悪役令嬢の私はパリィする

ルーデンス

第十四話 負け戦(脚本)

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ルーデンス

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〇荒野の城壁
アドルフ男爵「あぁ、ソフィア ふがいないこの儂を許しておくれ・・・」
兵士「男爵、城壁の上に・・・」
アドルフ男爵「何じゃ・・・」
アドルフ男爵「あっ、エリオット・・・」
アドルフ男爵「負けた・・・」

〇魔王城の部屋
アドルフ男爵「意趣返しのつもりか?」
エリオット姫「何の事かしら?」
アドルフ男爵「儂がそなたを妃に選ばなかった・・・」
エリオット姫(ははぁーん、それで憑依した私が男爵を討とうとしたわけね)
エリオット姫「昔の事を忘れるのが女子の流儀ですわ」
エリオット姫「指輪を返して頂けます?」
アドルフ男爵「その前にソフィアを返してくれ」
エリオット姫「それはエリオットに聞いてみれば如何?」
アドルフ男爵「お前は、如月!!」
エリオット姫「叩き斬ってやる!!」
優香(待って、ゴメン貴方が死んだのは私のせいなの)
アドルフ男爵「約束が違う」
優香(・・・と言う訳だったのゴメン。ソフィアどうする?)
エリオット姫「よし、約束通り返す」
ソフィア姫「父上・・・」
アドルフ男爵「おぉソフィア・・・大事なかったか?」
ソフィア姫「紹介しますわ・・・私の許嫁のトーマス殿」
アドルフ男爵「なんだと許さん」
ソフィア姫「この方とは既にひとつ屋根の下で・・・」
アドルフ男爵「何だと・・・よくも娘を手籠めに・・・」
トーマス「ご、誤解だ男爵殿」
ソフィア姫「待って、事実はそうでしょ」
ソフィア姫「手錠をかけられた私を・・・」
アドルフ男爵「ゆ許さんぞ、叩き斬る」
トーマス「手を出しておらん・・・姫が俺に・・・」
ソフィア姫「いいでしょ、そんな事・・・で彼が許嫁です」
アドルフ男爵「仕方ないか、下がっておれ二人共」
ソフィア姫「行きましょトーマス城を案内してあげる」

次のエピソード:第十五話 和平協定

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