悪役令嬢の私はパリィする

ルーデンス

第八話 ポンデ岩砦前哨戦(脚本)

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〇荒野
アドルフ男爵「よいか、こちらから手出しは無用。守っていればエンドニア王国が応援に駆けつけて来る」
兵士「男爵、敵が攻めてきます」
アドルフ男爵「よいな、盾で防ぐのじゃ」

〇岩山の崖
  男爵が陣取る前方の小高い丘の前にびっしりと盾が壁の様にそびえていた
トーマス「あの小高い丘に男爵がいます姫」
エリオット姫(兎に角、指輪を取り戻してエリオットのバッドエンドを回避しなくては・・・)
トーマス「我ら近衛騎士団があの盾を崩してごらんに入れます姫」
エリオット姫「そうか、では頼んだトーマス」
トーマス「ハハッ」

〇荒野
兵士「敵の騎兵が突撃してきます男爵」
アドルフ男爵「ハハハ、よし盾を動かすなよ、守っていればエンドニア王国が背後から襲う手はずじゃ」
兵士「敵の騎兵が逃げて行きます」
アドルフ男爵「ハハハ、だらしない奴らだ」
兵士「兵が逃げた騎兵を追撃してます」
アドルフ男爵「ま、待て追ってはならん戻れ」
アドルフ男爵「ええぇい、追ってはならぬと・・・仕方ない突撃じゃ」

〇岩山の崖
兵士「敵の防御が崩れ騎兵を追撃しております」
エリオット姫「しめた、突撃・・・」
兵士「後方より敵と思われる歩兵が近づいてきます」
エリオット姫「構わぬ、突撃じゃ」

〇荒野
アドルフ男爵「クソ、退却だ」
エリオット姫「くそ、あともう少しで男爵を取り逃がした」
トーマス「我が軍大勝利です姫」
エリオット姫「皆の者、勝ったぞー」

次のエピソード:第九話 ユーデンブルグ宿場

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