超光戦隊プラネナイツ

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奈津佳の恋文騒動(脚本)

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〇タワーマンションの裏口
水岡奈津佳「ん~、いい天気だな~。どれどれ、郵便は・・・」
水岡奈津佳「こんな感じね・・・って、ん?」
水岡奈津佳(これ、誰からだろう?)

〇女の子の部屋
水岡奈津佳(では・・・)
  奈津佳は息を整えると手紙を開封した。その手紙に書かれていたのは・・・
水岡奈津佳(来週の日曜日に、僕とデートしてください・・・)
水岡奈津佳「えっ、う、嘘・・・えっ・・・」

〇空
「うえええええええええ!?」
  ということで、今回の話は奈津佳に届いたこの手紙から始まる。

〇オフィスの廊下
水岡奈津佳「どうしたら良いのよ、私〜〜〜!!!!」
「誰だ、朝っぱらからデカい声をだして!」
三神はつね「奈津佳先輩、朝食です・・・って、うわっどうしたんですか!?顔面蒼白ですけど!」
升島氷月「全く・・・どうしたんだ?デカい声出して・・・」
升島氷月「ど、どうした水岡!?」

〇ダイニング
城谷麻友「なっちゃんが顔面蒼白でテンパっていた?」
堂島紫吹「み、水岡・・・大丈夫か?」
水岡奈津佳「や、やだなぁ!だ、大丈夫ですよ、あたしは!ね?ね?」
(本当か? 本当かな?)
  朝食を食べ終えて片づけようとした時、何かがひらりと落ちた。
城谷麻友「ん?これは・・・」
水岡奈津佳「ひぃぃ!」
「じ~~・・・」
水岡奈津佳「や、やめて・・・そんな目であたしを見つめないで・・・」
升島氷月「水岡・・・お前らしくないぞ。そんなことしてないで正直に話してくれ」

〇コンビニのレジ
  奈津佳は街中のコンビニで働いている一面も持つ。手際の良さで大人気だ。
「水岡さん、今日も調子いいわね」
水岡奈津佳「店長、ありがとうございます。あたしはまだまだ行けますよ」
「頼んだわよ!」
水岡奈津佳(結局あの手紙のこと、まゆまゆ達に隠しちゃったけど、正直に話した方いいよね?)
水岡奈津佳「いらっしゃいませ~!」

〇シックなリビング
城谷麻友「ふう、今日も大変だったな・・・今日は夕食は・・・っと」
  プラネナイツはこの拠点で5人一緒に生活している。
  共同生活、5人共料理がそれなりにできるが故、食事は交代制で用意している。
升島氷月「ただいま、戻ったぞ。確か今日の夕食担当、私だったな。すぐに準備するぞ」
城谷麻友「氷月先輩、了解です」
升島氷月「それ、水岡が隠していた・・・」
城谷麻友「そうなんですよ。ここに置いていったようで・・・怪しいと思っていたんです」

〇ダイニング
城谷麻友「う~ん、何か怪しいな・・・この手紙・・・」
三神はつね「あの奈津佳先輩が挙動不審になるぐらいですからよっぽどなんでしょうね・・・」
堂島紫吹「にしても、誰からなんだ?この手紙、誰から送られたのか書かれていないし・・・」
  そこへ
「んな!」
水岡奈津佳「まゆまゆ・・・い、いつの間にそ、それを!?」
城谷麻友「なっちゃん、そろそろ話しなよ!この手紙のこと・・・」
水岡奈津佳「分かった・・・夕食のあとゆっくり話させて・・・」
  これには奈津佳も観念したようだ。

〇シックなリビング
「デートに誘われた!?」
水岡奈津佳「そう、なんだよ・・・あっち、名前とか出したくないみたいで・・・」
城谷麻友「道理で誰から送られたか分からないと思ったら・・・」
三神はつね「これは拒否権ない感じですね・・・」
  一通り話を終えた奈津佳はがっくりと肩を落とし、自分の部屋へ戻った。

〇女の子の部屋
水岡奈津佳(こ、これもう行くしかない説?来週日曜日、スケジュール空いているからいいけど・・・)
水岡奈津佳(デートなんて・・・デートだなんて・・・)
  しかし、奈津佳は知らなかった。
  この手紙の送り主のことを。

