4 バーベキュー(脚本)
〇闇の要塞
それから、アストレアはまた態勢を立て直して魔王に挑む事に。
アストレア「さぁ、今日こそは決着を付けさせて貰うわよサドラー!」
〇モヤモヤ
アストレア「あら?おっかしいわね・・・前に来た時はこんなモヤモヤだったかしら?」
アストレア「道らしい道が見えないわね?とにかく進まなきゃ・・・」
しかし、どれだけ進んでも景色は何も変わらなかった。
アストレア「ちょ、ちょっと待って!これどう考えてもおかしい!幾ら進んでも道が開けないし、」
アストレア「さっきから何も変わらない!これどう考えても罠よね!?」
アストレア「うぅ、お腹減った・・・仕方無いけど、」
アストレア「はむ・・・早く抜けられると良いけど・・・」
〇海辺
一方、サドラーは。
サドラー「良ぉしお前ら!今日は待ちに待った俺主催のバーベキューパーティだ!」
サドラー「俺からお前らに対する日頃の労いって奴だ。今日は徹底的に食って遊んで、」
サドラー「次の仕事への活力にしてくれよ!」
ゴドム「おぉ、流石はサドラー様!」
プリム「こんなに嬉しい事してくれる魔王様なんて中々いないよ!」
メークル「サドラー様!今日はお言葉に甘えさせて頂きます!」
サドラー「さぁ!遠慮無くたーんと食えよ!」
ノートン「サドラー様!俺達を労ってくれてもう感謝しかありません!」
サドラー「おいおい、俺は当たり前の事してるだけだぜ?」
サドラー「俺だってお前らに助けて貰ってる訳だからな!」
ノートン「いえいえ!その当たり前の事が出来るサドラー様だからこそ、」
ノートン「我々も力を振るいたいと思い立ったのです!」
サドラー「そっかそっか!そう思うならたらふく食えよ!」
サドラー「こう言う事は滅多に出来ないからな!」
ノートン「はい!」
アダムス「サドラー様、一つ宜しいでしょうか?」
サドラー「ん?どうした?」
アダムス「本当に全員で城を空けて良かったのですか?やはり誰かしらの防衛を残した方が」
サドラー「おいおい、トラップミストの能力もう忘れたのか?」
サドラー「一度あの霧に入ったら発動者以外には解除出来ねぇ。だから心配いらねぇよ」
アダムス「・・・申し訳ありません、要らぬ心配でしたね・・・」
サドラー「そう言うこった!ほら!たこ焼きも焼きそばも沢山あるぜ!お前も食え!」
アダムス「はい!有り難く頂きます!」
〇モヤモヤ
その頃、アストレアは。
アストレア「ど、どうしよう・・・食料が無くなったわ・・・」
アストレア「水も無くなった・・・これいつになったら出られるの?」
〇闇の要塞
数時間後。
サドラー「いやぁ!こんな風に羽目を外したのも久し振りだったな!」
プリム「はい!今日は本当に楽しめましたよ!良い気分転換にもなりましたし!」
ゴドム「サドラー様、明日からまた全力を尽くさせて頂きます!」
サドラー「おうおう!言ってくれるじゃねぇか!明日からまた頼むぜ!」
「はい!」
サドラー「良し、トラップミストを解除するぜ」
〇洋館の玄関ホール
サドラー「ん?あれは?」
アストレア「お、お腹、お腹減ったぁ・・・」
サドラー「えぇ!?お前こんな所で何してるんだよ!?」
アストレア「お腹空き過ぎて、もう動けな・・・」
サドラー「おいおいマジかよ今日も来てたのか!仕方ねぇこれ食え!」
アストレア「・・・・・・」
アストレア「あ、あぁ!!や、焼きそば!!」
アストレアは焼きそばを見るなりしてサドラーから焼きそばを奪い取り、貪り尽くした。
アストレア「むしゃむしゃむしゃむしゃ!」
アストレア「うぅ、生き返った・・・」
サドラー「おいおい、まさかトラップミストに入ったのか?」
サドラー「一度入ったら術者が解除しない限り出られねぇ代物だってのに・・・」
アストレア「・・・!!やっぱりあんたの仕業だったのね!お陰で本当に死ぬかと思ったわ!」
アストレア「今直ぐ退治したいけど、もうヘトヘトで何も出来ない・・・」
アストレア「仕方無いから出直すわ・・・」
サドラー「おう、そうしろ。因みに今日俺ら休みでよ・・・浜辺でバーベキューパーティしてたから」
サドラー「城を空けてたんだ・・・だからトラップミストを用意しててな・・・」
アストレア「休み・・・バーベキュー・・・あんた本当に覚えてなさいよね・・・」
アストレア「次は絶対にやっつけるから・・・」
サドラー「あぁ、分かったから今日は帰れ・・・俺が道作るからよ・・・」
サドラー「あぁビックリした・・・」
ゴートン「宜しいのですかサドラー様?人間の勇者を逃がしてしまう等と・・・」
サドラー「ほっとけ。最近ダルクが人間界の王様と和平交渉に走ってる・・・」
サドラー「誰かしらの命奪って交渉の邪魔をしたくねぇ。だから無視して構わねぇ・・・」
ゴートン「成る程、仰せのままに・・・」


