リア充

夏目心 KOKORONATSUME

5 自分の方針(脚本)

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〇教室
  それから半年。
高見沢幸四郎「はい!今日の授業はここまで!」
学生「・・・・・・」
学生「・・・・・・」
学生「・・・・・・!」
学生「・・・・・・!!」
高見沢幸四郎「(ついこの間までの俺ならこいつらを見てリア充爆発しろとか言ってたが、)」
高見沢幸四郎「(本当のリア充って、実は孤独である事なんじゃないかな?って、)」
高見沢幸四郎「(そう思う様にもなったな・・・やっぱこう、)」
高見沢幸四郎「(本当に自分が何をどうしたいかが重要なんだな・・・)」
高見沢幸四郎「(っと!ボサッとして無いで仕事仕事!)」

〇散らかった職員室
  それから、
教師「皆さんにお知らせがあります・・・夏川高校に転勤になった」
教師「西原先生の後任が決まり、今日から一緒に働く事となりました・・・」
教師「紹介します、西原先生の後任になった植田真紀子先生です!」
教師「困った事があれば、相談に乗って上げて下さい・・・」
教師「そうだな、植田先生にはあそこの高見沢先生の隣の机を使って頂こうかと思います・・・」
植田真紀子「分かりました!」
植田真紀子「お隣失礼致します!」
高見沢幸四郎「あ、はい!初めまして!高見沢と申します!どうぞ宜しく!」
植田真紀子「植田です!何かとご迷惑をお掛けすると思いますが、宜しくお願い致します!」
高見沢幸四郎「・・・・・・」
高見沢幸四郎「(これはまた随分とベッピンな人が来たな・・・)」
高見沢幸四郎「(最近1人時間が充実して来たからこれからの事は余り考えて無かったな・・・)」
高見沢幸四郎「(って、ちょっと待った落ち着け俺!)」
高見沢幸四郎「(恋愛も結婚も焦ってやる物じゃ無い・・・この人とは今日初めて会ったばかりだし、)」
高見沢幸四郎「(これからゆっくり見て行けば良いし、理解した後で決めた方が・・・)」
植田真紀子「あの、すみません・・・」
高見沢幸四郎「え?あ!何でしょう!?」
植田真紀子「急に黙り込んでどうしたんです?何か気になる事でも?」
高見沢幸四郎「あ!いえ!大丈夫です!一個人の事ですので!お気になさらず!」
植田真紀子「・・・?まぁ、分かりました・・・」
  恋人がいる、家族がいる・・・でもそれは多くの責任が問われる事・・・
  逆に孤独とはどんな物事も自分でやれるしその分責任も自分に問われる・・・
  どちらにも良し悪しはあるけど、大事なのは自分が本当にやりたいと思える事・・・
  どちらを選んだにしても、その先で自分の幸せを見つけられたとしたら、
  それがその人に取ってのリア充になるのかも知れない。
高見沢幸四郎「そうだな、色々見て、その上で考えようかな・・・」

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