球~行き着く先は、世界の端~

333×

☆ダイジェスト 15話~20話(脚本)

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〇魔界
  ここは「球」の中。
  湾曲した空の下、広がる荒野に点在した街。
  荒野に湧いて出るモンスター。
ハパルム「えぃやっ!」
ミムレット「シャァァア!!」
  別の街へ行くためには、モンスターを蹴散らす力が必要になる。
モンスター「グオオオオ」
  一行はモンスターを相手にしつつ、荒野を渡っていった。

〇闇の要塞
  突如、天候が変わった。
  降りしきる雪の中、どうにか街へたどり着いた一行。
ミムレット「さっさと入ろう」
ハパルム「モンスター、居るかな?」
ミムレット「それよりハランだ」
ミムレット「さっきから「寒い」しか言わないんだからっ」
ハラン「う・・・寒い・・・」
ハラン「・・・しかし これほどの綻(ほころ)びとは」
ミムレット「おい、さっさと入るぞ」

〇要塞の回廊
  暖かいスープで人心地ついた一行。
ミムレット「で、ハラン」
ミムレット「「綻び」ってなんだ?」
ミムレット「建物に入る前に、呟いてたろう?」
ハラン「砂嵐に、吹雪に、オーロラに・・・ 異常気象が続いている」
ハラン「「球」が、壊れかけているんだ」
ハパルム「えっ」
ハパルム「「球」が壊れるんですか?」
ミムレット「わざわざ「球」の端に行って、壁を壊さなくても良いってことか?」
ハラン「壊すのと、自壊は違う」
ハラン「こうしている間も、諍いは起こり、モンスターも増える」
ハパルム「モンスターが増える・・・」
ハラン「安全も保証できない」
ミムレット「じゃあ、急いで「球」の端まで行かないとな!」
???「その前に、決着をつけて貰おう」
  見知らぬ声が、降ってきた。
  現れたシャラが、ハランへ詰め寄る。
シャラ「来い、ハラン」
ハラン「いいだろう」

〇岩山
  二人は再び剣を交えた。
シャラ「なぜお前まで「球」に囚われる?」
シャラ「・・・姉君──あの女か?お前を縛るのは!!」

〇御殿の廊下
  これはね、と女性が笑う。
姉君「寄る辺の無い人々を、助けるモノ」
姉君「そうなるように、祈るわ」

〇魔界
  でも、姉君──
ミムレット「シャァァア!!」

〇中東の街
ハパルム「うわぁぁあ!!」
  「球」は地獄だ

〇黒背景
姉君「おいで、ハラン」
姉君「私のかわいい妹」
ハラン「姉君・・・駄目だ、私は──」
ハラン「私はそちらへは行けないっ」

〇岩山
シャラ「こんな地獄を作り出して、神様気取りか!!」
ハラン「お前に──」
ハラン「お前に何が分かる!!」
  猛攻に転じたハラン。そして、仕合を楽しむシャラ。
  二人の思惑が、雪の中で火花を散らす。
  しかしその時、地鳴りがした。

〇雪山
  不気味な轟音の正体は、雪崩だった。
  ハランとシャラはもろともに、雪崩に巻き込まれた。
  どうにかハラン達に追いついたミムレットとハパルム。
  三角の耳をそば立てて、ハランを探していた。
ハパルム「あ!人の気配がする!」
  二人は冷たい雪を夢中で掘り進めた。

〇雪洞
シャラ「ん?」
  雪の中から現れたのは、シャラだった。
  それから、大変な騒ぎだった。
  最終的にシャラと一緒にいたハランが、二人をなだめた。
  しかし、ハランの口から意外な提案がされた。
ハラン「二人とも、ついてきて欲しい」
ハラン「シャラも一緒に」
「えぇ!?」

〇魔界
  ハランを先頭に、荒野を行く一行。
ハラン「・・・うん」
  一触即発、ではないものの──
  シャラはミムレットをからかって暇を潰すし
  ミムレットはシャラに牙を見せて唸るし
  ハパルムは二人に挟まれてうろたえるし
  ハランが一声かける度に、言い合いが始まる
ハラン「これは・・・大変だ」
ハパルム「あ、ハランさん!」
ミムレット「ん?何だ?」

〇基地の広場
ハパルム「新しい街が見えましたよ」
男性「誰だね、君達は」

次のエピソード:15 とまどい。そして寒波

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