プロミス♡プリンセス

かにチャーハン

指切りを交わした日(脚本)

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〇部屋の扉
  学生寮
  ふぅ・・・・・・昨日は色々と大変だった・・・・・・
  って・・・・・・あれ、誰だろう?
  授業に必要な荷持を取りに向かったあなたの前に誰かが現れた。
???「あなた、昨日からいらっしゃる方ですの?」
  う、うん・・・・・・そうだけど、君は・・・・・・?
  あなたが尋ねると、女の子は持っていたバラを胸の前に掲げ、仁王立ちで喋り始めた。
天塚ちはる「わたくしは水無月財閥よりも優れている、天塚コーポレーションの娘、天塚(あまつか)ちはるですわ」
天塚ちはる「ちはるとお呼びくださいまし」
  は、はあ・・・・・・
  ・・・・・・ところで、君ももしかして?
天塚ちはる「ええ、わたくしもティアラの一員ですわ」
天塚ちはる「よく分かりましたわね?」
天塚ちはる「もしかして・・・あなたは、騎士様ですの?」
  ・・・・・・ま、まぁ一応そうなるけれど・・・・・・
  って・・・え!?
  でもティアラって4人のはずじゃ・・・
  ・・・・・・おかしいな、ティアラって5人いたっけ
天塚ちはる(ギクッ・・・・・・)
天塚ちはる「こっ、細かいことは気にしなくてよろしくってよ!?」
天塚ちはる「私にだって、ちゃーんとティアラの資格があるんですから!」
天塚ちはる「それに、私なんてあのピンク頭の小娘よりも成績が優れていてよ」
  ピンク頭の小娘・・・・・・?
  ・・・・・・桜庭さんのこと!?
天塚ちはる「なんですのあなた、もしかしてあの小娘となにか関係がおありですの?!」
天塚ちはる「隠してないで教えなさい!」
  いや、そういうわけじゃないんだけど・・・
  こ・・・・・・困ったなぁ・・・・・・
  追い詰められていたその時。
桜庭ももか「騎士様、1時間目がもうすぐ始まりますよ〜・・・って、あれ・・・・・・?」
桜庭ももか「あ・・・・・・天塚さん・・・・・・」
  どうやらこの2人には何やら秘密があるらしい。が、今はそれどころでは無いようだ。
天塚ちはる「来たわね、ピンク頭の小娘!」
桜庭ももか「な、何・・・・・・?」
天塚ちはる「どうしてあなたがティアラなの!?納得いきませんわ!」
桜庭ももか「そ、それは私には分からない・・・・・・」
天塚ちはる「いいえ!なにか裏があるに違いないですわ、隠さずにさっさと教えなさい!」
桜庭ももか「なにも隠してなんか居ないよ・・・・・・」
天塚ちはる「じゃあ、どうして最終試験では不合格だった、落ちこぼれのあなたがティアラなんですの!?なぜ私では無いの!?」
桜庭ももか「そ・・・それは・・・」
  やめろ!
天塚ちはる「っ・・・・・・!」
  桜庭さん、困ってるだろ?・・・それにどういう事なんだ?何で、桜庭さんがティアラって分かるんだ?
  それに、君・・・・・・
  いいかけた時、ものすごいスピードで逃げてしまった
  あっ!待てー!
  (・・・・・・なんか怪しかったな、今の・・・・・・)
  桜庭さん、大丈夫?
桜庭ももか「あ・・・・・・はい!だ、大丈夫です!」
桜庭ももか「そ、それより、今日は体育ですよ!」
桜庭ももか「早く行かないと、遅れてしまいますよ!」
  そ、そうだな・・・・・・急ごうか
  2人は早歩きで体育館へと向かった。

〇体育館の舞台
城之内優「今日の体育の授業は、シャトルランです」
城之内優「今日はテストを兼ねてやるから、いつもより少し厳しめで行くぞ。いいかな?」
  体育兼保健室の教師の城之内優が、女子生徒全員に話し始めた。
桜庭ももか「えーっ、シャトルラン!?」
フランシス・アサクラ「Oh my gosh...走るの苦手なのに・・・」
  どうやら、桜庭とフランシスの2人は運動が苦手のようだ。一方この3人は・・・
相沢かりん「走るの・・・大好き」
水無月あおば「日頃から鍛えておいたかいがありましたわ」
天塚ちはる「私がどれだけ優れているか、日頃の実力と運動量で見せつけてやりますわ」
  この3人はどうやら自信があるらしい。
城之内優「皆がいい感じにザワついてきた所で・・・今日はせっかくだから・・・」
  うっ・・・・・・何故か視線を感じる・・・・・・
  視線を感じる方に目を向けると、城之内が満足そうな、だけど呼びたそうな目でこちらを見ていた。
  うっ・・・・・・!やっぱり・・・・・・
城之内優「うん、お手本として騎士くんに走ってもらおう!」
  えーっ、俺がですか!?
城之内優「大丈夫だって、騎士である君ならできるって!」
  (うへ〜・・・マジかよ〜・・・)
城之内優「さぁ、走った走った!どこまで走れるか、試させてもらうぞ〜」
相沢かりん「頑張って・・・」
天塚ちはる「せいぜい頑張るがいいですわ」
水無月あおば「頑張ってくださいね」
桜庭ももか「騎士様、頑張ってください!!」
フランシス・アサクラ「Fighting!」
  え、ええ〜・・・
  ま、まぁ・・・・・・頑張ってみます・・・・・・
  こうしてあなたは、シャトルランの見本としてひたすら走らされる羽目になった。

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