地球警備隊スターフラワーズ

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私の愛した街を守るために(脚本)

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〇街の全景
神谷千夏「私はこの街が好き・・・」
神谷千夏(私の父さん母さんは警察、消防隊で働いていて危険な仕事も必死でこなしていた・・・)
神谷千夏(でも、ある日両親は仕事完了と引き換えに死んだ・・・私は中学から一人暮らしを始め、自立した生活を送った)
神谷千夏「私が愛したこの街を守るヒロインになるために・・・!」
神谷千夏(父さん母さん、天国で見ていてください・・・)
神谷千夏「私は・・・スーパーヒロインになる!」

〇学校脇の道
「千夏、おはよ~」
神谷千夏「おはよ~。平和だね~」
「でしょ~?退屈じゃない?」
神谷千夏「そんなことないよ。平和なのが1番でしょ?」
  神谷千夏(かみやちなつ)16歳。私立天宝学園2年生で成績優秀、文武両道の女子高生。周りからは天宝の姫と呼ばれている。

〇学校の屋上
神谷千夏(いい景色だな・・・この景色をいつまでも守りたいな!)
神谷千夏(もしも、この街を守るヒロインに私がなれたらな・・・)
神谷千夏「そろそろ時間だわ・・・行かなきゃ!」

〇学校脇の道
  彼女は部活に入っていないが自宅であることをしている。
神谷千夏「よし、あの絵を完成させようかしら。自分の好きな絵を自由に描いてヒロインのイメージにしたいな」

〇豪華なベッドルーム
神谷千夏「~~~~~♪」
神谷千夏(これ、皆には内緒でやっているんだけど案外楽しいものだわ。今日は筆が進んでいるし)
神谷千夏「よし、出来た!こんな感じね」
  彼女の趣味は絵を描くこと。自分で色々とオリジナルの絵を描いていて、ここ最近はヒロインの理想形を絵にしている。
  テーマは『もし自分が街の平和を守るヒロインだったら』である。
神谷千夏「ふう、一通りやったし、夕食の準備等しましょうか」

〇綺麗なダイニング
  千夏は両親と共に過ごしたこの家で一人暮らしをしている。少々一人暮らしには大きい感じだが彼女は気にしていない。
  交通の便もよく、学校に行きやすい。何しろ彼女はこの家が気に入っているのでさみしさを感じない。
神谷千夏「えーと、明日の予定は・・・」
神谷千夏「このようになっていたわね。よし」

〇豪華なベッドルーム
  夕食と入浴を済ませて、明日の準備をした千夏は床に就いた、のだが今夜はというと・・・

〇カラフル
神谷千夏「この街の平和は私が守る!」
神谷千夏「どんなピンチの時だって、このスターフラワー・ローズがスーパーレスキュー!」
神谷千夏「正義の花を咲かせましょう!」

〇豪華なベッドルーム
神谷千夏「シュババババッ!」
  と、その瞬間
神谷千夏「!?きゃあっ!」
神谷千夏「あいったたた・・・あれ、夢?」
神谷千夏「らしくないな、私。・・・寝よう」
  千夏は今度こそゆっくりと眠った。

〇繁華な通り
  翌日は休日だったので千夏は街に出ていた。
神谷千夏「ふ~、スッキリ~」
神谷千夏(にしても、何だったんだろう昨夜の夢は。まるで私にヒロインになってくれと誰かに誘われた感じがしたんだよな)
神谷千夏「何かしら?あの場所。行ってみましょう」

〇ビルの裏通り
神谷千夏(あそこが入り口ね。入ってみよう)

〇雑居ビルの一室
神谷千夏「ここね・・・」
  千夏は扉の奥へ入っていった。

〇近未来の開発室
  彼女の目に飛び込んできたのは奥には巨大なモニターのある近未来的な部屋だった。
神谷千夏「何、これ・・・」
  部屋を見た瞬間、千夏は絶句した。こんな部屋があるなんて思わなかっただろう。
神谷千夏(こんな部屋があったなんて・・・って、あそこに置いてある手紙は一体?)
  手紙を見るとこう書いてあった。
  千夏へ
  僕と母さんは大変な仕事をこなしている。街の平和を守るためにね。
  もしぼくたちがこの世からいなくなってもその意志を君が継いでヒロインになってほしいな。やってくれるかい?
  この部屋を入って右手の方に箱がある。その中に変身アイテムを入れた。君を含めて5人分用意したから確認してほしい。
神谷千夏「箱って、これかしら?」
神谷千夏「このブレスレットがそうじゃない?」
神谷千夏(父さん母さんの想い、私が継ぐわ!この街の平和は私が守る!)
  その時、千夏は自分の身体の底から変身フレーズが沸き上がってくる気を感じた。そしてポーズを取り、こう叫んだ。
神谷千夏「平和の薔薇よ、燃え上がれ!ピース・オブ・フラワー!!」

〇電脳空間
神谷千夏「正義、開花!」

〇近未来の開発室
フレイムローズ「正義の炎の薔薇、フレイムローズ!」
フレイムローズ「!?な、何この格好!私、変身ヒロインになってる!?」

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