BL漫才!2

イチ

ごこめのネタ(脚本)

BL漫才!2

イチ

今すぐ読む

BL漫才!2
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇学校の屋上
太陽「おはよー」
月斗「俺が月斗で」
太陽「俺が太陽」
月斗「曇り空でも」
太陽「僕たちはいる──」
「太陽と月」
月斗「よろしくお願いしまーす」
月斗「引き続き屋上でーす」
月斗「勝手に使って怒られないかな」
太陽「大丈夫っしょ」
太陽「レオ先生ついてるから」
月斗「俺らが勝手に顧問にしてる先生な」
月斗「新卒だから全然チカラねーよ」
太陽「23だっけ?」
月斗「たぶん」
太陽「保健の先生だっけ?」
月斗「さー、なんの先生かは知んね」
太陽「得意なスポーツなんだっけ?」
月斗「あー、なんか言ってたわー」
太陽「なんも知らねーじゃん」
月斗「これレオ先生に聞かれたら顧問辞められるかもね」
太陽「大丈夫、秘密握ってっから」
月斗「そーなん?」
太陽「生徒に手出してるから」
月斗「それ、顧問じゃなくて先生辞めさせられんじゃね!?」
太陽「ウソウソ」
月斗「それシャレになんねーから!」
太陽「生徒の親に手出してるから」
月斗「それならセーフか」
月斗「いや、アウトだわ!」
太陽「あ、それで思い出した」
太陽「先生、野球が得意だったわ」
月斗「先生、流れ弾くらってるわー」
太陽「デッドボール!」
月斗「マジでデッドだな」

〇学校の屋上
太陽「そーいや月斗、レオ先生といちゃいちゃしてなかった?」
月斗「いつだよ! してねーわ!」
太陽「昨日の放課後」
月斗「あー、してたわ」
太陽「してたんかい!?」
月斗「おー、めずらしいツッコミ!」
太陽「なんの話してたの?」
月斗「まあまあ、可愛い子についてね、相談」
太陽「ふーん」
太陽「俺以外に好きな子がいるんだ」
月斗「拗ねるな拗ねるな」
太陽「土曜日の夜はあんな激しかったのに」
月斗「誤解まねくわ!」
月斗「いやいや、スマブラね!」
太陽「あの激しい指使いで、俺はノックアウト」
月斗「ゲームです、みなさん! 知ってますよね!? 遊びです!」
太陽「あー、遊びだったんだー」
月斗「遊びじゃーねよ」
月斗「いや、遊びだわ!」
太陽「あの夜、寝かせてくれなかったじゃん」
月斗「あなた、言い回し! 気をつけて!」
月斗「楽しかったからね! お前とやってるの!」
太陽「いやーん」
太陽「またやる?」
月斗「やるやる」
太陽「まー、お盛んなこと」
月斗「もーそれでいいわ!」
月斗「どーもありがとーございましたー」
太陽「ばいちゃ」
  ・・・
  太陽「で、可愛い子って誰なん?」
  月斗「あー、うさぎ」
  太陽「うさぎ?」
  月斗「なんか、生き物係で半年面倒みんだわ、でレオ先生に相談しに」
  太陽「なんで?」
  月斗「なんでって、生物の先生じゃん」
  太陽「じゃあ生物の先生じゃん」
  月斗「ホント!」
  月斗「そん時、先生、うさぎ年って言ってたな」
  太陽「じゃあ、今年、23歳じゃん」
  月斗「おー、回収」
  太陽「これで顧問続けてくれっかな」
  月斗「いや、暴露のパンチ力半端ねーからな」
  太陽「あー、先生、ボクシングも得意だったわ」
  月斗「殴られてこい」
  太陽「そしたら、またノックアウトだわ」
  終わり

次のエピソード:ろっこめのネタ

コメント

  • テンポが良く見事な筋道な漫才会話を楽しむ一方で、自身のBL脳をくすぐられて軽くヘコんでますw そんな思考回路じゃなかったはずなのですけど。。。

成分キーワード

ページTOPへ