りっちゃんのピアス
主人公のりっちゃん(佐藤リサ)は、クラスメイトにも先生にも頼りにされる優等生。そんなりっちゃんの目標は生徒会長になること。当然のように候補者に選ばれるりっちゃんだったが、クラス1のお調子者・川島も選挙に立候補することに。突然のライバル登場に戸惑うりっちゃん。川島の立候補の理由とは?二人の微妙な関係の行方は?正反対な二人のほろ苦青春ストーリー。
結果発表:2022年07月15日 12:00
応募総数:552件
主人公のりっちゃん(佐藤リサ)は、クラスメイトにも先生にも頼りにされる優等生。そんなりっちゃんの目標は生徒会長になること。当然のように候補者に選ばれるりっちゃんだったが、クラス1のお調子者・川島も選挙に立候補することに。突然のライバル登場に戸惑うりっちゃん。川島の立候補の理由とは?二人の微妙な関係の行方は?正反対な二人のほろ苦青春ストーリー。
主人公のりっちゃん(佐藤リサ)は、クラスメイトにも先生にも頼りにされる優等生。そんなりっちゃんの目標は生徒会長になること。当然のように候補者に選ばれるりっちゃんだったが、クラス1のお調子者・川島も選挙に立候補することに。突然のライバル登場に戸惑うりっちゃん。川島の立候補の理由とは?二人の微妙な関係の行方は?正反対な二人のほろ苦青春ストーリー。
優しくて頼りになる先輩は、イケメンでイケボの持ち主! そんな先輩のイケてる台詞が止まらない!? ヒロインのノリとテンションでぐんぐん進むコメディチックなストーリーが、先輩のイケメン無双でハッピーエンド一直線!
20××年、胸キュンウィルスというものが現れた それは胸キュンなセリフを言われると キュンとしてしまい意識を失ってしまうというもの 果たして、人類は胸キュンウィルスに勝つ事ができるのか?
ホラー作家・朝戸は、自宅を兼ねた仕事場で打ち合わせを行う。彼と熱心に話し合う担当者・鹿部は、作家に対し、名づけようのない感情を抱いていたが。
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普通の高校生活を送りたい! 遥(はるか)の願いはただそれだけ。 通学路の坂道で毎朝出くわす男子、逢坂(おうさか)は敵か味方か。 遥と逢坂の密やかで逞しい青春の始まり。
普通の高校生活を送りたい! 遥(はるか)の願いはただそれだけ。 通学路の坂道で毎朝出くわす男子、逢坂(おうさか)は敵か味方か。 遥と逢坂の密やかで逞しい青春の始まり。
推しのマネージャーになって推しと付き合うことになった話。
総評
この度は第1回『キュンとする話』コンテストにご応募いただきありがとうございました。
ライター×イラストレーター×声優というTapNovelでしかできない試みのコンテストで、『キュンとする話』というハードルの高いテーマだったにも関わらず552件と歴代最高数のご応募をいただくことができました。
様々な分野で活躍する豪華審査員たちによって評価を行い、以下の通り受賞作を選出させていただきました。
最優秀賞は、三角錐さんの『りっちゃんのピアス』を選出させていただきました。
審査員のコメントを一部引用いたします。
「私自身がりさという名前で、完璧な姉がいるので、佐藤リサの気持ちが手に取るようにわかり、共感してしまいました!ひなたくんみたいな包容力のある男の子が見守ってくれて、リサは幸せ者です・・・。ひなたくんのピアスをお守りにしているところも、キュンとしました」
「コメディに走りがちな作品が多い中、王道の人間ドラマをしっかりと描いている印象でした。リサとひなたのキャラクターが対照的で際立っているだけではなく、リサが抱えている葛藤と成長が明確に伝わってきました。後半のひなたの言葉にも、短いながら説得力があり、読後のカタルシスもありました」
「学生時代の胸キュンの王道ストーリーだなあと感じつつも、待ってましたと感じる自分がいる。そんなことを感じるストーリーを短いストーリーでまとめています。表ではそっけない態度ですが実は気にしている。そして、大切なものをプレゼントし、そのプレゼントを貰った側も、そのご利益を信じることで困難を乗り越えられる魔法になる胸キュンです」
