加減は大切ですね!

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