働くお嬢様

夏目心 KOKORONATSUME

3 勇斗のやりたい事(脚本)

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〇教室
  数年前。
子供「あぁ!お願いそれ返して!」
子供「やーだやーだ!お前にこれは勿体無いって!」
子供「そうだそうだ!これは俺らが貰ってくからよ!」
子供「そ、そんな!母さんが折角買って来てくれたのに・・・!」
子供「うわぁ!!」
子供「な、何だ!?」
榊原勇斗「お前ら!こんなクソ見たいな事して恥ずかしく無いのか!?」
榊原勇斗「弱い者虐めするなら俺が相手だ!」
子供「んな!お前!良くもやってくれたな!」
子供「わぁぁ、ど、どうしようどうしよう!!」

〇古いアパートの一室
早乙女麻里奈「あぁ、あんたそう言えば弱い者虐めとかそう言うの見つけたら」
早乙女麻里奈「なりふり構わず突っ込んでったわね・・・それでその後、」
早乙女麻里奈「その時いた先生にどっちもどっちで大目玉貰って・・・」
榊原勇斗「あっはは・・・今思えば本当恥ずかしいと言うか・・・」
早乙女麻里奈「馬鹿言ってんじゃ無いわよ・・・それで虐めを見過ごしてたら」
早乙女麻里奈「もっと恥ずかしいじゃない・・・」
榊原勇斗「あっはは・・・それは確かに・・・」
早乙女麻里奈「てかさ、理由はそれだけじゃ無いんでしょ?」
榊原勇斗「あ、分かる?」
早乙女麻里奈「あの程度の事じゃ理由として足りないわよ・・・もっと具体的なのがあるでしょ?」
榊原勇斗「・・・分かった、これは本当に隠しても仕方無い事だよ・・・」
榊原勇斗「俺が夏目工房に入社したいと思ったのは、義手や義足を作りたいからなんだ・・・」
早乙女麻里奈「え?それって機械で出来てて、手足が無い人に取り付けるあれの事?」
榊原勇斗「そう!そもそも俺が物作りが好きなの知ってるでしょ?」
早乙女麻里奈「えぇ、勇斗が作るご飯はどれも美味しいし家のどこかが壊れた時に」
早乙女麻里奈「ちゃちゃっと直してたからね・・・」
榊原勇斗「そう!それで中学の頃、戦争とかで身体のどこかを無くしてたりしてるのを見て、」
榊原勇斗「俺、そう言う人達の為に何か作れないかなって思ったんだ・・・」
早乙女麻里奈「成る程、それで義手と義足の存在を知った訳?」
榊原勇斗「そうなんだ!しかも夏目工房で作る義手と義足は最先端でね!」
榊原勇斗「俺も技術を学んで絶対にそれを届けたいと思うんだ!」
早乙女麻里奈「・・・何だ、そう言う事ならちゃんと話しなさいよ・・・」
榊原勇斗「えぇ、でもだって・・・まだ形にすら出来て無いのに、」
榊原勇斗「それで変なヌカ喜びさせたりしたら相手に失礼だろ?」
早乙女麻里奈「確かに!ならあたくし以外には言わない様にすれば良いじゃない?」
早乙女麻里奈「本当にそれがやりたいなら、とことん突き詰めれば良いだけの話だし!」
早乙女麻里奈「まぁ、その上で失敗は付き物だけどね・・・」
榊原勇斗「え?麻里奈にだけは話さないと駄目なの?」
早乙女麻里奈「当たり前でしょ!?これから夫婦になる上で、お互いに隠し事はしない方が良いし、」
早乙女麻里奈「イザって時はどんな事しても助けるからね!」
榊原勇斗「えちょ!ふ、夫婦!?いつそんな話してたの!?」
早乙女麻里奈「あら?言ってなかったかしら?」
榊原勇斗「いや初耳だって!」
  勇斗のやりたい事が何なのか分かったあたくしは、
  その後も勇斗と盛り上がった後に解散と致しましたわ。

次のエピソード:4 厚亮

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