吸血鬼の女王と聖女と血が流れる樹

海せん餅

血の代わりになる樹液が完成――でもまだ終わらない吸血鬼の女王は人間の聖女に恋をして「人と吸血鬼が共存出来る世界にするから結婚して」とプロポーズした。反対の声を無視して人血の代わりになる物を見つける研究を支援し地位を失ったが人血樹を手に入れ結婚できた。これでおしまい……とはならない。人間と吸血鬼の対立の歴史は根深い上に、樹液の収穫量も今はまだ少ない。プロポーズの時の約束を果たす為、そして子供達の未来の為に元女王は今日も奔走する

ファンタジー

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