エピソード
キャラクター
- 時代 索吾(ときしろ さくご)
時代(ときしろ)家の末っ子。神により、家族が意識と知識をバラバラの時代設定にされてしまったが、本人は現代の知識と価値観そのまま。
母譲りのマイペースと父譲りの無能を兼ね備えたハイブリッド大学生。しかしピンチでも諦めない黄金の精神を持っている。
全人類から何となく責められる立場にならないために、家族の時代ギャップボケにも冷静に対処し、元に戻すため奮闘する。
- 時代 志士夫(ときしろ ししお)
時代(ときしろ)家の父。現代人だが、神により知識と意識を幕末頃の維新志士に憧れる素浪人にされてしまった。
倒幕派を気取りたいお年頃だが、幕府が何なのかもよくわかっていない。幕末頃と言いつつ別の時代の知識もよく混じる。
意識改変前は氷河期世代で何かと不遇だったが、やけっぱちで書いた小説が微ヒットしてどうにか食いつないできた。
基本的に無能なのは改変前も改変事も同じ。
- 時代 雅(トキシロ ミヤビ)
時代(ときしろ)家の母。現代人だが、神により意識と知識を平安貴族にされてしまった。
女はあまり顔を晒すものではないと考えているため、基本的に部屋に引きこもっていたい。会話はできれば全て和歌でやり取りしたい。
意識改変前は、マイペースながら家事をしっかりこなしていたが、改変後は貴族なので家事という概念がない。
相手の都合に構わず自分のやりたいようにやる性格なのは改変前も後も同じ。
- 時代 未来(ときしろ みき)
時代(ときしろ)家の長女。神により意識と知識を西暦2180年頃の一般人にされてしまった。
世界政府SUMIDA-KUに支配されたディストピア的管理社会の被支配階級の価値観で、区役所に貢献し搾取される事を是としている。
意識改変前は流行に敏感なつもりで微妙に遅れている女子大生で、弟を小馬鹿にする事を楽しみとしていた。
弟より自分が上だと思っているのは改変前も後も同じ。
- GOD
物凄い威光を備えたタイプの上位存在。自称・かつて人類の言語をバラバラにした張本人だが、有名な伝説との関係は定かではない。
人類への新たな嫌がらせとして、時代認識をバラバラにする作戦を思い付いたが、いきなり全人類に適用するのは不安なのでまず時代(ときしろ)家で試す事にした慎重なタイプ。
時代家がいい感じに混乱するかどうか確かめるため、犬の姿で近くをチョロチョロして見張っている臨場感を求めるタイプ。
- god-dog
神が時代(ときしろ)家を見張るためにとった仮の姿。フサフサへの憧れを隠しきれなかった。