青春盗聴譚

穂橋吾郎

エピソード10(脚本)

青春盗聴譚

穂橋吾郎

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〇古いアパート
萩尾元「剛、待ってろ、剛——!」
久保田光「・・・孫の剛君と二人で暮らしてんだよね」
戸村龍也「鍵閉めないで行っちゃったよ」
久保田光「流石に、事故で意識不明はやりすぎたかな」
戸村龍也「いやー、心が痛むわー」

〇安アパートの台所
戸村龍也「鍵閉めてってあげようか?」
久保田光「入れなくなるじゃん、萩尾さん」
戸村龍也「あ、名探偵コマル全巻ある。 俺5巻無くしちゃったから、貰ってこうかな」
久保田光「最低だよ、泥棒なんて」
戸村龍也「て、言ってる久保ちゃん、盗聴器回収できた?」
久保田光「・・・うん」

〇高級一戸建て
戸村龍也「この家でラストな」
久保田光「うん」
戸村龍也「誰もいないん?」
久保田光「うん、さっき盗聴して確認したし、要さん家はいつも夕方まで留守だから」
戸村龍也「にゃーんか、意外とあっさりだたね」
久保田光「いいよ、あっさりで。行こう」

〇高級一戸建て
  赤地が探知機を持っている。そのアンテナを家の方に向けると、針が左右に揺れる。
村木駿「ここっすか?」
赤地正男「ああ、ある」
村木駿「マジっすか、普通の家っすけど」
赤地正男「確かめてみるさ」
  インターフォンを押す赤地。

〇おしゃれなリビングダイニング
久保田光「え、誰か来た?」
戸村龍也「放送局の集金・・・ではない」
久保田光「! 赤地・・・」
戸村龍也「え、こいつが!」
久保田光「なんで・・・ん?」
  モニター内の赤地は探知機を持っている。
久保田光「あれ、探知機!?」
  光の手には三叉コンセントが握られている。

〇高級一戸建て
村木駿「留守っすかねー」
赤地正男「探知機の・・・」

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