デスプリンセスとブラッディ・ミカ(脚本)
〇要塞の回廊
デスプリンセス・サキュ「──いよいよか・・・」
「お姉ちゃん、もしかして自分から人間たちを殺そうというの?」
デスプリンセス・サキュ「──!?」
ブラッディ・ミカ「お困りのようだね、お姉ちゃん」
デスプリンセス・サキュ「み、ミカ!?なぜ貴様がこの世界に!?」
ブラッディ・ミカ「へへっ、王子からお姉ちゃんの様子を見に行ってくれって言われてね?」
デスプリンセス・サキュ「悪いが私はお前の助けを借りる予定はない。自分のやり方でやる、それだけだ」
ブラッディ・ミカ「ケチ!」
デスプリンセス・サキュ「勝手に言っていろ・・・」
〇名門校の校門(看板の文字無し)
風宮櫻子「おはようございます」
「あ、おはよ〜」
「というか、聞いた?櫻子、ここ最近この街に出てきてるバケモノの話」
風宮櫻子「バケモノ?」
「そう!なんでも、透明人間みたいなやつ?がここ最近出てるらしいよ」
風宮櫻子「と、透明人間!?」
櫻子の通う姫薔薇女学院高校は校風と環境の良さで有名な高校である。
文系学部も理系学部もかなりいいところで体育会系もかなりいいところである。
〇教室
風宮櫻子(にしてもな・・・透明人間か・・・うちの生徒が被害に遭ってたりするのかしら?)
風宮櫻子(というか、本当なのかな?その話・・・)
疑っている時、偶然その透明人間に関しての話を耳にした。
「ねえ、聞いた?透明人間の話」
「聞いた聞いた!駅前デパート内のファッションフロアに出たんだって!?」
風宮櫻子(駅前のデパートのファッションフロア!?比奈たちにも相談してみよう)
〇要塞の回廊
ブラッディ・ミカ「フヒヒっ、大漁大漁!」
デスプリンセス・サキュ「上機嫌だな。しかしお前はなぜ衣服をそんなに欲しがる?」
ブラッディ・ミカ「この姿じゃ怪しまれるのは当然でしょ!この世界の人間に変装するのよ!」
デスプリンセス・サキュ「お前の用意した魔物、姿が見えぬが、本当に用意したのか?」
ブラッディ・ミカ「してるもん!」
スケイルデビル「ミカ様、お待たせをしました」
デスプリンセス・サキュ「なるほど・・・透明になる能力の魔物か・・・」
ブラッディ・ミカ「そ!で、こいつが持ってきた人間たちのいつも着ている服で・・・」
ブラッディ・ミカ(人間体)「こうやって人間に変装するの!」
デスプリンセス・サキュ「なるほど、そうするのか・・・お手並み拝見とさせてもらうぞ」
人間たちの様子が見れる魔法の水晶を用意したデスプリンセスはふっと息をついた。
そして魔物と共に人間たちの世界へ行ったミカを見送った。
デスプリンセス・サキュ(スターフラワーズ、だったかな?あの5人のヒロインは。今にみていろ・・・)
デスプリンセス・サキュ(我が妹の実力、とくと味わうがいい!)
〇近未来の開発室
一方ある休日のスターフラワーズの拠点では櫻子が学校での話を報告していた。
六谷美麗「透明人間、だと!?」
風宮櫻子「はい、なんでも駅前のデパートのファッションフロアから洋服を盗んでいったとのことで」
福南二奈「もしかしてニュースで言っていた洋服泥棒って!?」
野川比奈「それ、デスプリンセスが送り込んだ魔物のしわざじゃない!?」
神谷千夏「100%ではないけど可能性は高いわ。姿を目撃した人はいたの?」
風宮櫻子「それが誰も姿を見てないようで・・・」
福南二奈「私が見たニュースでも姿は見えなかったわ。しかも明らかに変なシーンがあったのよ」
神谷千夏「変なシーン?」
福南二奈「なんか洋服が浮いてどこかへふわふわ飛んでいく感じのやつだったのよ」
六谷美麗「その時点で決まりだな・・・」
神谷千夏「間違いないですね。しかも透明になれる能力を持つ魔物・・・」
野川比奈「なかなか厄介なのが来ましたね・・・」
風宮櫻子「予定が合えばその現場に行ってみませんか?このままでは相当まずいと思うので」
六谷美麗「そうしよう。5人で固まって動くのは効率が悪い。なので2手に分かれよう」
神谷千夏「そうしましょう。私と六谷先生は外で待機して連絡を受けたら動きます」
神谷千夏「二奈、風宮さん、野川さんはその現場に行って状況等の報告をお願いするわ」
福南二奈「任せて!」
野川比奈「了解!」
風宮櫻子「了解です!」
〇大きいデパート
それから数日後5人は事件現場のデパートに来ていた。
六谷美麗「このデパートか・・・」
神谷千夏「じゃあ3人共、なんかあったらすぐに連絡をお願いね」
福南二奈「分かったわ。さ、行きましょう。比奈、櫻子」
「ええ! 了解!」
六谷美麗(このデパートのファッションフロアが事件現場というわけか。しかし、何故に?)
