五輪戦隊スポーツV

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稲妻姫、覚醒/誕生、トパーズライトニング(脚本)

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〇病院の診察室
  塁との会話から三日後、風花は伊吹先生のもとでスタートの体制や走る時のフォームのチェックをしていた。
華山風花「先生、ありがとうございます」
伊吹・フランクリン・水樹「どういたしまして。かなり良くなってきているよ」
華山風花「そう言っていただけるとありがたいです」
  ここで風花はあの話を出した。
華山風花「そういえば一山から聞きました、先生が戦隊ヒロインを作ってるというような話は本当なんですか?」
伊吹・フランクリン・水樹「そうだけど・・・もしかしてやりたいのかい?」
華山風花「はい!あたしのこのスピードを誰かの役に立てたらと思いましたので」
伊吹・フランクリン・水樹「その思い・・・確かに受け取ったよ!ついて来な!」

〇ブリーフィングルーム
伊吹・フランクリン・水樹「塁も来ていたのかい。早いね」
一山塁「伊吹先生、華山さんもお疲れ様です」
華山風花「早いな、一山。それ、変身アイテムか?」
一山塁「そうだよ。伊吹先生、華山さんのはありますよね?」
伊吹・フランクリン・水樹「ああ、もちろんだよ。受け取りな」
華山風花「っし!確かに受け取りましたよ、先生!」
華山風花「そうだ!自分、変身のフレーズとポーズでいいものを考えていたんです。それやりたいんですけど伊吹先生、一山もどうですか?」
一山塁「そうなの?私もやってみたいな。教えて、華山さん!」
伊吹・フランクリン・水樹「私もぜひとも聞きたいね。いいのあるのかい?」
華山風花「こんな感じですけど、どうでしょう?スポーツの平和を守るみたいな感じだと思うのですが・・・」
  風花の考えた変身フレーズとポーズを聞いた伊吹先生と塁の反応は・・・
一山塁「それ、やってみたかったんだ。この戦隊のテーマに合っているんじゃないかなと思ってね」
伊吹・フランクリン・水樹「『スポーツの平和を守る』か・・・いいねぇ、それ!」
伊吹・フランクリン・水樹「この戦隊はそれと同時にスポーツに関わる人々により良い環境を提供するのが目的だからな。そのフレーズはピッタリじゃないかい?」
伊吹・フランクリン・水樹「採用していいだろ?塁」
一山塁「もちろんですとも!」
華山風花「ありがとうございます!それなら、今ここでやってみたいんですけど・・・いいですか?」
一山塁「私もやるわ!」
華山風花「なぁ、これからあんたのこと塁って呼んでいいよな?あたしのことも風花って呼んでほしいし・・・」
一山塁「ふふっ、いいよ、風花」
華山風花「・・・サンキューな。んじゃ、塁・・・」
華山風花「──行くぜ!」
一山塁「うん!」
  2人は風花の提案したフレーズとポーズで変身した。
華山風花「スポーツ!」
一山塁「ピース!」
「パワー!!」

〇仮想空間
「アームドアップ!!」

〇ブリーフィングルーム
ルビースラッガー「悪球一発、炎の一撃!ルビースラッガー!」
トパーズライトニング「雷鳴一発、轟く疾走!トパーズライトニング!」
ルビースラッガー「──できた!上手く行ったわ!」
トパーズライトニング「これが、変身したあたし・・・?」
  部屋の片隅にあった鏡を見た風花は・・・

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