五輪戦隊スポーツV

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サファイアシューター、見参(脚本)

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〇華やかな広場
  私立青薔薇女学院高校1年、益子環16歳は2つの姿を持つバスケットボール選手である。
  『外れ知らずのポイントハンター』と呼ばれているバスケットボール選手である彼女の裏の顔は・・・
益子環「あんた、それどういうことや?うちはんなこと聞いとらんぞ?」
  彼女の実家は大阪の大商事を経営している。そのため商い事には色々とうるさい方である。親が手一杯の時は彼女も協力しているが
益子環「冗談やないわ!こっちはそれをお願いした覚えないわ!」
  このように令嬢にあるまじき言動を行ってしまうこともしばしば。しかし、根は優しく、信頼も厚い。
益子環「あ~、それで!?」
益子環「それなら大丈夫や!ごめんな、ガミガミ言うて。じゃあ、それでよろしゅう頼むわ!」
益子環(私としたことが・・・またお嬢様らしからぬ言動をしてしまいましたわ・・・)
益子環(ついに今日会えるのですね。戦隊の皆様に・・・伊吹先生に感謝ですわ)

〇研究施設の玄関前
  放課後、環は戦隊の拠点となっている施設を訪れた。
益子環「ここが戦隊の拠点・・・」
益子環「わくわくしてきましたわ!いよいよ私がヒーローに・・・」
  胸を躍らせながら彼女は中に入っていった。
  それから3分後、風花が拠点に到着した。
華山風花「ふう、着いた。塁は少し遅れるって言ったいたし、先に入ってますか。新入りって一体誰だろうな?」

〇研究施設のオフィス
  一番乗りで施設のオフィスルームに来ていた環は戦隊のメンバーとなっている塁と風花のコスチュームにうっとりしていた。
益子環「これが伊吹先生が言っていた戦隊のコスチューム・・・めっちゃすごいやん・・・これをうちも着れるっちゅうことかいな」
益子環「はわぁ、着たい・・・着てみたいわぁ・・・ほんまにセクシーでかっこいいもんになるんやろうなぁ・・・」
  その時、風花が入ってきた
華山風花「ふう、到着。・・・って」
益子環「あぁ~、たまらんわぁ~・・・って」
「ふぇっ!?」
「あ、あああ・・・」

〇研究施設の玄関前
  目が合った環と風花は思わず絶叫してしまった。そして、その声は遅れてきた塁の耳にも入った。
「ああああああぎゃああああああ!!!!」
一山塁「な、何!?今の絶叫!」

〇研究施設のオフィス
益子環「さ、最悪ですわあああああ!私のプライベートな姿を人様に見せてしまいましたわあああ!!」
華山風花「み、見てねえ!あたしはなんも見てねえぞ!!」
「何かあったの!?」
華山風花「あ、悪いな塁!驚かせたか!?」
一山塁「何事なの!?って、あれ?その子もしかして新メンバー?」

〇研究施設のオフィス
益子環「先ほどは失礼いたしました。私、私立青薔薇女学院高校1年の益子環(ましこたまき)と申します」
一山塁「どうも、わざわざご丁寧に・・・」
華山風花「あんたが益子環・・・なるほど、噂は聞いてるぜ。『外れ知らずポイントハンター』ってあんたなんだろ?」
益子環「ええ、間違いありません。お2人のことも聞いております」
  塁、風花、環はそれぞれ自己紹介を終え、本題に入った。
一山塁「環さん、変身アイテムは今ある?」
益子環「はい、こちらに」
華山風花「お、あるみたいだな。にしても、なんで戦隊のメンバーになりたいって、いきなり?」
益子環「私、実は戦隊ものが大好きだったんです。でも、なかなか話せないし、私が戦隊ヒロインなんて似合わないと思っちゃって・・・」
華山風花「そんなことないだろ?一緒に戦隊やってくれる人がいるのありがたい限りだぜ。だよな、塁?」
一山塁「そうだよ!環さんが入ってくれるだけで心強いよ!」
益子環「お2人共、ありがとうございます!」
益子環「私たちを支えてくれる方々・・・いや、スポーツに関わる方々に最高の環境と平和をお届けするために・・・!」
益子環「私も協力させていただきたいですわ!」
華山風花「ああ、もちろんさ!」
一山塁「頼むわ!あ、そうだ。変身方法は・・・」
  塁は環に変身方法を教えた。
益子環「ありがとうございます、了解しました」
一山塁「よし、それじゃあ・・・」
一山塁「変身、いくよ!」
益子環「はい!」
華山風花「おう!」
「スポーツ・ピース・パワー!!!」

〇仮想空間
「アームドアップ!!!」

〇研究施設のオフィス
ルビースラッガー「悪球一発、炎の一撃!ルビースラッガー!」
トパーズライトニング「雷鳴一発、轟く疾走!トパーズライトニング!」
サファイアシューター「弾ける水しぶき、美麗たる水流の放物線!サファイアシューター!」
サファイアシューター「おお~!私も戦隊ヒロインに変身しましたわ!しかも、ブルーですか!?」
ルビースラッガー「似合っているわよ、環さん!」

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