エピソード4 栄光の道 (ミナト編)(脚本)
〇水中
海中
ミナトとミナが水中で泳いでいると。
マリナ「ミナト話がある」
ミナ「マリナ?」
ミナト「えっと話とは?」
マリナ「女王陛下からお前に試練を与えると言ってた?」
ミナ「お姉さまが?」
ミナト「試練?」
マリナ「3日後に、宴会が開かれる」
マリナ「その3日以内に、ウニを3000個取りに行きなさい」
ミナト「3、3000個だと?!」
マリナ「そうだ、3日以内に、集まらなかったらどうなるか分かってるだろうな?」
ミナト「わ、わかりました」
マリナ「それから、他の者にも手を貸さないことを条件だ」
ミナ「そっそんな・・・」
マリナ「忘れていた、貴様にはこれをやろう」
マリナ「それで集めてこい、ちなみに私はずっとお前たちを監視しているからな」
マリナ「協力したらすぐに女王陛下に報告するからな」
ミナト「そ、そんな・・・」
マリナ「では、私はどこかで隠れて監視する」
ミナト「どうしよう、ウニを3000個集めるなんて無理だよ、3日以内じゃ」
ミナトは悩みました。
いきなりの女王様の試練にウニ3000個を取るのが不可能だと考えていたからでした。
ミナ「本当は私も手伝いたいけど、マリナが監視しているから、あなたから離れるね」
ミナト「そうだな」
ミナト「ちなみにだけど、ウニはどこで取れるのかな?」
ミナト「それを教えてくれないかな?」
ミナ「監視しているマリナにはあなたに一応教え方だけでも伝えておくわ」
ミナ「ちょっと待ってね」
ミナト「ああ・・・」
1分後
ミナ「指導は教えてもオッケーだって、ただし10個まで協力してもいいんだって」
ミナト「本当かありがとう」
ミナはミナトにウニの取り方を教えた。
ミナ「10個は協力しておいたわ」
ミナ「あとは頑張ってね」
ミナト「ああ・・・」
ミナト「とにかく早めにウニを3000個取らないと・・・」
〇水中
そして、夜になりました、ミナトは夜中でも集め続けました。
ミナト「998・・・」
ミナト「999・・・」
ミナト「1000・・・」
ミナト「やっと1000まで集まった、あと2000個だ・・・頑張らないと」
ミナト「1001・・・」
ミナト「あ・・・」
ミナ「ミナト!」
ミナはミナトに駆け寄りました。
ミナ「お姉様ったら何て無理難題の仕事を」
ミナト「俺は大丈夫だよ、ミナ・・・」
ミナ「ミナト!」
ミナ「ミナト、無理しちゃだめよ」
ミナト「ああ・・・」
ミナ「ミナト、私にいい案がある」
ミナト「?」
〇水中
2日目
ミナト「1700・・・」
ミナト「1701・・・」
マリナ「どうやら順調に行っているようだな」
ミナト「1702・・・」
ミナ「(計画通り・・・)」
〇水中
回想
「お願い、みんなの力を借りたいの」
「もしかしてマリナのことか?」
「そうなのよ」
「やっぱりウニ3000個は無茶だわ」
「分かったわ、私たちも協力するわ」
「ありがとう」
「何とかマリナをごまかす・・・」
「そりゃ人魚で唯一の男だからな」
「人間の世界に帰ってしまったら私たちが困るからね」
「そうね・・・私たちも何かしてやらないと」
〇水中
ミナト「2300・・・」
ミナト「2301・・・」
ミナト「あ・・・」
ミナ「ミナト!」
ミナ「あ・・・ミナトこんなに手を怪我にするなんて」
ミナは怪我をしているミナトの手を舐めました
ミナト「うわ!」
ミナト「ミナ・・・」
ミナ「ミナト!」
ミナト「くすぐったいよ、でも、ありがとう・・・」
ミナ「どういたしまして」
〇水中
そして、ミナトは遂にラストスパートまで来て
ミナト「2999・・・」
ミナト「3000!」
ミナト「やっと・・・終わった・・・」
ミナ「お疲れ様ミナト!」
ミナ「じゃあ報告しに行きましょうか」
ミナト「ああ」
〇水中
ミナトとミナが人魚の城に向かう途中
ミナ「キャー!」
ミナト「ミナ!」
