エピソード
挿絵イラスト
キャラクター
- 青野沙也加
三歳から芸能活動を始めて、天才子役として世間でも話題になる。ところが、舞台中にあるきっかけでトラウマを抱えてしまい、それ以来、芝居を辞めてしまう。学校では友達が少なく、周りからはクールで近寄りがたいイメージを持たれている。実は、可愛いものや甘いものが大好きな一面もある。
- 海東三鈴
弱小演劇部の部長。勉強もスポーツも苦手だが、演劇だけを心から愛し、役に入り込むと周りが全く見えなくなる。何があってもへこたれず、ポジティブで前向きな性格。沙也加から才能の片鱗を見出されるが、三鈴の早まった行動が原因で、演劇部がトラブルに巻き込まれることもしばしば。
- 小山内陽菜
演劇部の部員。派手で可愛らしいルックスとは裏腹に、恥ずかしがり屋の一面があり、部内ではメイクや美術などの裏方を担当している。幼い頃から芝居を観るのは大好きで、心の底では自分も舞台に立ってみたいという願いを持っている。沙也加たちの一生懸命な姿を見て、徐々に舞台に立つ勇気を持つようになる。
- 摂津亜衣
剣道部の主将を務める少女。実家にも道場があり、父の指導で、幼い頃から剣道に打ち込んでいる。女の子だが、その格好良いルックスから、特に女子から非常にモテる。剣道の実力は確かで、皆を率いて全国大会を目指している。剣道に対して一心不乱に見える彼女だが、どこか悩みを抱えていることを、沙也加は見抜いている。
- 平井智治
沙也加や三鈴たちに巻き込まれて、演劇部の裏方を務めることになった男の子。演劇は大好きだが、人前に出る自信はなく、我の強い女子部員たちに、いつも振り回されている。しかし、冷静で物事を客観的に見る能力に長けており、隠れた演出の才能を持っている。
- 二階堂護
演劇部の顧問を務める教師。演劇に関する知識はほとんどなく、演劇部の活動に対しても、仕事と割り切って、情熱を持っていない。しかし、部員たちの熱意に影響され、徐々に顧問として真剣に向き合うようになる。実はかなりの泣き上戸。