妃々 First(脚本)
〇おしゃれなリビングダイニング
妃々「・・・うん」
妃々「ねぐせ整えた」
妃々「同じクラスに、なれるかな」
來夢「みみ珍しく鏡で髪の毛整えてるね」
來夢「もしかして、好きピできそうな感じ?」
妃々「うっ」
妃々(もう、いつも能天気なくせに こういうのに鋭いんだかららいむは)
愛登「姉貴らじゃまじゃま! いつまで洗面所にいるんだよ」
來夢「あいとは身だしなみ気にしなくていいからいいでしょ別に!」
愛登「朝の10分はオレもほしいです〜〜!」
妃々「さわがないの!」
妃々「洗面所に三人は狭いから、いくよほら!」
妃々(好きな人ができたのは、 高校生1年の調理実習のときだった)
〇黒
〇家庭科室
肉じゃがをつくることになった今回
わたしは玉ねぎをカットしていた
妃々「いっったあ〜〜」
妃々「こんなに目が染みるなんてっ・・・」
流宇「大丈夫かよ みい」
"みい"とはわたしのあだ名だ
妃々「うん、なんとかね」
妃々「目が痛いから、ごめん 代わりにカットしてくれない?」
妃々(あーもう、目をこすっても痛みとれない 洗い流したほうがいいのかな)
流宇「みい・・・ってさ」
妃々「ん?」
流宇「・・・そのっ、メガネないほうが」
流宇「かっ、」
流宇「はっ!」
妃々「え?なに?りゅう」
流宇「いやその、なんだ、カッケーじゃんて」
流宇「そっちのほうが、おれはタイプだわ」
妃々「・・・」
妃々「はっ、えっええ?」
流宇「ああ!わりぃ、うんと、 玉ねぎな!任せとけって!」
妃々「・・・」
〇おしゃれなリビングダイニング
スマホの使いすぎで、突然視力が低下した
その後、妹も同時期に視力が低下して
高校からメガネをかけるようになった
メガネをかける前は
クラスの男子から声をかけられていたが
メガネをかけてからは、
そういうことは無くなっていた
久しぶりのこの胸の高鳴りに戸惑ってる
〇教室
そして今日は、クラス替え当日──
妃々「うっうそっ」
流宇「あ、はよぉみい」
妃々「りゅっ、りゅう?」
妃々「おっおはよ、同じクラスだねぇ」
流宇「だな、3年間一緒ってので決まりだな!」
流宇「シクヨロ♪」
妃々(あれ?)
妃々(あれあれ?)
妃々(普段通りじゃん)
妃々(調理実習んときの、ちょっと顔赤らめてた 態度はなんだったのさ!)
〇おしゃれなリビングダイニング
愛登「いっただっきま〜〜す♪」
愛登「んん〜〜!うまま!」
妃々「これで口止め頼むわね!」
愛登「らいむにいじられてもいいじゃんか、あむ」
妃々「だめ!まだ内緒にして!」
妃々「それで、男性的にはどう思うよ」
愛登「脈なしか、ただの照れ隠し」
妃々「なるほどね、なんも解決しないや」
妃々「アイス返して」
愛登「え!やだ!」
妃々「ノーギャラもんよ!この!手足ながっ!」
愛登「もうこれオレんのだし! 口つけたんだけど!」
來夢「ただいまーめいど♪」
來夢「ん?なにごと」


