プロローグ(脚本)
〇本棚のある部屋
夢宮めぐり「ふあぁ、よう寝たわ」
夢宮めぐり「今日は何が 待ち受けとるんやろなぁ・・・・・・」
夢宮めぐり(・・・・・・なんてまぁ、 今日も何も起きない日を 過ごすんやろうけど)
夢宮めぐり(事件が全く起きなくなってから どれくらい経ったやろか・・・・・・)
夢宮めぐり(退屈でしょうがないうちとしては、)
夢宮めぐり(そろそろ何か変化が起きても ええと思うんやけど・・・・・・)
夢宮めぐり「・・・・・・なんてな、 平穏なのが一番や」
夢宮めぐり「さぁて、そろそろ起きな かさねに心配されてまうな」
夢宮めぐり「あれ・・・・・・?」
夢宮めぐり(なんか、不自然なくらい 部屋内が綺麗やな・・・・・・)
夢宮めぐり(まるで、事務所を開業した ばかりの頃みたいな──)
夢宮めぐり(いやいや、気のせいやろ)
夢宮めぐり(とりあえず、部屋の外に出てみよか)
〇家の廊下
夢宮かさね「あっ、起きたんだね。 めぐり姉様」
夢宮めぐり「かさね、おはようさん」
夢宮めぐり「朝から鞄下げて、 どこか出かけるん?」
夢宮かさね「ちょっとぉ、姉様ったら 忘れてるの?」
夢宮かさね「今日は大学の講義がある日だよ。 午前中だけだけど」
夢宮かさね「それじゃあ、行ってきます!」
夢宮めぐり「う、うん、 行ってらっしゃい・・・・・・」
夢宮めぐり(いったいどうなっとるん?)
夢宮めぐり(かさねは確か今 春休み中で・・・・・・)
夢宮めぐり「そうや日付や!」
夢宮めぐり「・・・・・・は?」
夢宮めぐり「嘘やろ?」
夢宮めぐり(うちの知っとる最新の年月日より 二年以上前やん・・・・・・)
夢宮めぐり(ひょっとして時間が 巻き戻ったんか・・・・・・?)
夢宮めぐり「・・・・・・もしその仮説が本当なら、 今日起こることは一個確定しとるな」
夢宮めぐり(普通に時が巻き戻っただけなら ええんやけど・・・・・・)
夢宮めぐり「なんかとんでもないことが 起きそうでめっちゃ不安や」


