Xヒーロー

語り部

第109話 一休み(脚本)

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〇研究機関の会議室
  2021年 イリノイ州 ケーン郡 エルジン市 旧避難シェルター 会議室
鬼月冷羅「色々情報は揃ったな。アナザー・オリジンの戦闘力、量産型の生産工場、能力の複製方法···」
シャルル「WoOSトップもね。調べはついたよ」
  シャルルが見せた書類を受け取った冷羅はそれを見て、目を細くしながらただ力強く握りしめた
鬼月冷羅「『油谷葉月』··· ··· ···そうか···あのストーカー野郎はそんな名前だったか」
シャルル「2007年頃日本で目撃されてて、2009年頃から出国。そこからは公式記録がない」
鬼月冷羅「シャルル、WoOSを引き続き探れ。それと幽羅達を『マディソン』に連れてけ」
鬼月冷羅「ワールドインパクトに量産工場の1個を潰させる。残り四つは俺がやると伝えておけ」
シャルル「了解。Que Jésus te bénisse(イエスの加護があらんことを)」

〇散らかった部屋
  エルジン市内 民宿モダン・ サバーバン・オアシス内
斎王幽羅「さっきシャルルさんの部下が来て、俺ら次マディソンってところ行かなきゃ行けないらしいよ」
エンチャント魔導法士「あんな所にか···いつ行く?今すぐか?」
斎王幽羅「シャルルさん達の準備が出来次第って言ってたけど、今日明日じゃ終わらないから観光してて良いって」
キング「やけに嫌がるじゃねえかじいさん、マディソンに元カノでもいんのか?」
エンチャント魔導法士「いや···そこそこ治安が悪いんだよあそこ···」
斎王幽羅「え、そうなの?どれくらい?」
エンチャント魔導法士「うーん··· ··· ···福岡のメイン通りを外れた場所って感じか···?」
鸞「そこそこ悪いな···持ち物は気をつけた方がいいかもな」
  4人がマディソン市について話している一方···
クロノス「これなに?ちっちゃいの」
凪園無頼「これー?ポメラニアンっつー犬だよ?」
フェード「うわ、可愛いっ!」
クロノス「よくこんな小さいの作れるね、趣味なの?」
凪園無頼「暇な時作んだよねー。雷王跋会にいた頃地回り(ナワバリの治安調査)でガキにくれてやってさー」
凪園無頼「あ、フェードにやるー」
フェード「わ···あ、ふわふわ···可愛い···」
凪園無頼「クロノスにもやるよ。別のやつ作ってたしー」
クロノス「うっ···もさもさ···クイーンが好きな四足の毛玉だ···この気持ち···これが可愛いって感情なのかな?」
凪園無頼「お、可愛いって感情理解したじゃーん!つかフェード猫派なワケー?」
斎王幽羅「もう何の話してるの···って、うわ!可愛い!何これ!?」
凪園無頼「俺が暇で作った羊毛フェルトー。すげーっしょー?」
鸞「器用だな···というかフェード、俺にも触らせてくれ···あ、ふわふわ···可愛いっ···やっぱり犬だな···」
凪園無頼「フェードは猫派で鸞は犬派なんだー?皆どっち派?俺犬ー!」
斎王幽羅「俺も犬かな」
エンチャント魔導法士「ワシは猫派だな。あのどうにもできない感じが可愛くてな」
キング「わかるぜ···猫だからこそのあの感じ···猫カフェの人に慣れてる感じじゃなくて野良の身勝手な感じがな···」
凪園無頼「えー?こっちに尻尾振って甘えてくるのがいいんじゃーん!」
凪園無頼「つーかこれからどうするわけ?俺ら次どこ行くー?」
エンチャント魔導法士「次はマディソンだ。シャルル達が案内してくれるらしいが、色々と忙しくて手が回らんらしい。だからエルジン市を観光してろだと」
キング「そういやエルジン市の観光ガイドブックあるからこれみて決めようや」
  そして皆が顔を寄せ合いながら各々が観光スポットへ赴くのであった。
  To Be Continued··· ··· ···

次のエピソード:第110話 空虚的な関係

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