神谷千夏(なんか企んでいるというのは感じるけど、洋服泥棒って・・・なんか気になるわね)
〇アパレルショップ
二奈、櫻子、比奈はデパート内の事件現場である店に来ていた。
風宮櫻子(ここだ・・・)
福南二奈(うわ、この辺りの洋服全部なくなっているわ!)
野川比奈「どう?何かわかった?」
福南二奈「あのSサイズの洋服のコーナーが空になっていたわ」
風宮櫻子「それに子供向けのファッション類がいくつか消えていたわ。特に靴が・・・」
色々と情報共有をしていた時
「服がふわふわ浮いている!?」
風宮櫻子「!?まさか!」
櫻子はすぐに外にいる千夏と美麗に連絡を入れた。
〇大きいデパート
六谷美麗「何!?例の洋服泥棒か!?」
神谷千夏「すぐ行くわ!」
〇森の中
スケイルデビル「人間共の洋服、こちらに用意いたしました」
ブラッディ・ミカ「お、いいの揃えてきたね〜。ありがとう」
色々見ていたミカがいきなり文句を言った
ブラッディ・ミカ「!?ちょっとスケイルデビル!何、この服!」
スケイルデビル「デスプリンセス様のための服です。これならデスプリンセス様も変装できるかと・・・」
ブラッディ・ミカ「誰がそんなことしろって言ったのよ!あたしのための服だけ用意してほしかったの!」
デスプリンセス・サキュ「私のためのか・・・求めていなかったが折角用意してくれたんだ。有り難く頂戴する」
ブラッディ・ミカ「いいの!?ま、まあ、お姉ちゃんがそういうなら良いけど?」
その時、スターフラワーズが3人を発見した!
「見つけたわよ!」
ブラッディ・ミカ「誰!?」
デスプリンセス・サキュ「──!この声は・・・」
風宮櫻子「ここにいたのね、洋服泥棒!」
六谷美麗「やはりな・・・」
デスプリンセス・サキュ「スターフラワーズか・・・」
野川比奈「デスプリンセス・・・一体何のつもり?」
デスプリンセス・サキュ「私は別に何の用もないが、強いて言えばこいつのお供だ」
ブラッディ・ミカ「ふ~ん、あんた達がお姉ちゃんの言っていたスターフラワーズか・・・」
神谷千夏「新しい幹部!?」
ブラッディ・ミカ「そう。あたいはブラッディ・ミカ、サキュはあたいの姉よ」
野川比奈(サキュの妹・・・厄介なのが来たわね・・・)
ブラッディ・ミカ「あたいたちの邪魔されたらやばいからね。スケイルデビル!」
スケイルデビル「ケケケ・・・お任せを」
ブラッディ・ミカ「スターフラワーズにあんたの能力をぶつけちゃえ!」
福南二奈「──!来るわ!」
スケイルデビルは物凄いスピードで5人をかく乱した。
六谷美麗「なんてスピードだ、一体何をする気だ!?」
ブラッディ・ミカ「よ~し・・・スケイルデビル、やっちゃえ!」
スケイルデビル「インビジブル・クロース!」
スケイルデビルは5人の服にギリギリ当たらない距離で引っかきを空振りさせた。すると
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