週刊イケメン少女漫画

立坂雪花

第三話 嫉妬(1)(脚本)

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〇黒
  前回のあらすじ
  イケメンボイスが、私達の心の中に鳴り響いた。
  ──イケメン少女漫画──
  第三話

〇屋上の入口
ありさ(はっ!)
りか(はっ!)
イケメン兄弟見守り隊(黄)(きゃっ)
和也「何をやってるんだい」
和也「何やら、不穏な空気がただよっているね」
和也「ほら、こうやって笑ってみて」
りか(きゃー! エンジェルスマイルきたー!!)
りか「何もないですわ!」
りか「私たち、仲良しですのよ」
りか「ねっ! ありささん!」
ありさ「えぇ、もちろんよ! りかさん!」
ありさ「うふふっ」
イケメン兄弟見守り隊(黄)「えへっ❤」
りか「ありささんと一緒にランチタイムを過ごそうと思って」
ありさ「うふふっ! 楽しみですわね」
和也「それなら良かった! じゃあ僕は校庭走ってくるね!」
「はい、頑張ってください❤」
和也「またね!」
ありさ(先輩の残り香・・・くんくん)
りか「ねぇ、なんであなたとセリフかぶんなきゃいけないわけー?」
ありさ「あなたとなんて、かぶりたくなかったわよ!」
りか「和也様とお話出来たからもういいわ」
りか「今日は許してあげる」
りか「みんな、行くわよ!」
イケメン兄弟見守り隊(黄)「はい、りかさん!」
ありさ(嵐は去っていったわ)
ありさ(ん?)
ありさ(何か落ちているわ)
ありさ(こ、これは、先輩のプロテイン!)
ありさ(走った後に飲もうと思ってたんだわ、きっと)
ありさ(家で渡せば良いかな?)

〇部屋の前
  その日の夜
  トントン(ドアのノック音)
和也「はーい」
和也「ありさちゃん、どうしたの?」
ありさ「お渡ししたいものがありまして」
和也「あっ! ありがと! 探してたんだこれ」
和也「昼は、僕のせいでごめんね」
和也「話したい事あるから、ちょっと部屋入って」
  バタン(扉が閉まった音)
透(今、兄貴の部屋にありさが・・・)
透(なんでだ・・・・・・)

〇黒

次のエピソード:第三話 嫉妬(2)

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