この度は『第1回TapNovelワンシーンコンテスト』にご応募いただきありがとうございました。

ワンシーン、1000文字以内、100Tap以下という強い縛りのある難易度の高いコンテストでしたが、377件ものご応募をいただくことができました。

特に予選を通過した作品は、縛りが多いことをうまく活用して作品に仕上げている印象でした。

厳正なる選考の結果、以下の作品を受賞作品として選出させていただきました。

最優秀賞は、澤井 軽野さんの『記憶力が残念すぎて覚えた台詞がハチャメチャになった女』を選出させていただきました。

（良い意味で）くだらない設定の中、魅力的なキャラクターたちによる（良い意味で）ばかばかしい会話が終始面白く読ませてくれる作品です。
コメディとして非常に精度高くまとまっておりました。

佳作は以下の5作品を選出いたしました。

強烈なワードセンスが魅力的な星月光さんの『食パンを咥えて走る女』
RPGあるあるをうまく設定に落とし込めている在日ミグランス人さんの『リアル世界の価値観で記者会見をさせられる冒険者の女』
短い中でキャラクターの魅力を存分に引き出せていた逆境　燃さんの『気付けやこのバカと念じる女』
引きの強い設定の勢いのまま最後まで読ませるペニーさんの『犬の遺言を話す女』
身近な出来事を不気味な雰囲気に落とし込めた銀次郎さんの『隣くんを見た女』

今回はワンシーンのコンテストということもあり、シーン自体を面白くかけているかどうかを重点的に読ませていただきました。

受賞作品はどの作品も共通して、ストーリーやオチに頼ることなく、最初から一貫してシーン全体を面白くできているサービス精神溢れた作品たちとなっております。

受賞作品は今後、声優によるアフレコを実施し、TapNovelの広告として使用させていただきます。
ボイス付きの作品の配信は秋頃を予定しておりますので、楽しみにお待ちください。

改めまして、この度は素晴らしい作品をご応募いただきましてありがとうございました。
次回のコンテストでお会いできることを楽しみにしております。