第1回ショートシナリオ・短編小説コンテスト終了
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第1回ショートシナリオ・短編小説コンテスト

募集期間:2020年12月1日~2021年2月28日23:59

応募総数:1,215件

受賞作品

最優秀作品

  • one phrase

    one phrase

    言葉が失われた未来の世界。人々はテレパシーで情報伝達していた。しかし、中には生まれつきテレパシーを使えない人間もいる。研修医のミアは、失われた言葉を学ぶことで、テレパシーの使えない少年・カナタと意志疎通をしていた。ミアにはカナタへの秘めた思いがあるが、それをうまく言語にすることができず・・・。

    言葉が失われた未来の世界。人々はテレパシーで情報伝達していた。しかし、中には生まれつきテレパシーを使えない人間もいる。研修医のミアは、失われた言葉を学ぶことで、テレパシーの使えない少年・カナタと意志疎通をしていた。ミアにはカナタへの秘めた思いがあるが、それをうまく言語にすることができず・・・。

    本間未来と申します。『第1回TapNovelショートシナリオ・短編小説コンテスト』にて『one phrase』が最優秀作品に選出頂きました。誠にありがとうございます。多くの人に読んで頂けると嬉しいです。エンタメ系を書くと、褒めて貰える事が多いので、これからも楽しんで頂ける作品を沢山作っていきたいです

優秀作品

  • 三密長屋

    三密長屋

    江戸にはびこる流行り病への対処法として、幕府から”三密厳禁”の御触れが出された。新吉は三密を三つの秘密のことだと勘違いし、すぐに妻のお清に三つの秘密を打ち明ける。大切な着物を勝手に売られたことを知り、怒り心頭に発したお清は、包丁を手に新吉を追い回す。しかし新吉は、もっと重大な秘密を隠しており・・・。

    江戸にはびこる流行り病への対処法として、幕府から”三密厳禁”の御触れが出された。新吉は三密を三つの秘密のことだと勘違いし、すぐに妻のお清に三つの秘密を打ち明ける。大切な着物を勝手に売られたことを知り、怒り心頭に発したお清は、包丁を手に新吉を追い回す。しかし新吉は、もっと重大な秘密を隠しており・・・。

    選んでいただき、ありがとうございます!長屋のように狭い自室に、賞金でダイソンの掃除機を購入しました。この夏はゴミをとるより、吸引力マックスにしたダイソンで、現れたコバエを吸い、外に逃がす…を繰り返す道具に成り下がっております。かなり未来、ウチの近所のコバエは、ダイソンを見ると逃げる様になるハズです。

佳作

  • 4番目の告白

    4番目の告白

    同棲生活も3年を迎え、プロポーズを機に幸せの絶頂にある啓太と由梨。だが啓太には、由梨に伝えていない重大な秘密があった。意を決して啓太が打ち明けると、それに答えるように由梨もまた大きな秘密があることを告白する。次々と秘密を告白しあう二人。そして、4番目の告白がなされた時、衝撃の結末が訪れる。

    同棲生活も3年を迎え、プロポーズを機に幸せの絶頂にある啓太と由梨。だが啓太には、由梨に伝えていない重大な秘密があった。意を決して啓太が打ち明けると、それに答えるように由梨もまた大きな秘密があることを告白する。次々と秘密を告白しあう二人。そして、4番目の告白がなされた時、衝撃の結末が訪れる。

    わーめんどくさっ! この作品を書き終えたときの気持ちです。 物語を考える行為は僕には向いてません。 コンスタントに書いている人はすごいな。 僕はこの作品を最初で最後の物語にします、たぶん。 最初で最後なんだからとても価値があるんです。 面白さよりもそこを重要視してください! その気持で何卒!!

  • 被り物じゃありません

    被り物じゃありません

    高校生の鈴香は、素敵な男性との出会いを夢見ていた。そんな彼女の前に現れたのは、白馬にまたがる王子様・・・ではなく、頭が馬の青年・馬神だった。さらさらしたタテガミに、すらりと伸びた鼻筋。そして気付けば鈴香は馬神に恋をしていた。大好きな彼は、頭が馬の男の子。鈴香を背中におぶさって、疾風のごとく走り出す!

    高校生の鈴香は、素敵な男性との出会いを夢見ていた。そんな彼女の前に現れたのは、白馬にまたがる王子様・・・ではなく、頭が馬の青年・馬神だった。さらさらしたタテガミに、すらりと伸びた鼻筋。そして気付けば鈴香は馬神に恋をしていた。大好きな彼は、頭が馬の男の子。鈴香を背中におぶさって、疾風のごとく走り出す!

    この作品がこのような素晴らしい賞に選ばれ、光栄に思うと同時に困惑しています。 デヴィッド・フィンチャー監督の映画が好きなので、そのような作品を作りたいと思って書きました。 これからも精進して参りますので、何卒よろしくお願いします。

  • グッバイ前田

    グッバイ前田

    とある高校の教室。明日、海外へ転校する前田のため、友人たちが盛大なお別れ会を開催していた。クラスの真ん中に座る前田に、友人たちが順番にお別れの言葉を掛けていく。みなが別れを惜しむ中、前田は心底焦っていた。軽い気持ちでついた嘘が、どうしてこんなことに。みんな、ごめん。本当は転校なんてしないんだ・・・。

    とある高校の教室。明日、海外へ転校する前田のため、友人たちが盛大なお別れ会を開催していた。クラスの真ん中に座る前田に、友人たちが順番にお別れの言葉を掛けていく。みなが別れを惜しむ中、前田は心底焦っていた。軽い気持ちでついた嘘が、どうしてこんなことに。みんな、ごめん。本当は転校なんてしないんだ・・・。

