エピソード
キャラクター
- 十六夜弦之丞
元大衆演劇「十六夜一座」の伝説的女形。現在は喫茶店「16MOON」のオーナー兼十六夜プロダクション代表。
「芸能界は運の強さこそ全て」という偏ったポリシーのもと、九死に一生を得た経験を持った強運の女の子達を集め、「九死に一生倶楽部」を結成。群雄割拠のガールズグループ界のてっぺんを目指す。
普段は女言葉で惚けた言動で過ごしているが、殺陣と居合抜きの達人である。
- 十六夜鶴子
十六夜家の長女。元天才少女歌手であるが、持ち前の正義感から大手芸能プロダクションの代表とテレビ局の悪徳プロデューサーを殴り飛ばし、業界から姿を消した過去がある。現在は婦人警官として勤務の傍ら、無償で「九死に一生倶楽部」のマネージャーを担当している。
- 十六夜幻夜
十六夜家の長男15歳。超絶イケメンでクール。歳上女性にめっぽう強いマダムキラーの甘え上手。
現在は「九死に一生倶楽部」のサブマネージャーをしているが、大手プロダクションからのメジャーデビューを画策している。
父親譲りの殺陣と舞踊が得意。
- 海野幸
「九死に一生倶楽部」のリーダー。担当ブルー。現役理系大学生。トラックで自転車ごと跳ね飛ばされるが、偶然ジャッキー・チェンばりのコミカルアクションで引越し業者の運ぶダブルベッドの上に着地し、九死に一生を得た体験を持つ。
「アイドルグループにおける推しの化学反応と経済効果」という研究論文のためにグループに参加している.
責任感が強く、他のメンバーに比べ、自分には何の取り柄もないと悲観している.
- 雷紋響
「九死に一生倶楽部」メンバー。担当グリーン。愛称ヒビキ。幼い頃、ゴルフ場で落雷に遭うが九死に一生を得る。それ以来、全身に帯電するという特殊な体質となり、接近するだけでスマホやパソコンのデータを破壊することが出来る他、スタンガン並みの電撃ショックやエレキバン並みの肩こり治療ができる。
- 中占地なめ子
「九死に一生倶楽部」メンバー。担当は黄色。
幼い頃からさまざまなアレルギーがあり体が弱かったが、ある日猛毒のキノコを食べて瀕死の重症になる。しかし、危篤状態から九死に一生を得て目覚めると、アレルギー体質がすっかり改善され健康体になっていたという体験を持つ。
それ以来キノコに興味を持ち、あらゆる文献を読み、キノコを採集し、芸能界一のキノコマニアとなっている。
- 観桜寺未散
「九死に一生倶楽部」メンバー。担当赤。愛称チルチル。
生まれつきの心臓疾患で、幼い頃、実験的な心臓移植で九死に一生を得る。長い入院生活の間に膨大な数のミステリーを読破し、鋭い洞察力と観察眼を持つ。
幼い頃から死を見続けていた影響で、驚くほどの自己の客観視と人間への諦観を持つクールビューティ。