コードネーム『サンタ』。
超高難度極秘任務専門フリーランスのスパイ。
世界中の国家から依頼を受け、世界を股にかけて暗躍する。
サンタクロースに扮して人心をたぶらかし、贈り物を与えるのではなく機密を奪う。
サンタに扮するのは、クリスマスや温かい家庭への嫌悪から。
自分を捨てた母親を憎み、夢や子供が苦手。愛情渇望の裏返しとも言える。
夏季はトレージャーハンターとして働く二毛作労働。

某国大統領の一人息子。
父親はクーデターで暗殺された。一人息子のため、大統領である母親に溺愛されている。
甘やかされて育ち多少我儘だが、母親が仕事で忙殺されているので寂しさが募っている。
毎年サンタクロースを捕獲しようとして、煙突が繋がった広間の暖炉を見張っている。

大統領のいる某国とは敵対する大国のスパイ組織、MCDの諜報部員。
サラリーマン・スパイで常にミリィに翻弄されている。 倹約してマイホームを建てるが、三度も敵に爆破されている苦労人。
高額フリースパイへの転職も考えるが、勇気が無い。
イケメンで優しいが、優柔不断・意気地なし・煩悩の塊という残念男子。
ミリィの元カレだが、振られた原因を理解していない。
未だにミリィの連絡先を消去できない男。

大統領直下の諜報部隊KFCの諜報部員。
常にタンクトップ姿。
世界各地に潜入して、各国のタンクトップを集めている。乳首透けに気を遣い、ケアに余念がない。

某国の大統領。
政治家の夫はクーデター騒ぎで暗殺された。
クーデターを抑え、夫の遺志を継ぎ国内統治のために手腕を振るっている。
国民には信頼され、家庭では優しい母親。
息子の寂しさを癒せないことが悩みで、「家庭より国家運営の方がたやすい」が口癖。

女性大統領を甲斐甲斐しく支える、信頼の厚い政治家。

核ミサイル通信機器「デッドゴール」を仕舞った、悪魔の鞄を守る国防師団所属の上官。
交代で鞄を守っている。
世界大戦の危機を招く鞄を守る任務に、極度のストレスを抱えている。
胃潰瘍の疑いがある。

ホームレスだが、毎年クリスマスだけは忙しい。
実は一度きりの代打約束で引き受けたのだが、人手不足で交代要員が見つからない。サンタの世界も高齢化と新人不足が悩みの種。
悪い子に罰を与える仕事も兼任中。元はクランプスという怪物の仕事だが、職場放棄してニート化しているため兼業している。
今では『悪い子リスト』に載った子供に、罰を与えることを密かな楽しみにしている節がある。

Donner＝雷鳴。
ブリッツェンといつもコンビで動いている。
九頭のトナカイの間で重要な位置を占め、力強く頼れる存在。

Blitzen＝稲妻。
稲妻のパワーを持つ。
厳しい天候でも橇を引き、嵐も恐れない逞しいトナカイ。