    はじめまして、ふみちゃいです。 ふみちゃいというのは実際に僕が呼ばれているあだ名なんですけどそのばかっぽい響きが気に入っています。 そんな僕が書く作品に出てくるキャラクターも同じくばかばかしいやつらです。そんな彼らが織りなす滑稽なストーリーを少しでも楽しんでいただければ幸いです。

  • 緑色のオムライス

    緑色のオムライス

    学校一の天才・芽依が発明したのは、食べた者に真実を話させる緑色のオムライス。友人の昌が意中の女子に食べさせると、効果はてきめん。二人は両想いだと分かり、交際が始まる。だが、それ以降、昌はオムライスに依存するようになってしまう。オムライス無しでは生きられなくなった昌は、ついに精神が崩壊し・・・。

    学校一の天才・芽依が発明したのは、食べた者に真実を話させる緑色のオムライス。友人の昌が意中の女子に食べさせると、効果はてきめん。二人は両想いだと分かり、交際が始まる。だが、それ以降、昌はオムライスに依存するようになってしまう。オムライス無しでは生きられなくなった昌は、ついに精神が崩壊し・・・。

    福岡出身・一般20代男性。東京に出てラーメン派から油そば派に移行しつつある。 美味しい油そばの店を知ってたらぜひ教えてください。パスタでもラーメンでもいいです。

  • 嘘火

    嘘火

    土屋リョウには不思議な力がある。誰かの言葉が真実なら青い炎が、嘘なら赤い炎が見えるという力だった。ある日、リョウは駅のホームで、密かに好きだったミチルを見かける。 友達に「また明日」と告げるミチル。その口には赤い炎が揺らいでいた。胸騒ぎがしたリョウはミチルを追うが、彼女は線路へ足を踏み入れて──。

    土屋リョウには不思議な力がある。誰かの言葉が真実なら青い炎が、嘘なら赤い炎が見えるという力だった。ある日、リョウは駅のホームで、密かに好きだったミチルを見かける。 友達に「また明日」と告げるミチル。その口には赤い炎が揺らいでいた。胸騒ぎがしたリョウはミチルを追うが、彼女は線路へ足を踏み入れて──。

    埼玉県出身 絵本から怪談まで幅広く書いています。 本業は作家ですが、並行して猫さんの下僕をやらせていただいてます。(タップライターさんは猫好きが多いので、勝手に居心地の良さを感じています) 人生を狂わされた映画は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 やめられない食べ物は、レジ横のみたらし団子です。

  • 太宰白夜子は恋のアサシン

    太宰白夜子は恋のアサシン

    高校生の皇太は、後輩の少女・白夜子から、驚きの告白を受ける。彼女は皇太に恋をしていること。そして同時に、皇太を殺害しようと考えていること。実は白夜子は重度のヤンデレで、皇太を殺して自分も死ぬことを、夢見ていたのだった。白夜子は隠したナイフを取り出し、皇太の胸に突き刺して――。

    高校生の皇太は、後輩の少女・白夜子から、驚きの告白を受ける。彼女は皇太に恋をしていること。そして同時に、皇太を殺害しようと考えていること。実は白夜子は重度のヤンデレで、皇太を殺して自分も死ぬことを、夢見ていたのだった。白夜子は隠したナイフを取り出し、皇太の胸に突き刺して――。

    小説家をしているクマです。人間のふりをするのが得意です。 今回はうちの可愛い太宰白夜子が栄誉ある受賞して嬉しく思います。ぜひ人気が出て長期連載でラブコメアサシンさせたいので、応援して頂けると幸いです。

  • まだ恋が始まらない

    まだ恋が始まらない

    ギャグ漫画家の逆島薫は絶賛スランプ中。そんな薫に、心機一転して恋愛漫画を描くことを勧めるイケメン編集者の辻村。恋愛経験のない薫はすぐさま断るが、辻村は自分と取材を兼ねて疑似恋愛してみることを提案する。薫は嫌々ながらも提案に応じ、疑似デートを行う。そして一日の終わりに、辻村へ疑似告白をすると・・・。

    ギャグ漫画家の逆島薫は絶賛スランプ中。そんな薫に、心機一転して恋愛漫画を描くことを勧めるイケメン編集者の辻村。恋愛経験のない薫はすぐさま断るが、辻村は自分と取材を兼ねて疑似恋愛してみることを提案する。薫は嫌々ながらも提案に応じ、疑似デートを行う。そして一日の終わりに、辻村へ疑似告白をすると・・・。

    この度は過分な賞を賜り、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。短いストーリーではありますが、男と女の不器用な恋をお楽しみいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 新美さんの告白はいつも思わせぶり

    新美さんの告白はいつも思わせぶり

    校舎裏に来てほしいと、同じクラスの新見さんに呼びだされた紘一。彼女は人目を忍んで、どうしても伝えたいことがあるという。頬を赤らめる新見さんに、恋の予感を覚える紘一。ところが彼女の言葉は、見当違いのもので・・・。思わせぶりな新美さんの態度に、いつも振り回される紘一。果たして彼に、春は訪れるのか?

    校舎裏に来てほしいと、同じクラスの新見さんに呼びだされた紘一。彼女は人目を忍んで、どうしても伝えたいことがあるという。頬を赤らめる新見さんに、恋の予感を覚える紘一。ところが彼女の言葉は、見当違いのもので・・・。思わせぶりな新美さんの態度に、いつも振り回される紘一。果たして彼に、春は訪れるのか?

    ボーイミーツガールをこよなく愛する、文系大学生です。 大学入試で小論文を書いたのがきっかけで、物書きに目覚めました。創作家を博打打ちだと思っていた自分がこうなってしまったのですから、人生わかりません。 ちなみに、幼馴染・美少女転校生・隣のお姉さん・義妹などの属性を持つ方を現実で見たことがないです。

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