週刊イケメン少女漫画

立坂雪花

第二話 波乱(2)(脚本)

週刊イケメン少女漫画

立坂雪花

今すぐ読む

週刊イケメン少女漫画
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇学校の廊下
ありさ「お昼ご飯の時間だわー。お腹すいた」
ありさ「うっふふーん」
……「あの子よ!」
……「あの子ね・・・・・・」
……「ちょいと、まちな!」
ありさ「だれ?」
……「私たちは、イケメン兄弟見守り隊の隊員よ!」
イケメン兄弟見守り隊(黄)「あなたがありさね!」
ありさ「そうだけど・・・・・・」
イケメン兄弟見守り隊(水)「ちょいと、つらかしなー」
イケメン兄弟見守り隊(赤)「ついてきなー」

〇屋上の入口
ありさ(えー? なーにー?)
ありさ(お昼ご飯食べたいよー)
イケメン兄弟見守り隊(黄)「連れてきましたわ」
りか「あなたが、ありささんね」
りか「単刀直入に聞くわ!」
りか「あなた、透さんの何?」
ありさ(ん?)
ありさ(なんだろう。いつも喧嘩ばかりだけど・・・)
ありさ「中学からの友達?」
ありさ(なのかな? 深く考えたことなかったな)
りか「本当にただのお友達なの?」
りか「じゃあ何故、学校一緒に登校しているのよ!」
ありさ「えっ? 家が・・・・・・」
ありさ(一緒に暮らしてる事言ったらめんどくさそー)
ありさ「家が、近いからです」
ありさ(あら、嘘ついちゃった)
りか「そうなのね。じゃあ今後一切、透さんに近づかないで」
りか「イケメン兄弟は私たちのオアシスなの。平等に見守らないといけないのよ」
ありさ(兄弟・・・先輩もってこと?)
ありさ「はっ? 意味わからないし」
りか「あらあら、本性出たわね!」
イケメン兄弟見守り隊(黄)「こっわーい」
「こっわーい」
ありさ「何よ! お昼ご飯じゃまして、そんな事言うために、ここまで連れてきたの?」
ありさ「しかも四人じゃなくて、ひとりでかかって来なさいよ!」
ありさ「そんなんだから見向きもされないのよ!」
ありさ(私も見向きされてないけれど・・・・・・)
りか「きぃー! 生意気ね。やっておしまい!」
イケメン兄弟見守り隊(黄)「はい、りかさん」
ありさ(えっ? まじ? 取っ組み合いとか、マンガでしかみたことない)
ありさ(どうしよう・・・・・・)
イケメン声「ちょっと待って!」
ありさ「はっ! このキラキラした声は・・・・・・」

〇黒
  次回、嫉妬。

次のエピソード:第三話 嫉妬(1)

ページTOPへ