優秀賞は、さんまるさんの『先輩のイケメン無双に陥落しました!』を選出させていただきました。
審査員のコメントを一部引用いたします。
「最初コメディテイストのイケメン推し話かと思わせつつ、定番ながらきちんと胸キュンの展開があって非常にうまくまとまっていました。恋愛系おとぎ話として理想のストーリー形にうまく着地成立させたと思います」
「セリフもワードセンスもよい。イケメンに聞きたいセリフを言わせるという、オタクの妄想をひたすら突っ走って具現化したような欲望の溢れる作品ですが、本コンテストの企画意図を理解しており、声優さんにお願いしがいのある作品」
佳作は、以下の作品となります。審査員のコメントとともにご紹介いたします。
ヤマダンさんの『胸キュンウィルス』
「なにからなにまでくだらなくて、ニヤニヤしながら読んでしまいました!福島刑事への胸キュンのセリフが独特で笑えました!最後のオチまで完璧。しっかりギャグに振り切った、笑える胸キュンストーリーでした」
「ここまで突き抜けてばかばかしいと逆に楽しくなる。矛盾だらけの設定に無理があるが、楽しさはぴか一と思う。胸キュンのせりふにもっと磨きをかければ、一幕物のコントになる可能性がある」
「胸キュンに直球ですが、シンプルでわかりやすい。胸キュンウイルスは人々を幸せにするウイルスという、コロナ時代に前向きなウイルスというのも受け入れやすい発想です。かかったら1週間位は幸せになれる。その後のリバウンドが怖いですが、たまにはかかりたいウイルスといったところでしょうか。ただやはり重症患者は日常生活に支障をきたしそうで危なそうですね」
高山殘照さんの『勘弁してよ朝戸さん!』
「朝戸に翻弄される鹿部さんのリアクションがとても可愛らしかったです。人気ホラー作家とその担当者という設定も活かされていたように思います。ただ欲を言えば、終始朝戸のキャラがぶれなかったので、鹿部さんがもう少し朝戸を疑うような状況があれば、更に良かったかと思いました。そうすれば朝戸のキャラに二面性が出れば物語に深み出るので、更に面白くなったかと思います」
「「ん」の使い方がうまい。「キュン」という擬音を使わずにキュンを表現しているところもうまい。10作品中一番キュンへのアプローチが良かった。編集者のメタ的な使い方も面白い。欲を言えば、「勘弁して」で終わるのではなく、この流れの中できちんとした落ちを作ってもらえたら満点だった」
東京アンジさんの『坂道にいる逢坂くん』
「等身大の気持ちを素直に表現している。派手な仕掛けはないが気持ちの流れを自然に描いているところがよかった。キュンというお題では派手な恋愛ものに走りがちだが、青春の淡い「キュン」を描こうとしている点に好感が持てる。10作品中一番心理が描かれている」
「読後の第一印象から選出。中盤までのエピソードの積上げ方に好感。二人の関係性や心が近づいてゆく感じが自然で、逢坂くんがイケメンかつ思わずきゅんとしてしまいそうなひたむきな人物に感じた」
式桜苑之介さんの『天崎くんは甘やかしたい。』
「誰もが憧れ一度は想像したであろう、推しとの甘い生活を存分に楽しめる作品。天崎くんの仕事中と、二人きりで居る時の態度が全然違うギャップにもキュンキュンでした!推しにこんなに甘やかされている小野マネージャーが羨ましい!」
「相思相愛オチや萌える気持ちの叫びなど、迷った末デレ度が高い。最初の設定から、次々と変わる巧みな舞台設定に上手に引っ張られつつ、部屋での二人きりの展開には思わずニヤニヤしながら読んでしまいました。女性の方だと、このシチュエーションだけでキュンキュンするかと」
受賞作品は賞金のほか、副賞としてTapNovel作品に河西健吾さん、田丸篤志さんを始めとした人気声優たちがボイスを吹き込ませていただきます。
また、今回のコンテストは“109シネマズ”を運営する東急レクリエーションとTapNovelのコラボコンテストということで、受賞した6作品は2022年10月23日に109シネマズ二子玉川にて朗読劇の実施を予定しております。
改めまして、この度は素晴らしい作品をご応募いただきましてありがとうございました。
次回のコンテストでお会いできることを楽しみにしております。