突然、網が彼女に捕まってしまいました。海上ではボートがいるのに気がつきました。
ミナト「今助けに行くよ!」
ミナトは持っているナイフで、ミナを解放しました。
ミナ「ああ・・・」
漁師の網からミナが解放され、ついでに魚たちも一緒に逃げました。
ミナト「ミナ!」
ミナト「大丈夫か?」
ミナ「だ、大丈夫よ」
ミナト「よかった」
ミナトはミナに抱きついた。
ミナト「もう心配するところだったんだぞ・・・」
ミナ「ご、ごめんなさい」
ミナト「いいんだよ、無事で」
彼女は笑顔で笑いました
ミナ「ありがとう、ミナト」
ミナト「無事でよかった」
2人は強く抱きしめました。
ミナ「ミナト大好き♡」
ミナト「俺も大好きだよ♡」
ミナト「じゃあ帰ろうか」
ミナ「うん」
〇漁船の上
海上
漁師(乗務員)「船長大変です!」
漁師(船長)「どうしたんだ?」
漁師(乗務員)「網が破れてしまいました!」
漁師(船長)「なんだって!」
漁師たちが網を確認すると網が破れていました。
それどころか魚が1匹もいませんでした。
網をよく見ると何者かに切られた跡がありました。
漁師(船長)「誰だ、網の確認をしていないのは?」
漁師(乗務員)「申し訳ございません!」
漁師(船長)「全く、次から確認しろよ」
漁師(乗務員)「はい」
漁師(船長)「それにしても不自然な破れ方だな、まるで誰かに切られたような・・・」
この時、漁師たちが海の底に人魚がいることに気がつきませんでした。
〇謁見の間
マリナ「兵士たちよ、ウニの数の確認を」
「はっ」
兵士たちは海の数を数えました。
「2999・・・」
「3000・・・」
「ウニの数が3000ちょうどです」
ミナト「やった!」
ところが・・・
ミカ「誰かさんに手伝ったのですね・・・」
ミナト「えっ?どういうことですか?」
ミカ「ミナ」
ミナ「はい・・・」
ミカ「あなたは密かにミナトのウニの手伝いをしていましたね」
ミナ「そ、それは・・・」
ミカ「ウニ集めは本来は彼の仕事です」
マリナ「報告によれば、彼女と友人の3人を含んで密かに集めているところを目撃しました」
ミカ「だそうです・・・なので・・・」
ミナ「待ってください!」
ミカ「と言いたいところですが」
ミカ「この試練は最初から3000個集めるのが目的ではありません」
ミナト「どういうことですか?」
ミカ「私は最初から2人で協力はしてはいけませんよと言いましたが」
ミカ「実際にお二方の愛情を確かめるために、この試練を利用したのです」
ミナ「お姉様最初から」
ミカ「はい、あなた達の愛情を試していたからです」
ミカ「実際に多くの人魚の女性たちはあなたを手放したくないと言いました」
ミカ「なので3000個で1人で集めろと呼ぶ試練を利用して」
ミカ「あなたの心理を確かめるためですミナト」
ミナト「俺のことを試していたってことですか」
ミカ「そういうことです」
ミカ「なのでお2人の結婚を許します」
ミナト「ありがとうございます!」
ミナ「お姉様ありがとう・・・」
ミカ「さて、宴のついでに・・・」
ミカ「3日後に2人の結婚式をあげます」
ナオ「おめでとう!ミナ!」
リラ「よかったわね・・・」
クミ「おっおめでとう・・・」
ミナ「みんなありがとう・・・」
ミカ「ミナト」
ミナト「はっはい!」
ミカ「ミナをよろしく頼みます」
ミナト「わかりました女王陛下」
こうして2人の結婚式が決まったことで
国中の女性の人魚たちが大喜びしました。
〇大広間
人魚の城の大広間
ナオ「ミナ、おめでとう」
リラ「やっと女王様から認めてもらったわね」
クミ「私からもおめでとう・・・」
ミナ「みんなありがとう!」
すると、目の前にはウニ以外のご馳走が広がった。
ミナト「すごい豪華な食事だな!」
ミナト「浦島太郎の物語も、この食事を食べてたかもな」
ミナ「浦島太郎?」
ナオ「何その物語聞いてみたわ!」
リラ「私もですね」