〇豪華な王宮
  奈津佳が手紙を受け取る前日・・・
ギャラクダークキング「何をしている?」
フィルミニア「完成よ!この手紙をプラネナイツに・・・」
ギャラクダークキング「まさか、プラネナイツに和睦を・・・」
フィルミニア「違うわよ!異性のふりをして恋文を送るの!」
ギャラクダークキング「異性のふり、だと?」
フィルミニア「そうよ、地球には好きな人に手紙を送るって習慣があるの。それを利用して、ね?」
ギャラクダークキング「なるほど。で、手紙を送ってどうする気だ?」
フィルミニア「プラネナイツの1人と変装させた私の配下でデートってのをさせるのよ」
「フィルミニア様、催眠薬とプランの用意は出来ています」
ギャラクダークキング「おお、我が息子!」
プリンス・キグナス「僕がその手紙の送り主に扮して、彼女たちに接触いたします」
フィルミニア「キング、いきなりこのようになっちゃったけど大丈夫です、よね?」
ギャラクダークキング「奴らに倒される覚悟はあるか?」
プリンス・キグナス「もちろんです」
ギャラクダークキング「よろしい!頼んだぞ!我が息子、プリンス・キグナス!」
プリンス・キグナス「承知!」

〇公園のベンチ
  そしてデート当日
水岡奈津佳「あ、あの・・・大丈夫なんですよね?本当に・・・」
「大丈夫だって!そんな不安がるなんてお前らしくないぞ、水岡」
水岡奈津佳「お、来たみたいですので失礼しますね」
「了解」
氷川欣一「ど、どうも・・・氷川欣一(ひかわきんいち)です・・・この度はわざわざどうも・・・」
水岡奈津佳「水岡奈津佳です・・・こちらこそどうも・・・」

〇研究機関の会議室
  この2人の様子を拠点のモニターで見ているのがプラネナイツの麻友たち4人である。
三神はつね「な、何ですか・・・あのイケメン・・・」
城谷麻友「なんか・・・ジェラシー・・・ある、わね・・・」
升島氷月「お前達なぁ・・・」
堂島紫吹「しかし、この手紙・・・なんかありそうだな。ギャラクダークからかもしれないな」
城谷麻友「それに関しては私も思いました。そしてあのイケメン・・・」
三神はつね「ギャラクダークの一員・・・」
升島氷月「可能性はあるな・・・頃合いを見て城谷と三神を行かせるか・・・」

〇遊園地の広場
氷川欣一「水岡さん、どれに乗りたい?」
水岡奈津佳「え~と・・・これがいいな!」
  2人の遊園地デートはなかなかに調子いい感じだった。
氷川欣一「あ、水岡さん、あそこの売店で好きなの買ってきていいよ」
水岡奈津佳「あ、ありがとう。それじゃ、お言葉に甘えて」
氷川欣一「フィルミニア様、プラネナイツのマーキュリーキャンサーとの接触、上手く行きました」
「お、やるじゃない。その調子でお願いね、プリンス・キグナス」
氷川欣一「ははっ」
  実はこの氷川欣一という男、ギャラクダークの王子なのだ。
  その正体はフィルミニアの魔法で人間になったプリンス・キグナスである。
  そう、このデートこそがギャラクダークの作戦だったのだ。
「お待たせ」
氷川欣一「色々買えたようだね。あそこのカフェで休憩しようか」

〇テラス席
水岡奈津佳(大丈夫かなって思ったけど、案外良い感じかも?会って良かった・・・)
氷川欣一「──どうぞ」
水岡奈津佳「あ、ありがとう」
水岡奈津佳(あ、あれ?なんか・・・眠・・・い・・・)
氷川欣一(お、眠ったかな?)
  欣一は眠る奈津佳をおんぶしてカフェを去った。

〇研究機関の会議室
「升島総帥〜!!」
升島氷月「どうした!?」
「水岡奈津佳様からの通信が途絶えました!」
升島氷月「何だと!?あの遊園地のどこかにはいるのか?」
  側近はすぐに場所を特定し、氷月に連絡した。
三神はつね「どうしたんですか?なんか大騒ぎでしたけど・・・」
升島氷月「水岡からの通信が途絶えた!」
城谷麻友「──!なっちゃん・・・」
三神はつね「場所は特定できましたか?」
「はっ、こちらに・・・」
三神はつね「これはヤバそうですね・・・どうします?氷月さん」
升島氷月「よし、私はアネゴと合流して状況の報告をしてから現場に行く!」
升島氷月「三神と城谷は先に現場に行って水岡の救出を頼む!」
城谷麻友「分かりました!行こう、はつねちゃん!」
三神はつね「了解です!」
升島氷月(──水岡、無事でいてくれ!)
堂島紫吹「今戻ったぞ・・・って、な、何事だ!」
「水岡奈津佳様との通信が途絶えまして・・・!」
堂島紫吹「水岡との通信が途絶えた!?まさか、ギャラクダークのやつら・・・」
升島氷月「今、城谷と三神を先に現場に行かせました。準備出来次第私たちも行きましょう!」
堂島紫吹「分かった!」
「堂島様、総帥、現場はここです!」
升島氷月「了解した!」

〇暗い廊下
  眠る奈津佳を欣一、もといプリンス・キグナスは遊園地の片隅の洋館に運んだ。

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