3 地獄と幻影(脚本)
〇謁見の間
そこから数時間後。
サドラー「だぁ、酷ぇ目に合った・・・先方には何とか許して貰えたが、」
サドラー「今後は誤発注とかしない様にしないと・・・」
サドラー「・・・誰もいねぇ見たいだな。勇者は帰ったのか・・・」
サドラー「まぁ良いや。取り合えず俺も・・・」
サドラー「ん?」
アストレア「あだっ!!」
サドラー「あれ?お前さっきの。どうしたんだよそんなボロボロで?」
アストレア「どうした?どうしたですって・・・!!」
アストレア「どうしたじゃ無いわよ!あんたのブラックホールの所為で死ぬかと思ったわよ!!」
サドラー「ブラックホール?いや、あれワームホールだけど。てか何があった?」
アストレア「あのねぇ!!!」
〇溶岩池のある洞窟
アストレアがワームホールに飲み込まれた後。
アストレア「あ、たたた!もう酷い目にあったわ・・・って、」
アストレア「え!?な、何ここ!?これ本当に私の知ってる現実世界!?」
アストレア「あ・・・」
アストレア「えちょま!嘘でしょ!?強そうな奴がいっぱい!?」
〇謁見の間
それから、アストレアは命からがら灼熱地帯から脱出したのだった。
サドラー「あぁすまん。どこに転送しようとしたか言うの忘れてたし、それ所じゃ無かったから」
アストレア「もう信じられない!まともに戦わないわ舐め腐ってるわで何なのよ一体!!」
アストレア「もう良いわ覚えてなさい?次あった時は絶対に負けないから!」
サドラー「だから、世界征服とか本当興味無いんだが・・・」
〇洋館の廊下
ヴィダール「よ、良かった、勇者は無事だったんだね・・・」
アリエス「えぇ、勇者も流石に死を覚悟する程の所に飛ばされてね・・・」
アリエス「まぁそんな所に送っちゃうサドラーさんもサドラーさんだけど・・・」
ヴィダール「あ、それで勇者はリベンジしに行ったの?」
アリエス「勿論行ったわ。只・・・」
〇闇の要塞
ワームホールに飲まれてから数日後。
アストレア「準備は万端!今度こそ討伐するわよ!」
アストレア「ん?」
「・・・・・・」
アストレア「これ、幻影魔法!?だったら魔王への踏み台にさせて貰うわ!」
アストレア「何だ、大した事無いわね。早く行かなきゃ・・・」
アストレア「って!」
「・・・・・・」
アストレア「んな!また出た!?」
アストレア「ええい!こいつらを倒しながら進むしか無いわね!」
しかし、幾ら倒しても幻影魔法は何度も何度も振り注いだ。
〇ライブハウスのステージ
一方、サドラーは、
サドラー「良しお前ら!ここの建設依頼を達成したら俺達の名前はあちこちに知れ渡る!」
サドラー「滅多に無いチャンスだ!絶対に成功させるぞ!」
ノートン「良し!絶対やり遂げるぞ!」
アダムス「俺達の名が渡れば、貢献材料に困らなくなるぞ!」
ゴートン「良ぉし!サドラー様の為にも、俺達の為にも!」
サドラー「良し!お前ら行動開始だ!」
サドラー「おっと、そろそろ幻影を補填しないとな・・・」
〇闇の要塞
「・・・・・・」
アストレア「う、嘘でしょ!?もう幻影だけでも100体は倒したってのに・・・」
アストレア「ええい!ままよ!何としても魔王サドラーの所に!!」
〇ライブハウスのステージ
それから数時間後。
サドラー「良し!作業完了だ!皆良くやった!」
アダムス「やったな!これなら今後の仕事にも困らないな!」
ゴートン「全くだ!給料が入った時の楽しみも増すな!」
サドラー「良し、後は最終チェックをするだけだ、最後まで気を緩めるなよ?」
「はい!」
サドラー「良し!始めるぞ!」
〇闇の要塞
それから、サドラー達は仲間と共に城に戻った。
サドラー「ん?あれは?」
アストレア「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
サドラー「何だあいつ?また来てたのか?」
サドラー「おい」
アストレア「あぁ!大魔王サドラー!」
サドラー「こんな所で何してんだ?随分ヘロヘロだが・・・」
アストレア「・・・だ、だから!」
アストレア「全部が全部!あんたの所為でしょうが!!」
アストレア「あんたが生み出した幻影を1000体も相手させられたのよ!!」
アストレア「お陰で補給物資がそこを尽きたわよ!!」
サドラー「あぁ。城が空っぽになるの良く無いから俺が余分に幻影を配置させたんだ・・・」
サドラー「まさか本当に来てるとはな・・・」
アストレア「ここで会ったが百年目よ!今直ぐ私と、」
アストレア「うっ、足がふらついて・・・」
サドラー「おいおい、そんな身体で無理するな・・・俺が送ってやるから、今日は休め・・・な?」
アストレア「くぅ、勇者の私が魔王に情けを掛けられるだなんて・・・」
サドラー「たくあいつもしつこいなぁ・・・」
〇洋館の廊下
ヴィダール「あ、あはは、ねぇそれ何て名前のギャグ漫画?」
アリエス「あっはは、そう言われてもおかしく無いわよね・・・」
アリエス「サドラーさん、本当型破りと言うか何と言うか・・・」
ヴィダール「で、でも、流石に勇者は諦めたよね?」
アリエス「うん、諦めて無いわ・・・」
ヴィダール「あ、マジで?」
アリエス「そうなのよ、えーっとね・・・」