クミ「わ、わたしもです・・・」
ミナト「分かったよ、その物語聞かせてやるよ」
ナオ「やったー!」
〇海辺
とある村の浜辺
昔々あるところに、浦島太郎と呼ぶ青年がいました。
浦島太郎の母親が病気で倒れていたため、生活費を稼ぐために、漁に出ました。
浦島太郎「今日も母のために頑張ろう!」
そうこうしているうちに浦島太郎の目の前には、子供たちが亀をいじめていました。
亀「・・・」
「やーい亀だ」
「叩きやすいなあ」
それを見た浦島太郎は子供たちに叱りました。
浦島太郎「こら!亀をいじめるんじゃねえ!」
「うわー浦島太郎だ!」
「逃げろ!」
浦島太郎「全くもう・・・」
浦島太郎「大丈夫か?」
亀「大丈夫です」
亀「あの助けていただいてくれてありがとうございます」
浦島太郎「うわ!喋った!」
亀「あのお名前は?」
浦島太郎「浦島太郎だ!」
亀「浦島太郎様!助けていただいてくれてありがとうございます!」
亀「この恩は必ず返します」
浦島太郎「良いって、良いって!」
亀「そうはいきません、では明日来ます」
浦島太郎「変なやつだな」
〇海辺
次の日
浦島太郎「さてと仕事するぞ!」
するとそこへ・・・
亀「浦島太郎様!お久しぶりです、先ほどの亀です!」
浦島太郎「うわっ亀かよ!」
浦島太郎「びっくりしたな・・・」
亀「今日はあなた様を竜宮城へと連れて行きます」
浦島太郎「竜宮城?」
亀「はい、乙姫様があなたに会いたいとおっしゃっています」
浦島太郎「乙姫?」
亀「はい、竜宮城の美しい姫です、会ってみますか?」
浦島太郎「美しい姫か、会ってみたいな」
浦島太郎「じゃあ行こう!」
亀「では私の背中に乗ってください」
浦島太郎は亀の背中に乗って竜宮城に行きました。
〇城
竜宮城
亀「ここが竜宮城であります」
浦島太郎「おー!」
それは荘厳な宮殿であり、見たことのない美しい宮殿でした。
〇屋敷の門
竜宮城の入り口
竜宮城に着くと
浦島太郎「あれ亀はどこだ?」
すると・・・
乙姫「お待ちしておりました、浦島太郎様」
浦島太郎「あっあなたは・・・」
乙姫「私は、この竜宮城の主、乙姫です」
浦島太郎「乙姫ですか・・・」
乙姫「あなたが私の部下である亀を助けたので」
乙姫「あなたのために宴を用意しました」
浦島太郎「本当ですか?」
浦島太郎「ありがとうございます・・・」
〇広い和室
竜宮城の内部
乙姫「さあ、こちらのお料理とお酒を召し上がれ」
浦島太郎「うわー美味しそう!」
浦島太郎「いただきます!」
乙姫「どうぞ!」
こうして浦島太郎は3日間竜宮城での宴を楽しんだ。
〇屋敷の門
竜宮城の入り口
そして、浦島太郎はとうとう村に帰らなければならないことに気がつきました。
浦島太郎「そろそろ帰らないとお母さんが心配なんだ」
乙姫「そうですか・・・」
乙姫「でしたらこれをお渡しします」
浦島太郎「これは?」
乙姫「玉手箱です」
乙姫「ただし、絶対箱を開けてはいけませんよ」
浦島太郎「なぜです?」
乙姫「いいですか、絶対ですよ!」
浦島太郎「はっ、はい・・・」
浦島太郎「一体、何なんだろう?」
亀「浦島太郎様!お迎えに来ました!」
浦島太郎「おっ、亀じゃないか久しぶり!」
こうして浦島太郎は、乙姫からの警告を聞いた後、亀に乗って、地上に戻りました。
〇海辺
とある村の浜辺?
浦島太郎が村に着くと・・・
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あけましておめでとうございます!
遂にミナトとミナが結婚!
おめでとうございます!とても喜ばしい!
また物語が大きく進んで、しかも幸福な結末ですね!
いつもありがとうございます!
今年も頑張ってくださいね!
明けましておめでとうございます♪
新年早々幸せな気持ちになれる素敵な物語を書いて頂きありがとうございました!
これからも応援していきますのでよろしくお願いします!