201号室の住人。
１か月前から住み始めた新参の会社員。ハイツ・オハナへ越してきた理由は『異動が急で選ぶ時間が十分になかった』事と『保証人不要だった』事。酒に弱くはないが、飲んでも楽しくならないため好きではない。実家とは疎遠。

102号室の住人。
妻の文とは大恋愛の末に一緒になっており、未だに「リョーちゃん」「フーちゃん」と呼び合う仲。

102号室の住人。
実はすでに「余命１年」を宣告されているが、その事実は早苗しか知らない。

202号室の住人。
兄の堅一と二人暮らしをする女子高生。１０年前に両親と死別し、小学校卒業までは施設で育つ。電車通学しているが、最近痴漢の被害に悩んでいる。

202号室の住人。
妹の若菜と二人暮らしをするとび職。１０年前に両親と死別し、１日も早く若菜と暮らすために進学をあきらめ、中卒でとび職となる。実は若菜とは異母兄弟で、自身の実母は健在だが、その事を若菜に知らせていない。

101号室の住人。
ハイツ・オハナの大家を亡き夫から引き継いだシングルマザー。最近、良い感じになっている男性が居るとか居ないとか。

101号室の住人。
早苗の息子。父親の記憶がなく、それ故住人全員の事を本当の家族のように慕っている。水泳（特に息継ぎ）が大の不得意。

ハイツ・オハナの飼い犬。
３年前に悠貴に拾われた元捨て犬。入居時期が近いため、若菜からは「同期」として扱われている。物語開始時点では、火野にのみ懐いていない。