仁義溢れる極道、藤鷹組の19代目頭領。頭領は代々『藤鷹茄(ふじたかなすび)』と名乗っている。本名は『楔(くさび)』。長年犬猿の間柄だった警察と和解する為、警察官の娘と政略結婚。端から見れば亭主関白の『ヤクザ』、男尊女卑に思われるが、実際は家族思いの優しい人物。

藤鷹茄の妻。名前は『雅(みやび)』。実家は代々警察の家系であり、本人も現職の刑事。そのせいか表情が堅く、端から見れば、愛情のない家庭と思われている。夫と子供達とうまく打ち解けられないのが悩み。

藤鷹夫妻の長女。名前は『蓪(あけび)』。昔、両親のことでイジメにあっていたが、弟と違って引きこもらず立ち向かった女傑。イジメの原因を作った両親が許せず、家を出て弁護士になった。家族の中で心を許せるのは弟だけである。

藤鷹夫妻の息子。名前は『蕨(わらび)』。両親のことでイジメに遭い引きこもり気味になっている。一応長男なので、藤鷹組を継がねばならないのだが、本人にその気はない。ややシスコン気味の姉ちゃん子。