私が消えたこの世界

貴志柚夏

第4話(脚本)

私が消えたこの世界

貴志柚夏

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〇住宅街の道
深野宙「ここだよ」
岡久ユキ(嫌な雰囲気はしない・・・)
(もしかして奴・・・?)
岡久ユキ「え?」
岡久ユキ「かわいい・・・」
深野宙「お、お前・・・」
岡久ユキ(あれがケイ?)
深野宙「お前・・・。ルイなのか・・・?」
岡久ユキ「ル・・・イ・・・?」
深野宙「ああ」
ルイ「て、てめー・・・・・・! 深野宙か!?」
ルイ「お前は誰だ?」
岡久ユキ「わ、私は岡久 ユキ」
ルイ「岡久か。わーった。お前も存在消されたのか?」
岡久ユキ「うん」
ルイ「初対面なのにタメ口とかおかしいだろ。深野、ちゃんとこいつを教育しろ」
岡久ユキ(・・・人の事言えないな)
深野宙「お前もだろ。口が悪いところ早く治せ」
深野宙「こいつはルイ。ケイをよく知っている。だから毎回助けてくれるんだ」
岡久ユキ「よろしく」
ルイ「チッ。ああ」

〇通学路
岡久ユキ「それで、ケイはどこにいるんですか?」
ルイ「バカ。もうヤツはここにはいない」
「え!?」
ルイ「そんな驚くな」
  ルイの話によると、ケイは数十年に一回、棲家を変える。人間で言うと引っ越しだ。
  丁度、その年と被ったのだ。
岡久ユキ「棲家ってどこにあるんですか?」
ルイ「俺もわからねぇ。だから今、調べてるんだ」
深野宙「・・・っ。長くなりそうだ」
ルイ「そうだな」

〇通学路
ルイ「もう日が沈む。お前ら、帰れ」
岡久ユキ「あれ? ここら辺にホテルってありましたっけ?」
深野宙「無いな」
(どうしよう)
ルイ「俺について来い」
深野宙「どこに行くんだ?」
深野宙「お、おい!」

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