ぷらっとりーと

そうじん かいか

11月3日 1(脚本)

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〇渋谷のスクランブル交差点
  空から見下ろすカーネリアン
  彼女は、特殊なチカラを持つ人間の女性で、独り身。社会に馴染めず、浮浪者な状態にいた。
カーネリアン「ぐ~うっ お腹・・・空いたなぁ 盗むわけにはいかないけど 長期の仕事もなぁ・・・」
カーネリアン「またプラカード掲げて 恵んでもらうかな」
  (プラカード内容)
  食料をお恵み
  いただけませんか?
  カーネリアンは
  噴水広場にあるベンチに座り
  プラカードを立て掛けて
  30分 じぃ~っとしていた
カーネリアン「世の中 こんなもの はぁ・・・」
ノワール「にゃおん」
カーネリアン「ねこさん? こんばんわ」
ノワール「(小声で) こんばんわ 我がBOSS様」
カーネリアン「はわわ。 特殊ねこさんなんですね。 どうされましたか? それにBOSS様って」
ノワール「よろしければ こちらをお召し上がり ください」
ノワール「僕の手作りのお弁当と オススメブレンドの紅茶です。 ロイヤルミルクティーに してますので飲みやすいかと」
ノワール「ふふ よだれが たれてますよ どうぞ」
カーネリアン「あっ ありがとう いただきます」
カーネリアン「サンドイッチ 美味しい マスタードないやつだ」
ノワール「えへへ BOSS様は 辛いものは苦手そう でしたので」
ノワール「紅茶は 召し上がって くださらないのですか?」
カーネリアン「えと その あまり飲んだことなくて 確かマナーがあるんだよね」
カーネリアン「それに豪華そうな カップも落としちゃったら」
ノワール「しょんにゃの 入りませんにゃ ただ美味しい紅茶を 我がBOSS様に 召し上がってほしくて」
カーネリアン「なっ 泣かないで えと えと ・・・えぃっ ごくごくごく」
ノワール「素敵な飲みっぷりです☆」
カーネリアン((仁王立ちで カップを片手に 飲み干しちゃったけど マナー違うよね))
カーネリアン「紅茶・・・ 甘い まろやか ミルク? あの・・・」
ノワール「お味は いかがでしたか?」
カーネリアン「おかわり・・・ ほしいな マナー悪くて すみません」
ノワール「謝る必要はございませんよ 気に入っていただけて 僕 とっても嬉しいです」
ノワール「どうぞ 先ほどと同じ ミルクたっぷりの ロイヤルミルクティーです」
カーネリアン「ありがとう ねこさん いただきます」
ノワール「カッコいい 飲み姿ですよ☆ BOSS様」

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