私の学校には主人公がいる

檸檬桃緑茶

1-11.天水 瑠花(脚本)

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〇古風な道場
  私の名前は天水 瑠花(あまみ るか)
  今年高校一年になった15歳女性だ。
  実家は道場を営んでいて、私はその道場でひたすら稽古するのが日課だった。
  だけど・・・
  我が家は代々優秀な覚醒者を輩出しており・・・
  実際、
  兄も・・・
  同じ学校に通っている碓氷様と同様のSランクの一人だった。
  だから・・・
  
  私は焦っていた。
  高校に入学する直前にしか、覚醒しなかったからだ。
  兄は・・・
  小学生高学年の時に覚醒した。
  でも、私は・・・
  高校生になってやっと目覚め・・・
  ようやく目覚めた力も・・・
  兄に比べたら塵程度の物だった。
  だから私は・・・

〇公園の入り口
  学校の帰り道・・・
  
  公園で一人うなだれていた。
  すると・・・
  その瞬間、ビリッとした何かが全身を駆け巡った。
天水 瑠花「本物の魔物が現れた!」
  怖い。
  逃げ出したい。
  
  だけど・・・
天水 瑠花「自分に・・・まけたくない・・・」
  魔物に攻撃するが、中々倒せない。
  その一方で魔物から放たれる攻撃は、当たれば致命傷になるほどの威力・・・
天水 瑠花「っく・・・」
  私は・・・
  もうだめなのかと絶望しかけた時・・・
火神 竜也「危ない!」
  私の王子様が助けに来てくれた・・・
  私は本当にそう思っていたし、そのくらい胸が高鳴った。

〇学校の部室
  火神 竜也──
  彼が、”地球安全ボランティア部”に入部してから、私の日常は大きく変わった。
  竜也の力の使い方は、まだまだ未熟だけど・・・
  本当に危ないとき・・・
  必ず私たちを助けてくれた。
  本気で私の旦那さんになってほしいっておもってる。
  それは玲奈も同じだから気を抜けない。
  だけど・・・
  一番危険視しているのは竜也の幼馴染である冴夜さんだ。
  冴夜さんを最初見た時、私には勝てないと思うほどとても美しかった。
  身長はそこまで高くないが、小柄で華奢だった。
  薄紫の髪色に、光の当たり方で色が変わるラベンダーグレーの瞳の色。
  白く血色が薄い透明感のある肌が、男性の庇護欲をそそってしまうのだ。
  それに加えて、才色兼備である・・・。
  神様は、この女性に何もかもを与えすぎなのではないだろうか・・・?
  そこから私(玲奈も一緒)の小さな牽制が始まった。

〇一戸建て
  この日・・・
  
  竜也が、冴夜と映画の約束していたことは知っていた。
  お昼休みに私たちの目の前でデートに誘っていたので当たり前だが・・・
  私も玲奈も魔物討伐依頼が入ったことをここぞとばかりに竜也を引き留めた。
  ・・・
  
  きっと、これがいけなかった。
  映画の待ち合わせに気を取られた竜也が魔物の攻撃をもろにうけ・・・
  重症を受け、大量出血してしまい・・・
  結構危なかった・・・。
  
  本気で・・・
  回復が使える覚醒者を派遣してもらい、
  竜也が目が覚めたのは・・・・
  夜遅くだった。
  ようやく安心して外に出ると・・・

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